【スタッフブログ】三保に新しいお菓子誕生。羽衣ホテルの女将お手製 | 天女の館 羽衣ホテル

三保松原(みほのまつばら)に舞い降りた天女が、羽衣を返してもらうために舞を舞ったという伝説が残る三保。三保という地にとって、天女や羽衣、松がある地に生える松露(きのこ)は縁の深いものです。三保松原の保全活動にも参加しているという、天女の館 羽衣ホテルの女将さんが、今回羽衣ホテルオリジナルのお菓子を誕生させたと聞き、早速たびらいスタッフが取材に行ってきました。
お菓子誕生のきっかけは「三保を代表するお菓子がない」こと

富士山世界文化遺産の構成資産として認定された「三保松原」。荘厳で雄大な富士山と緑深い松原の景色が生み出す美しさは、日本人だけでなく外国人観光客の心も捉えて離しません。そんな三保には意外にも、土地を代表するお菓子がないのだそう。今回、「三保松原」に建つ唯一の旅館である天女の館 羽衣ホテルの女将さんが、三保への人並ならぬ愛をお菓子に表現しました。
海の輝きを表した「三保のキラキラ」

「三保のキラキラ」と名付けられた宝石のようなお菓子に、たびらいスタッフの目は釘付けです。三保の海がキラキラと輝く様子を表現したお菓子は、干菓子の寒氷。寒氷とは、寒天と砂糖を練り固めた生地を乾燥させたお菓子で、しゃりっとした食感がまるで氷のよう。プリズムを通したような七色の光にも見えますし、浜辺にたどり着いたシーグラスのようにも見えてとっても素敵です。
ほろっとして、口で溶ける「羽衣松露」と「吉祥天女」

「羽衣松露」と「吉祥天女」という名前が付けられた焼き菓子。こちらは卵白と砂糖で練った生地を、空気を含む軽い食感に焼き上げました。口にした瞬間に、ほろほろと溶けていくやさしいお菓子。松林に生える松露(きのこ)や、天女が舞う際にイメージされる花をモチーフにした焼き菓子は、贈り物にも喜ばれます。日本茶、コーヒー、紅茶、どれにでも合う上品な仕上がりです。
手作りなので数は限定。パッケージも凝っています

「羽衣松露」「吉祥天女」「三保のキラキラ」に、天女や富士山が描かれた「ふやきせんべい」まですべて入った玉手箱(写真中央)もあります。上品な包装を施したパッケージは、お土産にも自分用にもおすすめ。数に限りがありますが、事前に予約か、羽衣ホテルの売店やベーカリーショップで直接購入することができます。
オリジナルのお菓子をお土産にして、羽衣ホテル滞在の余韻を自宅に持ち帰り
「三保松原」に位置する希少な宿、天女の館 羽衣ホテルの女将さんが新しく生み出したお菓子の数々。三保への深い愛が詰まっています。このホテルで触れた、天女伝説や三保松原、富士山の魅力をお菓子に託して、ぜひ帰宅後も余韻に浸ってみてはいかがでしょう。贈り物にしてもきっと喜ばれるはず。
静岡・清水 > 清水
天女の館 羽衣ホテル
夕朝食付 2名1室
39,600円〜(税込)