たびらい限定「レイトチェックアウトプラン」利用! しつらえを一新した大人宿で、たびらいが宿泊体験<客室編> | 赤沢迎賓館

日本建築の美しさが際立つ静岡・伊豆高原の赤沢迎賓館。2025年10月にしつらえを新しくし、再びゲストを迎えています。今回は、たびらいスタッフが実際に宿泊しながら取材を行ってきました!
宿泊プランは「【たびらい限定チェックアウト12:00】1泊2食付き」という、普段より1時間チェックアウト時間が長いスペシャルプラン。私たちが泊ったのは、15室しかない客室のひとつ「もくれん」です。泊まらないとわからない、赤沢迎賓館のこだわりと居心地を徹底レビューします。気になる<食事編>はこちら。
たびらい限定プランのポイント
- チェックアウトが12時(通常より1時間長い)
- 一新した日本料理の夕食・朝食付き
今日はいちゲストとして、体験宿泊させていただきます
静岡在住スタッフとして、普段はスーツ姿で訪れる赤沢迎賓館ですが、本日は身も心もすっかり赤沢迎賓館のゲストとしてお邪魔しました。私たちの車がエントランスに入るときには、すでに玄関でスタッフさんがお出迎え。車から降りると、さっと荷物を運んでくれました。車寄せも十分なスペースがあり、空間の贅沢さが漂っています。
少し早めに到着したのですが、すでにお部屋の準備が整っているとのことで、チェックインは客室で。庭が見渡せる大きな窓のおかげで明るく、テレビには赤沢迎賓館の館内案内が映されています。わたしたちの担当は、グループ施設の赤沢温泉ホテルからいらっしゃったスタッフさん。「赤沢迎賓館は細かなところまでこだわりがあるので、実は覚えることがたくさんあります」と笑っていました! そんなスタッフさんに怒涛の質問攻めをしてしまいましたが、どんな角度の質問にも詳細に答えてくださったのが印象的でした。
和菓子と静岡茶をいただいたら、さっそく客室を見ていきましょう。
シーンごとに分けて着られる浴衣・館内着・パジャマが秀逸
部屋での時間もゲストがくつろげるように、これまでの浴衣に加え、館内着やパジャマが標準装備されています。浴衣は帯の色がリバーシブルになっていて、夕食や朝食に行くのに着ていくと赤沢迎賓館の雰囲気にぴったり。木製のコンパクトな手提げバッグと相性抜群です。館内で浴衣とバッグ姿のゲストを見かけるとすごく素敵でしたよ。
また、スパや大浴場に行く際はジャージー素材の館内着が便利。ジャージー素材で伸びるので、脱ぎ着がとても楽ちんです。ウエストはゴム素材なので、夕食を食べ過ぎた場合でもお腹周りが目立ちません!また、寝るときに良かったのがワンピースのパジャマです。浴衣だとどうしてもはだけてしまいますし、寝間着として専用パジャマがあるのは嬉しいおもてなしだなと思います。綿100%で肌触りがよく、贅沢な気分になれました。
客室の冷蔵庫には瓶ビール、炭酸水、海洋深層水で淹れられたグリーンアールグレイティーがセット。ほかに常温の海洋深層水のペットボトルが2本置いてあります。部屋で過ごす時間も飲みものは困りません。
客室露天風呂が石風呂へ一新
全15室の客室にはすべてに露天風呂が備わっています。客室の露天風呂は檜から伊豆石に一新され、より洗練された雰囲気が漂っています。縁側も広く、外気浴にも気持ちよい空間。驚きなのは、客室風呂にも海洋深層水が使われていること。赤沢沖の深海800メートルから汲み上げる太古の水で、客室風呂の塩分濃度は5%とのこと。確かに若干体が浮く感じがします。半身浴も楽にでき、つい長湯しちゃいますね。目の前の植木と奥の森の緑が目にやさしく、心身ともにリフレッシュできます。
スタッフが感動したのは、浴室の「レインシャワー」。たっぷりのシャワーがまるでスコールの様に落ちてくる様子は、ただシャワーを浴びるという機能面を超えて美しかった…。シャンプー類のアメニティはDHCで、洗い心地はしっとり。ボトルもおしゃれなので統一感があります。
洗面所も木と石で構成されており、洗面台は2つのゆとりの空間。照明付きの拡大鏡や手鏡、風量の豊富なドライヤーなどが揃っており、ゲストは何も持っていかなくて大丈夫です。
格子の天井や聚落壁などの日本建築が随所に
以前までは布団を敷いていましたが、2025年10月を機にセミダブルのマットレスに。畳の小上がりに設置されたマットレスはベッドの脚がない分、腰を掛けやすく動線もスムーズでした。格子天井、照明が付く障子、ダウンライトが趣深い床の間と、和の建築美が随所に発揮されています。特に、仰向けになると目に入る格子天井は美しく、贅沢な気持ちにさせてくれました。
また、客室の入口にある洗面台の奥には木の食器棚が。こちらも照明が入っており、繊細な縦格子からは奥の食器がちらっと見えて奥ゆかしい雰囲気です。
スタッフが気になった細かなこだわり
客室での時間も贅沢な赤沢迎賓館。たびらいスタッフが気になったこだわりポイントをご紹介します。
まずは洗面所の天井。網代天井と呼ばれる日本建築の用法で、木や草、竹などを組んで作られるものです。竿縁(さおぶち)という天井板を使わないので、デザインを邪魔せずすっきりと見せています。編んでいる方向で光沢が異なっていて、しばらく天井を見上げてしまいました。リビングや寝室には格子天井が使われており、こちらも見どころです。
トイレにもこだわりがあるのに驚きました。細長い床の間が設えてあり、そこに小さな生花が生けられています。トイレにいながらにして心が落ち着く空間美…。素晴らしいの一言です。アメニティはブラシやシャンプーハット、コットン類などが準備万端。ゲストはなんにも持ってこなくて大丈夫です。
最後はBOSEのスピーカー。和室にもしっくりなじむコンパクトスピーカーは、Bluetoothにつなげばスマートフォンなどから簡単に好きな曲を流せます。縁側に持ち出して景色を楽しむ時間にするのもいいですね。
より快適になった赤沢迎賓館の客室
今回は「しつらえを新たに」をテーマに再びゲストをお迎えしている赤沢迎賓館の客室をじっくりとレビューしました。大浴場やスパなど、客室以外にも魅力が豊富ななかでも、客室にずっと居たくなる工夫が随所に配され、一つ一つをゆっくり眺めるのがとてもいい時間になりました。
今回は「たびらい限定」のレイトチェックアウトプランを利用したので、気持ちにもゆとりが生まれました。ぜひ、同じプランで宿泊したいと思ったらオレンジ色の「たびらい限定プランはこちら」ボタンから赤沢迎賓館のサイトをご覧ください。食事の体験記事はこちらから。
東伊豆 > 伊豆高原
赤沢迎賓館
夕朝食付 2名1室
88,600円〜(税込)


























