本当によい素材が揃う十勝ならではの夕食ビュッフェを、たびらいスタッフがレポート | 十勝川温泉　第一ホテル　豊洲亭・豆陽亭

豊かな景色、心身ともに癒やされる名湯…。そして「十勝川温泉　第一ホテル　豊洲亭・豆陽亭」を訪れるなら、もうひとつ楽しみにしたいのが夕食です。個室での和食会席や記念日に利用したい鉄板焼も魅力的ですが、ゲストに一番人気なのが、こだわりいっぱいの“十勝ビュッフェ”。十勝19市町村から選りすぐりの食材を中心に多彩なメニューが揃うこちらのビュッフェを、たびらいスタッフが紹介します。

始まりから心温まるディナータイム

十勝ビュッフェが楽しめるのは、ホテル中庭に面した「レストラン　木もれび」にて。チェックイン後に温泉を楽しみ部屋でくつろいだ頃、17時30分からスタートします。レストランではスタッフが笑顔で出迎えてくれ、席へと案内。丁寧な応対に、ここでもホテルのホスピタリティーの高さを感じました。

レストラン内は料理カウンターが大きくいくつかに分かれ、ゆっくりと選べる造り。料理コーナーには近郊で採れた野菜サラダをはじめ、十勝産牛のビーフシチュー、十勝産若鶏の竜田揚げ、十勝豚のジンギスカン、十勝産玉ねぎのステーキ（写真）、十勝ブランドのとうもろこし“ゴールドラッシュ”のふかし野菜など、地場の恵みを使ったメニューがずらり。また、季節にもよるそうですが、マグロや甘えび、イカなど近海で捕れた刺身やサーモンのカルパッチョなど海の幸のメニューも充実しています。

なかでも花畑牧場のラクレットチーズは、宿泊者に好評。バゲットもいいですが、せっかくなら地元ブランドのじゃがいも、ほくほくの“インカのめざめ”にチーズをたっぷりかけて味わうのがおすすめです。
※ラクレットチーズは2023年現在、提供終了

オープンキッチンでは揚げたて焼きたてを

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。ライブ感も大切に。オープンキッチンでは揚げたての天ぷらがありました。海老だけでなく、音更産かぼちゃの天ぷらなどもあり、ここにも地元の恵みをしっかり使用。天つゆと通常の塩のほかに、ゆず塩・さんしょう塩・抹茶塩が用意されているので、ちょっとずつ試してみるのもいいですね。

しっかりと厚みがある牛のやわらかステーキ（牛脂注入肉）は、スタッフが丁度良い焼き加減で熱々を提供。1枚でも2枚でも3枚でも、好きなだけ味わえるのはうれしい限り。こちらは、オリジナルの「ごぼうとバルサミコのソース」や15種類のスパイスを使用したハーブソルトで味わうのがおすすめ。

まだまだ心惹かれるメニューがたくさんありましたが、ひとまず着席。エビやムール貝がたっぷり入ったトマト煮タイプのブイヤベースなどもピックアップしました。たびらいスタッフのお気に入りは、十勝産牛のビーフシチュー。お肉がほろほろと柔らかく煮込んであって、とってもおいしかったです。

季節替わりのパスタや枡（ます）に入った赤飯、枝豆やキノコなど6種類の具材を自分でチョイスして席で炊くオリジナル釜めしなどは、この後においしくいただきました。

ワインと十勝名物とのペアリングも楽しみ方のひとつ

地元・花畑牧場のラクレットチーズは、アルコールとも好相性。赤ワインなどをオーダーして一緒にいただけば、チーズの深い味わいを楽しめますよ。

スイーツ、スイーツ、スイーツ！

忘れてならないのが、デザートの種類が豊富にあるということ。同ホテルの夕食ビュッフェで必ず味わってほしいのが、コールドストーンアイスクリーム！ チョコやキャラメルソース、ナッツ、ドライフルーツ、ワッフルなど好きなトッピングを選ぶと、スタッフがその場で作ってくれます。完成するまでの間、見ているだけでも楽しい気分になりますよ。また、プチケーキやゼリー、ムース、小倉プリンや抹茶わらび餅などの和風スイーツも充実。種類が多いのですが、ひと口サイズで用意されているので、色々楽しめちゃいます。

実際に十勝ビュッフェをいただいて、種類や品数というよりも本当によいものを少しずつ楽しめるのが魅力だなと感じました。素材や食材に十勝の恵みを積極的に使用しているという部分も、旅先でその土地のおいしいものを楽しめるのは旅行者にとってもうれしいポイントです。また、スタッフがこまめに料理カウンターやコーナーをクリーンに保つ姿が見受けられ、いつ料理を取りに行っても気持ち良く選ぶことができました。つい欲張ってしまいそうな料理ばかりですが、デザートまで満喫するのであれば、ちょっとずつ色々と楽しむのがおすすめですよ。

■十勝川温泉　第一ホテル　豊洲亭・豆陽亭
夕食「十勝ビュッフェ」
・場所／ホテル1階「レストラン　木もれび」
・利用時間／17時30分～20時（最終入場19時30分）

※記載のメニュー・食材は、季節や仕入れにより変更となる場合があります