季節限定! 家康が愛した「折戸茄子」を堪能できる宿泊プランを販売中 | 天女の館 羽衣ホテル

世界文化遺産・三保松原の中に唯一建つ老舗旅館「天女の館 羽衣ホテル」にて、今年も三保名産の「折戸茄子(おりどなす)」を取り入れた本格会席を味わえる宿泊プランの販売が開始しています。折戸茄子は限られた農家で生産され、市場でもなかなか出回らない希少な茄子。この記事では静岡に住むたびらいのローカリストが、プランの概要と魅力をお届けします。
地域と歴史が育んだ折戸茄子を、期間限定で味わえる
その年の収穫量にもよりますが、「折戸茄子会席」が味わえるのは例年6~10月の季節限定なんだそう。“まんまる”とした愛らしい形が印象的な折戸茄子は、一般的な茄子に比べて水分が少なく、ギュッと実が引き締まっているのが特徴です。とても濃厚で甘い味わいを楽しめだけでなく、肉厚で食べ応えも抜群なんですよ。
折戸茄子は、静岡県三保・折戸地区で江戸時代から栽培が始まり、かつて徳川家に献上され、徳川家康が好んで食べたことでも知られています。その後農業情勢の変化により、長らく栽培が途絶えていましたが、地元農家による折戸茄子を復活させようという動きから、現代に再び復活を遂げたそう。
たびらいローカリストからの一言!
茄子の最高峰ともいえる折戸茄子を「天女の館 羽衣ホテル」の料理長・正田秀之氏が、彩り鮮やかな季節の会席料理に仕立てて提供します。日本料理の匠とも呼ばれている正田氏は、農林水産省認定の「日本食普及の親善大使」も務め、その見識と力量を認められている人物です。季節感を大切に、繊細な匠の技が光る本格会席料理をぜひこの機会に味わってみて。
ちなみに、初夢に見ると縁起がいいとされることわざ「一富士 二鷹 三茄子」の茄子は、折戸茄子を指しているんだとか。折戸茄子を食べれば、縁起の良さにあやかれるかもしれませんね。江戸時代に徳川家康にも愛された縁起のいい幻の茄子を堪能し、歴史に思いを馳せるひとときを。旬を迎える折戸茄子を味わい、ひと足早く夏の味覚を満喫する旅に出掛けてみてはいかが。
「天女の館 羽衣ホテル」プラン概要
※プランの内容や料金は、2025年6月6日時点のものです
静岡・清水 > 清水
天女の館 羽衣ホテル
夕朝食付 2名1室
39,600円〜(税込)