ととのえ親方が手がけたサウナも! 個性豊かな4種のサウナ | おちあいろう

湯ヶ島温泉に佇む登録有形文化財の宿「おちあいろう」では、その建築美や心のこもったサービスのほか、趣向を凝らした多様なサウナの存在も宿泊者の心を掴むポイントです。
館内には、2つの大浴場にある「茶室サウナ」と「天狗サウナ」、また川辺にある「バレルサウナ」、そして2025年9月「星の湯」に増設されたドライサウナを合わせて計4種類のサウナがあります。
この記事では、おちあいろうのそれぞれ異なる趣向をもつサウナについて紹介します。
男女水着着用で入れる、「天狗の湯」のサウナ
2025年9月のリニューアルで、かつて男女別だった大浴場「天狗の湯」は水着や湯浴み着を着用して入る混浴サーマルスプリングへと生まれ変わりました。併設のサウナは、温泉が流れ込む造りになっており、保温性の高い癒しの空間。古民家造りの趣を残しながらもモダンな意匠が加えられ、サウナ室の壁一面には柔らかな香りが漂うヒノキが敷き詰められています。
天狗の湯では、野趣あふれる露天風呂や洞窟風呂とサウナの交互浴も可能。川の水を含んだ水風呂もあり、クールダウンもできますよ。
“ととのえ親方”が手がけた、茶室サウナ
月の湯から続く通路の先にあるのが、「茶室サウナ」。プロサウナーとして注目を集める業界第一人者・松尾大氏が手がけたもので、プロのサウナーが選出するランキングに、2019年・2020年と2年連続でランクインするほどの人気ぶり。
宿の主人はこのサウナに入って魅力に目覚め、今や毎日のようにさまざまな施設へ通うほど“サウナ-”になったそう。趣向を凝らした室内に足を踏み入れれば、魅了されるファンが多いのも納得です。
サウナの下にある水風呂は狩野川の清流をそのまま引き込んでおり、自然の水音まで体感できますよ。
清流のそばで“ととのう” 川辺サウナ
アウトドアやサウナ好きなら一度は体験してみたい、大自然を感じながらのバレルサウナ。
こちらは、宿の敷地内を流れる狩野川の畔に建っており、目の前の川が水風呂代わりという非日常体験が叶います。寒い時期は川の水温が下がるため、河畔に水風呂と温泉が設置されるのでご安心を。
バレルサウナの室内では、サウナストーンに水をかける「ロウリュ」で好みの湿度と温度に調整が可能です。
夜の予約時間は3回に分かれており、1回あたり75分間貸し切ることが可能。人気なので、早めの予約がおすすめです。
1日1組限定のサウナ貸切プランも!
季節によって、1日1組限定24時間ステイプランの販売もあります。
12時にアーリーチェックインして、到着日の12時〜14時まで貸切でゆっくりサウナを堪能。プランには、軽食の静岡産牛のビーフカレー、駿河湾産しらす丼、修善寺椎茸うどん(温・冷)の軽食も付いており、滞在中の飲み物、貸切露天風呂、館内見学ツアーまですべて料金に含まれています。
詳しくは公式サイトのプランページをご確認ください。
「おちあいろう」サウナの基本情報
■天狗サウナ
・場所/「天狗の湯」併設
・利用時間/15時~23時(混浴)、5時~11時(混浴)
※23時~5時は利用不可
■茶室サウナ
・場所/「月の湯」併設
・利用時間/15時~23時(女性専用)、5時~11時(男性専用)
※23時~5時は利用不可
■ドライサウナ
・場所/「星の湯」併設
・利用時間/15時~23時(男性専用)、5時~11時(女性専用)
※23時~5時は利用不可
■バレルサウナ
・場所/狩野川併設
・時間/75分間貸切
・金額/10,000円(1人)
※貸し出し:タオル、サウナウェア、サウナ帽子、ロウリュセット、ウォーターシューズ
中伊豆 > 修善寺・天城
おちあいろう
夕朝食付 2名1室
122,000円〜(税込)




















