たびらいスタッフが「レイトチェックアウト・2食付きたびらい限定プラン」で宿泊体験! <食事編> | 赤沢迎賓館

2025年10月からしつらえ新たにゲストをお迎えしている、静岡・伊豆高原の赤沢迎賓館。たびらいスタッフが実際に宿泊しながら取材を行ってきました! 今回は夕食と朝食を実食レポート。新しい料理長である井出氏が就任し、食事も一新していましたよ。宿泊プランは「【たびらい限定チェックアウト12:00】1泊2食付き」という、普段より1時間チェックアウト時間が長いスペシャルプラン。
新しくなった料理長の元、繰り出される見事な料理は驚きの連続。毎月替わる赤沢迎賓館の旬の料理と、食後の過ごし方を徹底レポートします。特典であるレイトチェックアウトを有効活用しました! 気になる<客室編>はこちらから。
たびらい限定プランのポイント
- チェックアウトが12時(通常より1時間長い)
- 一新した日本料理の夕食・朝食付き
<夕食>料理の様子がよく見えるオープンキッチンで期待感高まる
夕食が待ちきれなくて早めに来たたびらいスタッフ。案内されたソファスペースの隣では、料理人さんたちが忙しく調理している様子を間近で見学できます。私たちと目が合うとにっこり。忙しくても、私たちをおもてなししてくれる気持ちが伝わってきます。
食事処は客室ごとに分けられた個室。掘り炬燵になっていて、足元にはなんとクッションが。足裏が気持ちよく、冬でも温かそう。厚みのある柔らかなおしぼりにも驚きました。みなさん、おしぼりに驚くことなんてありますか??
早速、ドリンクもオーダー。静岡地酒の飲み比べセット(本日は「正雪」「磯自慢」「志太泉」)はどれも甘く爽やかで、普段はそこまで飲まない私にとっては大変飲みやすい日本酒。もう一人のスタッフは伊豆東部で醸造されている「Usamiビール」を。苦みが抑えられていて、どんな料理にも合いそうな味わいです。
夕食スタート。食材と食器の組み合わせは赤沢迎賓館の変わらないこだわり
今回は神無月の献立をいただきます。まずは花が描かれた器に盛りつけられた先付け。舌触りが滑らかな落花生豆腐は、鮮魚や生ウニと一緒に。続いて鮪、サーモンマリネ、太刀魚、イサキ、アジ、カンパチといった海の幸を土佐醤油や白ポン酢で。「白身魚は白ポン酢で、赤身魚は土佐醤油で」とのおすすめ通りいただいてみることに。
漆黒の器に黄色が映えるお椀は、菊の花が満開。中には帆立の真丈とさざえが。出汁には赤沢迎賓館自慢の海洋深層水が使われています。
見た目も楽しい「組肴」は、ひとつの世界のような演出
約10種類もの料理が盛り付けられた大きなカゴが運ばれてくると、思わず歓声を上げてしまった私たち。それほどまでに、彩も美しく器にもこだわりを感じます。早速、スタッフさんが真ん中の2段重ねの器の蓋を開けてくれると、中には鰻と根菜の春巻きに、焼きいもカステラが。温かいまま食べてもらうために、下段には温められた熱々の石が入れてあります。この石のおかげで最後まで風味を楽しみながら、温かい料理を食べることができました!
さらに香り焼きにした伊勢海老は、身が詰まっていて柔らかく、箸で簡単にほぐすことができます。添えられているのはアサリやホウレンソウ、蓮根、長芋、蕃茄(トマト)。こちらにも海洋深層水が使われています。
柿の木茸、たもぎ茸、舞茸が入った牛肉きのこ鍋、松茸の釜焚きご飯と続きます。秋に美味しい食材がたっぷり使われていて、きのこ好きな私としては最高のタイミングとなりました。
<朝食>2階の食事処へ。庭が見下ろせるテーブル席で
朝食は8時からとゆったりだったので、その前に客室風呂でのんびりと朝風呂を楽しんだスタッフ。すっかりお腹が空きました。エレベーターで2階に上がると、お庭を眺められるテーブル席の個室に案内されました。紙でできた楊枝入れのデザインがかわいくて、こういった細かいところにも赤沢迎賓館のこだわりが出ているな~と感銘を受けました。
やっぱり期待以上。朝食も創意工夫のコース仕立て
「おめざは海洋深層水を使ったゼリーでございます」と言って出していただいたのは、竹で作った器に入ったゼリー。静岡産の蜜柑ジュースに、海洋深層水で作ったゼリーが浸っています。つるんとしたのど越しと酸味の爽やかで、まさに「おめざ」。良い朝食のスタートです。
伊豆高原野菜と数種類の鮮魚が使われているサラダは、玉ねぎのドレッシングが和えてあります。ポイントは素揚げした牛蒡。香ばしく歯ざわりの良い牛蒡がサラダを格上げしていました。「この玉ねぎドレッシングが市販されていたら、絶対に買って帰りたい!」と思うほど好みの味でした。
鯖の一汐干しが乗ったお盆には、出汁がじゅわっと染み出るふわふわの玉子焼き、マグロの山掛け、茄子の煮物、伊豆牛の味噌、炙り明太子などなど、食欲が湧き出てくる一品ばかり。ほどなくして運ばれてきた海宝汁には静岡産の金目鯛が。金目鯛や小蛤、根菜などから出た旨味が溶け込んだ白みそ仕立てのお碗は甘く、「海宝汁」と呼ぶのにふさわしい贅沢な味わいでした。
レイトチェックアウトなのでゆとりの食後時間
お腹いっぱいの朝食後は、急いで部屋に帰らずに館内をぶらぶら。今回は、たびらい限定の12時チェックアウト付きのプランなので、だいぶのんびり過ごせます! 私服に着替えたら、まずは中庭を望みながらお茶が飲めるラウンジへ。広い場所ではありませんが、混雑する場所でもないので食後のリラックスにぴったり。コーヒー、ティーバッグで淹れる紅茶やお茶などを自由に楽しむことができます。
またフロント前にあるスーベニアショップには、赤沢迎賓館がセレクトする地元の作家ものや工芸品などが並びます。ちょっとしたセレクトショップと言えるほど、センスの良い品が並んでいます。これらをじっくり眺める朝時間はなんと豊かでしょうか。
チェックアウトまでまだまだ時間があるので、スタッフは昨日に続き2回目の赤沢スパへ向かうことにしました。
食材と器の取り合わせが見事な食事。ゆっくり丁寧に食べたくなる
2025年10月に料理長もバトンタッチし、新しい1ページが始まった赤沢迎賓館の夕食と朝食。単純明快というよりは、組み合わせの面白さ、重ねることで生まれる複雑さが味わえる奥深い料理といった印象です。その料理をさらに引き立てる器にもこだわりがあり、お皿が運ばれてくると誰もがうれしい喜びの声を上げたくなるはず。
食事処はプライバシーが適度に保たれた、眺望の良い個室。ゆっくりと料理に向き合いたくなる贅沢さがあります。
今回は、赤沢迎賓館とたびらいがコラボした「たびらい限定」のレイトチェックアウト付きの宿泊プランなので、朝食後の時間もかなりゆとりが。館内を見学したり、お茶を楽しんだり、大浴場や赤沢スパに向かうのもいいですね。客室についての宿泊体験記はこちらから。
ぜひ、同じプランで宿泊したいと思ったらオレンジ色の「たびらい限定プランはこちら」ボタンから赤沢迎賓館のサイトをご覧ください。
東伊豆 > 伊豆高原
赤沢迎賓館
夕朝食付 2名1室
88,600円〜(税込)


































