箱根でおいしいランチを味わえるホテル５選

2023年夏にリニューアルした「箱根ホテル小涌園」は、歴史を生かしつつ、キャッシュレス決済の導入など利便性も追求、ファミリーを中心に“箱根の次世代型リゾート”として人気を集めています。四季を描く庭園を望む「フォンテンブロー」にて11時～14時30分で楽しめるビュッフェランチは、アルコールを含むドリンクも飲み放題。料理は和・洋・中、約60種類とバラエティ豊か。小涌園ラーメンや小涌園チキンカレーといったホテル伝統の味を継承したメニューや、ホテルメイドのパンをシェフが仕上げるサンドイッチほか、出来立てを提供するライブキッチンも。ランチ後は付近散策や蓬莱園まで散歩もおすすめ。ホテル隣接の日帰り温泉「元湯 森の湯」の入浴券付きランチプランも登場しているので要チェック。

湖と溶け合う円形の建物が印象的なホテル「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」。名建築家の村野藤吾氏が手がけ、モダニズムとクラシカルが融合した居心地のいい空間です。そんな誰もが憧れるホテルでは日帰りで利用できるランチはさまざま。イチオシは「レイクサイドグリル」のランチビュッフェです。西洋料理を主に箱根周辺の食材や旬を取り入れた料理が多彩に揃い、シェフによるローストビーフの切り分けほか、迫力あるパフォーマンスも。ランチビュッフェと温泉入浴のセットプランもあるので、気になる人はチェックしてみて。「箱根 なだ万雅殿」は、日本料理の老舗「なだ万」唯一のリゾート店舗。天井が吹き抜けた開放的な店内では、湖畔の絶景とともに懐石膳やどんぶりなどがいただけます（要予約）。さらに、暖炉のある「ラウンジ やまぼうし」ではホテルメイドのスイーツのほか軽食も用意。ホテル本館エントランス横の屋根付きテラス席では、ペット連れで過ごせます。

箱根湯本駅と最寄りのバス停は急行バスで35分。1948年開業の「小田急 山のホテル」は、箱根屈指のクラシカルリゾートとして親しまれるホテルです。四季折々に花が咲き誇る庭園ごしに芦ノ湖を望み、箱根外輪山と稜線の彼方には富士山の雄大な姿、日中は時間とともに移ろう湖畔の絶景も見事です。ホテルで日帰りランチが楽しめるレストランは2つ。どちらも眺めにこだわったゆとりある空間で、記念日ランチにもおすすめです。本場で腕を磨いたシェフによるフランス料理「ヴェル・ボア」ではランチコースほか、気取りないブラッスリープレート、ハンバーグやカレーなど洋食のセット、「お子様プレート」があるのもうれしいですね。日本料理「つつじの茶屋」では、季節の食材を生かした彩り豊かな懐石膳やミニ懐石コースなどのほか、そばやうどん、握り寿司も。優雅なティータイムが過ごせるカフェやラウンジ・バーには、ブランチにもうれしいな軽食もありますよ。

箱根を流れる早川のほとりに佇む「ホテルインディゴ箱根強羅」。箱根強羅界隈の自然や文化、伝統を表現した館内デザインと、全ての客室に温泉風呂を備えるなどプライベート感も魅力のホテルです。日帰りゲストへの施設やサービスも手厚く、火をテーマにした「リバーサイドキッチン＆バー」では豪快な食が楽しめます。ランチにおすすめの「リバーサイドバーガー」は、薪グリルで焼きあげた国産牛100％のパティにアメリカンチェダーがとろけ、そのジューシーな肉感とバンズの甘味、野菜の旨みが口中にはじけます。ランチのお供に箱根強羅の天然水を使ったホテルオリジナルのカクテルや、土日限定のオープンサンドもお見逃しなく。ランチの後のプランも豊富で、水着で楽しむ温泉施設「サーマルスプリング」や、早川のせせらぎをBGMに足湯しながらスイーツを楽しめるカフェもありますよ。

箱根外輪山の山並みに囲まれた仙石原高原にある、高級レストラン「ひらまつ」が母体のスモールラグジュアリー「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 仙石原」。客室は本館に11室、レジデンス9室。その全てに源泉かけ流しの温泉風呂を備えています。箱根への週末旅はもちろんワーケーションにも人気のホテルで、ひらまつならではのエレガントな空間づくりやホスピタリティ、美食を堪能するなら数日間の滞在がおすすめ。食事はひらまつ各店で研鑽を積んだ漆原卓氏によるイタリアン。近海の魚介や地元箱根界隈の農家、縁ある全国の生産者からの力強い食材を美しい皿に仕立て上げます。日帰りゲストのランチはできないものの、ルームサービスで味わえるランチは朝食付きプランをご利用のゲストや連泊中のゲストのみの特権。プライベート温泉を満喫しつつの気ままなランチは、何よりの贅沢かもしれません。