自然と人のあたたかみに触れる食事。海と森に包まれるおいしい時間 | オーベルジュ 皿の上の自然

可能な限りオーガニックや地産地消にこだわった、メニューのないビストロ「オーベルジュ 皿の上の自然」。
夫婦二人三脚で自宅の一室から始まり、カフェ経営を経てホテルをオープンさせたオーナー夫婦。夫であり、オーナーシェフの那須あきゆき氏は「他では味わえないこの店だけのお料理を、沖縄の方にも楽しんで頂きたい」という強い想いを、料理に託しています。

ある日の夕食、沖縄ブルーのやちむんで彩る近海魚のポワレ。その日仕入れた素材に合わせて火入れ方法や味付けを変え、色彩やコントラストにもこだわる盛り付けは、五感すべてで楽しませてくれます。

素材の頂点を引き出すため、オープンキッチンに立つのはオーナーシェフの那須あきゆき氏。イタリアやクロアチアといったヨーロッパをめぐり、修行を重ねた実力の持ち主です。

オリジナルの「ピカソの好んだスープ」は、スプーンを入れてしまうのをためらうほど絵画的な一皿。3種類ある通常の夕食コースのうち、ソーレコースとステラコースで提供されています。

レストランの壁面には室内の空気を浄化し、調湿と脱臭効果があるとされる「EMセラミック」を使用。

朝は急がずゆっくり過ごせるよう、朝食ではなく10時のチェックアウト後にブランチをお渡し(宿泊者限定/予約制)。
鳥の声をBGMに、EM卵と自家製ベーコンや島野菜のラタトゥイユ、自家製パン(自家製パッションフルーツバター添え)などが並ぶこだわりいっぱいのウェルネスブランチで体をリセット。

施設内「MarcheOnmusubi/マルシェ恩結」には、素敵なネーミングの「恩結おむすびブランチ」も(予約制)。ドリンク付きというのもうれしいポイントで、月桃茶・アイスコーヒー・アイスティーのほか、日本酒やスパークリングワインから好きなものを選べますよ。

非加熱の「生きた」ホテルメイド味噌。具だくさんの味噌汁には、新月と満月に仕込むお手製の味噌と沖縄県産の野菜をたっぷりと。どんなおむすびが味わえるかは当日までのお楽しみ。大きさは大・中・小からチョイスして。
「料理人とは=材料を理解し人に伝える人である」というシェフの言葉通り、ここでは自然の恩恵を受けつつ、その日仕入れた食材によってその日のメニューが決まります。ある日の夕食には、沖縄県産の豚肉を1年かけて熟成させた自家製生ハムが並ぶことも。自家製の生ハムは、シェフが修行を積んだクロアチアの手法を取り入れた逸品です。
ホテルの内装やデザインは、妻である陵々(りょうりょう)さんのこだわりがたっぷり。宿泊客から「ずっと住んでいたい」という言葉をもらうことも多いのだそう。おいしい料理と、リラックスできる空間の両方を楽しめる”泊まれるレストラン”。ぜひ堪能してください。
■夕食
・時間/18時~20時(予約受付)22時クローズ
・定休日/火曜・水曜
■ブランチ(朝食)※予約制
・時間/10時〜
■MarcheOnmusubi/マルシェ恩結 ※予約制
・時間/10時~15時
・定休日/不定期
本島北部 > 恩納
オーベルジュ 皿の上の自然
夕食付 2名1室
50,000円〜(税込)