創業家の自宅を貸切別邸に。専用サウナもある「石楠花(しゃくなげ)」 | おちあいろう

2024年に創業150周年を迎えたおちあいろう。初代と2代目の主人が自宅として使っていた3階建ての建物をリニューアルし、貸切別邸「石楠花(しゃくなげ)」としてオープンしました。本館と同じく、こちらの建物も国の登録有形文化財。当時の匠の技が光る貴重な建具やしつらえは生かしながら、快適に滞在できる別邸へと生まれ変わりました。おちあいろうに宿泊する喜びはそのままに、547平米の建物全部を貸し切りで使うことができる貴重な施設の誕生です。
最大12名まで宿泊できるので、家族や仲間とプライベート時間を楽しむことも。また、贅沢に二人っきりで過ごすこともできます。誰とどんなふうに過ごすかはゲスト次第。
リビングスペースを備えた寝室は3つ

「石楠花(しゃくなげ)」には、全部で3つの寝室が備わっています。1階には定員4名の部屋がひとつ、2階に定員4名の部屋が2つ。そのすべてにリビングスペースと独立した洗面、浴室があり、家族やグループで利用してもプライベートが保たれます。リビングスペースには床暖房が設置されており、通年快適に過ごすことが。

3つの部屋のすべてに、外を眺めるリビングスペースが備わっています。どの部屋も庭木の緑を眺め、ほっと落ち着いた時間を過ごすことができるでしょう。木枠の引き戸や障子戸が、登録有形文化財の宿に泊まっているという高揚感に一役買っています。

なんともモダンなシャワールームと洗面スペース。西洋文化が伝来したころの明治期のムードが漂います。本館や眠雲亭には見られない、特別な空間を楽しんでください。
3面をガラスで囲まれた、明るいリビング・ダイニング

主人の自宅時代の名残がある、リビング・ダイニング。初代おちあいろう主人が大切にしていた蜘蛛や山をモチーフにした欄間はそのまま生かされています。最大で12名が一堂に会せるダイニングテーブル、85インチの大型テレビ、ゆとりあるL字型ソファが配され、ゲストが長く滞在しても居心地の良さが続く空間。3面に大きく配された窓からは、庭木の緑と明るい光が差し込みます。

朝・夕の食事は、本館とは一味違う様式。ここでは専用の調理スタッフがキッチンに立ち、付きっ切りで出来立てを振舞ってくれます。「石楠花(しゃくなげ)」では、特別さこの上ない過ごし方がかないます。
石楠花(しゃくなげ)専用の露天風呂、サウナ、内風呂が備わっている

目の前を流れる狩野川のせせらぎが聞こえてくる緑豊かな屋外空間に、贅沢な温泉露天風呂が鎮座しています。湯船につかりながら星空を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそう。深呼吸をしてみたくなります。

おちあいろうといえば、サウナ。「石楠花(しゃくなげ)」にも囲炉裏サウナと名付けられた特別なサウナがあります。harvia社製のサウナストーブの周りを囲む床板に座って、ロウリュも好きなだけどうぞ。5名~7名ほどがゆとりをもって利用できます。すぐに外に出ることもでき、外気浴にも最適。窓もあり、非常に快適に過ごせます。サウナを出たところには水風呂もあります。

明るい光が注ぎ込む内風呂。窓を開放すれば、川の流れる音や風を感じる空間です。湯桶と風呂椅子は本館で使っているものと同じものを採用。漆塗りがされており耐久性も抜群だそう。おちあいろうのショップで販売もしているので、旅の思い出にいかがですか。
専用の玄関を持ち、特別な滞在を約束してくれる別邸「石楠花(しゃくなげ)」

フロントのある建物玄関のすぐ横にある「石楠花(しゃくなげ)」。誰もが利用できるラウンジにも行きやすく、それでいてプライベートが保たれる独立した建物です。すぐ隣には貴重な品々を展示保管している蔵もあり、いつでも見学可能。ぜひ、おちあいろうの歴史に触れてみてください。
2024年12月に誕生。おちあいろうの貸切別邸「石楠花(しゃくなげ)」
2024年12月、おちあいろうの主人が2代にわたり大切に使ってきた自宅が、貸切別邸「石楠花(しゃくなげ)」として蘇りました。当時の匠による貴重な建具やしつらえは残しつつも、最大12名のゲストが快適でプライベートを保ちながら滞在できるようリニューアル。3つの寝室、大勢が集まれるリビング・ダイニング、専用の露天風呂やサウナを有しています。おちあいろうのオリジナリティーを十分に発揮し、さらなる快適性を追求している特別な場所。おちあいろう馴染みのゲストにも初めましてのゲストにも、一度泊まってみてほしい新しいスポットです。
おちあいろうの貸切別邸「石楠花(しゃくなげ)」の基本情報
場所/おちあいろう敷地内
価格/1泊1棟大人2名:60万円、1名追加料金:6万円
※税サ込み、1泊2食付き
定員/12名
中伊豆 > 修善寺・天城
おちあいろう
夕朝食付 2名1室
148,000円〜(税込)