【スタッフブログ】一度食べたらファンになるフレンチのディナー | ホテルニューアカオ

フレンチの会場はレストラン「ボヌール」。どの席からも相模灘の絶景を見ることができる、パノラマビューが自慢ですよ。日が暮れていく様子を見ながらがオススメなので、予約時間は早めが吉!
昭和レトロな雰囲気がいいと、若い世代にも注目されているホテルニューアカオ。劇場のような大きなビュッフェダイニングが人気ですが、ここはフレンチも良いのです! 「ホテルニューアカオのディナーは、毎回フレンチを選ぶ」というたびらいスタッフが、春のホテルニューアカオにお邪魔してきました。

ワインはフランスを中心に常時90種以上! 日本の野菜を使った料理にも合うよう、日本のワインも多くリストアップされています。春にスタッフがお邪魔したときは南アフリカのワインもありましたよ。

ワインに詳しいホテルスタッフが料理とペアリングしてくれるので、ここはお任せ。シーズナルコースにあわせたワインペアリング(グラス4杯、5800円)はゲストに好評なのだとか。ワインに詳しくなくても、奥深いワインの世界をじっくり楽しめました。

バゲットの上に子羊のパテとモッツァレラチーズが乗った、小さなアミューズ。石を模したおしゃれなプレートに乗っていて、食べる前からワクワクしっぱなしでした。スパークリングワインと相性抜群で、「いよいよフレンチのコースが始まる!」という高揚感でいっぱい。

ひとつ目のオードブルは、断面が美しいサーモンと春野菜のテリーヌ。素材の味が活きるように、あえて濃すぎず、適度に仕上げたソースが絶妙でした。魚と野菜の料理に合わせて、南アフリカのロゼワインをペアリングしてもらいましたよ。

三島野菜のカリフラワーが、溶け込んだイタリア産チーズと相まって濃厚な味わいのポタージュに。クラッカーに乗ったエディブルフラワーや葉物野菜が華やかな一品に仕立てています。そして、黒い粉末は食べることができる炭。ポタージュの白と対象的で、お皿を引き締めています。ワインはスープと同系色の白を合わせて。

そしてメインディッシュは、国産牛ロースのポワレ。さくさくのパートフィローで包まれていて、食べる楽しみが倍増です。お肉の下にはクスクスが隠れていました。ヨモギに似たほろ苦さと香りを持つエストラゴンマスタードに、和風塩こうじを合わせたソースをディップしていただくのは初めて! お供のワインは南フランス・ヴィオニエの赤。華やかな香りを楽しんでから口にするのがオススメです。

「熱海不知火とローズガーデン」と名の付くデザートプレート。熱海不知火とは地元熱海の温暖な気候で育ったデコポンです。柑橘のフレッシュな風味に、バラのアイスとローズヒップのゼリーが添えられ、まさに春の庭園を感じさせる爽やかな一皿でした。

フレンチの「ボヌール」と日本料理の「舞扇」でのみ対応してくれる、アニバーサリープレート。飾り切りで仕上げたリンゴが目を引きますよね。チョコレートのあしらいは、名前を入れることもできますよ。フレンチでお祝いしたいときは、ぜひ利用してみてくださいね。

「ボヌール」での夕食を選んだゲストは、朝食も「ボヌール」でいただきます。大きな窓から差し込む朝陽で明るい会場は、ビュッフェとはまた違う落ち着きがあります。名物は脂が乗った大きなアジの干物。フレンチの翌日は、定番の和定食が嬉しい朝ごはんです。

朝食後はテイクアウトできるコーヒーを持って、お隣のオーシャン・ウイング館にあるガーデンロビーへ。スタッフはブランコを楽しみました。目の前にはどこまでも続く、きらめく絶景。何度も来たくなるホテルです。
三島西麓で採れた季節の野菜や温暖な気候で育った柑橘、また駿河湾、相模灘といった近海で揚がった新鮮な旬の魚介をその食材を活かした調理法で仕上げるフレンチは、美しく現代的。季節ごとにメニューが変わるので、リピーターにとっても行くたびに新鮮で、楽しみになります。おそらく、次にお邪魔するときもフレンチになりそうな予感。夕食・朝食ともにテーブルに料理が運ばれてくるので、ビュッフェとはまたひと味違い落ち着いて食事できるのも魅力ですよ。
ランチに熱海の町でローカルの海鮮料理を楽しんだら、夕食はホテルのフレンチを堪能…そんな滞在もオススメです。みなさんもぜひお試しを。
・場所/ホライゾン・ウイング3階「レストラン ボヌール」
・夕食時間/17時~21時30分(最終入店20時)
・朝食時間/7時~10時(最終入店9時30分)
※食材やメニューは時期や仕入れの状況により異なる場合があります
熱海
ホテルニューアカオ
夕朝食付 2名1室
32,600円〜(税込)