伊豆最古の温泉地と伝わる修善寺温泉は、多くの文豪にも愛された歴史ある湯。数百年続く老舗の宿が存在する一方で、現代の息吹を感じる施設も誕生しています。いつ行っても新しい発見がある修善寺を旅してみませんか? おすすめ宿を5つ厳選して紹介します。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
夕朝食付 2名1室
148,000円〜(税込)
旧幕臣の山岡鉄舟がその名を授けた、修善寺を代表する高級宿「おちあいろう」。島崎藤村や川端康成、林芙美子といった文人墨客が訪れたことでも有名です。敷地内の計7棟が国の登録有形文化財で、明治初期から変わらない姿を守り続けています。座り心地のよいチェアやソファを備えた1階のラウンジには、挽きたてのコーヒーや地元・静岡のドリンク、プリンなどの甘味が。サーバーから注ぐ生ビールも全て、オールインクルーシブです。ワインは赤・白に加えてスパークリングまで揃っています。館内には3種類のサウナがあり、中でもおすすめなのが「茶室サウナ」です。「ととのえ親方」の愛称で知られる松尾大氏が手がけていて、プロのサウナーが選出するランキングに2年連続でランクインしました。
夕朝食付 2名1室
43,700円〜(税込)
「ホテルラフォーレ修善寺 山紫水明」は、全室が温泉露天風呂付きという贅沢な宿。部屋を一歩も出ずに、肌触りのよい修善寺温泉の湯を満喫できます。44平米~62平米の広々とした客室から、晴れた日には富士山の雄大な姿も望めますよ。約50万坪の広大な敷地内に、2023年4月ジップラインがオープンしました。片道約365メートル・高低差最大約26メートルを、時速40キロ以上で駆け抜けるコースです。ホテル併設のゴルフ場や、早朝・夜もプレイ可能なテニスコートもあり、存分にアクティビティを満喫できます。夕食は3つのレストランか、部屋食限定のお重スタイルからセレクト。部屋食は、愛犬と一緒に食事したいというワンちゃん連れのゲストに好評です。
「修善寺離れ宿 鬼の栖」は、2023年2月に誕生したばかりの宿。12歳未満の子どもは宿泊できない、大人のための空間です。9室の客室は全て離れ形式で、専用の温泉も引かれています。庭園を眺められる露天風呂付きの部屋や、ゆったり浸かれる半露天風呂付きの部屋など多彩。中にはテレビがない部屋もあり、時間を忘れてくつろぎたい人におすすめです。夕食は、旬の厳選食材を盛り込んだ本格懐石料理。大切な人と水入らずで過ごせる個室と、料理人との会話を楽しめるカウンター席から選べます。季節ごとにメニューが変わるため、その時だけの味を堪能してくださいね。米は毎日精米していて、1組ずつ釜で提供されます。季節の炊き込みご飯は、特に好評だそう。
修善寺温泉で約400年続く歴史ある宿「湯回廊 菊屋(共立リゾート)」。古くは、夏目漱石や昭和天皇も滞在しています。館内の至る場所に残る明治時代の建築様式も、見どころのひとつです。湯回廊の名は、趣向の異なる6つの湯舟をめぐる廊下に由来しています。大浴場「菊風呂」と露天風呂「朱雀の湯」に加えて、それぞれ2つの貸切露天風呂と貸切内風呂が。貸切風呂は、空いていれば24時間いつでも無料で利用できますよ。2021年にリニューアルされた別邸「水の語り部」は、中学生以上のゲストしか宿泊できない大人の空間に生まれ変わりました。半露天風呂で温泉を楽しめるほか、無料のドリンクコーナーも用意されています。生ビールなどのアルコールも、滞在中何度でも利用可能です。
「東府やResort&Spa-Izu」は、江戸時代から400年続いた老舗旅館をリニューアルした宿。伊豆山の走り湯・修善寺と共に「伊豆三古湯」に数えられる「吉奈温泉」の湯を堪能できます。吉奈温泉は行基上人に発見されたといわれ、1300年以上の歴史を誇ります。こちらの宿には3.6万坪の広大な敷地があり、吉奈川沿いに温泉・客室・カフェなどが点在しています。江戸時代から受け継いだ建物の食事処は、情緒たっぷり。大正ロマンが感じられるアールデコ様式のラウンジでは、ソフトドリンクやアルコールを無料で楽しめますよ。富士山や季節の花を愛でられる、散策コースも充実。歩き疲れたら、「Bakery&Table東府や」で足湯に浸かりながらのカフェタイムをどうぞ。