箱根で温泉がおすすめのホテル・旅館７選

箱根湯の花プリンスホテルは、標高935メートルと箱根で最も高所に位置する高原リゾートです。温泉の源泉「湯ノ花沢温泉」は、地熱蒸気を活用して硫黄ガスの蒸気と沢水を掛け合わせて作る “蒸気造成温泉”。箱根でも珍しい乳白色のにごり湯で、肌に優しく美肌にもいいと評判です。この地熱を利用して、ホテルでは冷暖房やホテルの給湯、バイナリー発電などにも有効活用しています。リニューアルした露天風呂は広々として開放的で、自然豊かな山々と満天の星空を眺めながらゆったりと湯浴みが楽しめます。客室は和室を中心に広縁の掘りごたつ付きで落ち着きがあり、食事は地元の旬素材を生かした会席料理が好評。温泉、自然、そして心地よい和の空間が調和した癒しの宿としておすすめです。

全室に温泉露天風呂が付いており、箱根の山々を一望できる「箱根小涌園 天悠」。ここでのお湯は歴史ある小涌谷温泉。まるで空に浮かんでいるような感覚になるインフィニティ温泉や野趣あふれる滝見風呂など、大浴場の露天風呂は必見です。「歴史」と「自然」をテーマにそれぞれ異なるコンセプトをもつ特別室は、大切な人との記念日旅行におすすめ。広々とした露天風呂では足湯を堪能したり、専用庭園のある客室では生ビールのサーバーを借りて至福の1杯に浸ったりもできますよ。夜は懐石・しゃぶしゃぶ・鉄板焼の3種から選べるディナーでお祝いするのもあり。食事にプラスしてケーキやシャンパンなど、コンシェルジュが一緒にお祝いの日をもてなしてくれます。翌朝は隣接している「箱根小涌園ユネッサン」で遊ぶもよし、自然を感じる山歩きやマウンテンバイクをするもよし、楽しい滞在が叶う宿です。

「箱根ホテル小涌園」は、小さな子どもから大人まで、世代を超えて滞在を楽しめるカジュアルなリゾートホテル。温泉大浴場はホテル最上階に2カ所。ニノ平温泉（小涌谷供給温泉）を引く眺望の湯で、それぞれ内湯と露天、そして地元の檜を使用したドライサウナも備えます。館内には、赤ちゃんや幼児が楽しめるプレイルームや、滞在中ホテルの目の前にある「箱根小涌園ユネッサン」に入り放題など、子どもが喜ぶ施設が充実。気兼ねなく利用できるビュッフェ形式では、海鮮、ステーキ、ラーメンなど、多彩なメニューがずらりと。アルコールドリンクが飲み放題な点もうれしいですね。夜は、ホテルの歴史を感じられるバーで締めの1杯を。「こどもびいる」も用意されているので、家族でも楽しめますよ。

宮城野温泉が楽しめる「ホテルインディゴ箱根強羅」のコンセプトは「ネイバーフッドストーリー」。箱根・強羅の伝統やアート、地元を愛するスピリットを、客室やお風呂、食事といった滞在を通して五感で楽しんでくれることを大切にしているホテルです。客室には専用の温泉が設置され、川のせせらぎを聞きながらリラックス。水着を着て楽しむサーマルスプリングは色彩豊かなアーティスティックな空間で、ジャグジーや寝湯を楽しめます。極めつけは箱根・強羅の味覚を味わい尽くす薪グリル料理。グリルで旨味を閉じ込めたお肉や魚料理がメインとなったコースを3つ用意してゲストをもてなします。そのほか、インディゴブルーに変身するオリジナルカクテルなども。子連れでもカップルでもOK。感度の高い、幅広い年代に愛されているホテルです。

東海道沿いに建つ城郭造りの和風旅館「箱根 花紋」。地下800メートルから湧き出る豊富な自家源泉は、美肌の湯と評判。広々とした大浴場には、壺風呂、露天風呂、足湯まで全10種あり、館内で湯めぐりが楽しめます。客室は全16室。最上階フロア「六花-rocca-」の6部屋は、それぞれ趣の異なる露天風呂が客室に付いた特別室。すべて源泉かけ流しの湯をお部屋で満喫できます。また廊下やエレベーター内までも畳敷きで、裸足でゆったり過ごすことができるのがこちらの特徴。他にも、2024年7月にリニューアルした露天風呂付特別室や、8月にオープンした専用玄関のある半露天風呂付和洋室なども。夕食は創業当時から月替わりにこだわっている懐石料理です。小田原港に水揚げされた金目鯛やアジをはじめ、旬と鮮度にこだわった食材を味わって。

大浴場では仙石原温泉の白濁したにごり湯を、源泉かけ流しで堪能できる「仙石原温泉 センチュリオン箱根別邸」。大浴場は24時間いつでも利用できるので、朝・昼・夜と変わる箱根の眺望を窓から満喫してみては。貸切露天風呂は、天然鉱石を使った関東でもめずらしい人工温泉。浴槽はマイクロバブルシルキー風呂で、やわらかな肌触りを楽しめます。13室の客室全てに人工温泉の半露天風呂もついています。温泉やお風呂三昧が叶う宿ですよ。

「箱根フォンテーヌ・ブロー仙石亭」は、伝統的なフレンチと大涌谷温泉の湯を楽しめるオーベルジュ。12歳以下は宿泊はできない大人のための宿です。源泉かけ流しの温泉露天風呂付きの客室は、全12室。大涌谷から引湯する大涌谷温泉で、白濁した色が特徴です。客室によって半露天風呂や露天風呂になっており、浴槽も陶器風呂や岩風呂と異なる造り。気になるタイプで客室を選ぶのもおすすめですよ。宿で味わえるディナーは、日本人による日本人のためのフレンチ料理。帝国ホテルに20年勤務していたオーナーシェフからしっかりと意思を受け継いだ料理長が、アミューズに始まり魚と肉の両方を味わえるメイン、そしてデザートまで、五感を刺激する料理を堪能できます。