【スタッフブログ】ブッフェを越えたクオリティー! 京王プレリアホテル札幌の朝食を実食体験 | 京王プレリアホテル 札幌

一品ずつ手作りでしっかりと個性を持っており、ほとんどのメニューには北海道産の食材が使われている「京王プレリアホテル 札幌」の朝食ブッフェ。今回、たびらいのスタッフが「京王プレリアホテル 札幌」の朝食の人気の秘密を探るべく、いざレストランへ潜入してきました! 札幌旅行のホテル選びの基準が「おいしい朝食」という人はぜひ、次回の滞在先の参考にしてみてください。6時から10時30分まで、長く営業しているのもうれしいですよ。
北海道のおいしい食材がギュギュッとつまった朝食

たびらいスタッフが会場に訪れたのは、朝食のスタートより少しだけ早い時間。営業開始の6時になると、待ってましたとばかりに、続々とゲストがやってきました。
「北海道の”今”を五感で楽しむオリジナル朝食ブッフェ」が、レストランのコンセプト。メニュー名を見てみると「北海道産」という言葉が至るところに……こちらのブッフェには、とにかく北海道産の食材が盛りだくさんなんです。
皿を片手にブッフェ台を観察してみると、色鮮やかな野菜を使ったメニューが多く並んでいることに気がつきました。
また、豆腐やケーキ、サラダに使用している野菜ですら自家製。手間暇かけているだけあって、どの料理も確かにおいしかったです。魅力的な北海道食材との出会いを存分に楽しんで。
野菜中心という意味を持つベジセントリックグリルに注目

目を奪われたのはベジセントリックグリル。「野菜(veggie)」と「中心の(centric)」を合わせた造語で、野菜中心という意味。その名の通り、フレッシュな野菜を素材のままにおいしく楽しく味わえます。野菜本来の旨みや甘みを邪魔しない味付け。レストランでは、石狩市にある契約農場「宮北農園」内にある畑で育てた野菜を主に使用しています。なんと、ホテルスタッフが足を運び育てるというこだわりぶり。この日はなす、ししとう、ズッキーニ、バジルなどが自社栽培のもの。
ご飯派のたびらいスタッフにうれしい。とうもろこしごはん

朝はご飯派のたびらいスタッフ。「北海道バターと美瑛産とうもろこしごはん」が気になりました。蓋を開けるとあま~い香り。その横には大きな”おひつ”に入った白いご飯も。たらこやほたて塩辛、真いかうに和えなど、ご飯のお供も並んでいました。
体に沁みる。花咲蟹の味噌汁

朝から体に沁み渡る「厚岸産花咲蟹の味噌汁」。ブツ切りの花咲蟹の殻が大胆に入っており、出汁がしっかりときいています。もちろん、クロワッサンなどのパンも揃っていたので、朝はパン派という人も安心して。
ライブキッチンの高いクオリティーに驚き

季節やその時々によってメニューが変わる、ライブキッチンは要チェック。ライブキッチンにある野菜を盛ってシェフに手渡せば、十勝川温泉のモール温泉水で磨いた濃厚な「北海道十勝ラクレットモールウォッシュチーズ」をとろ~りとかけてくれます。
札幌市内のホテルで、朝からこんなに贅沢な味わい方ができるのは珍しいのでは。野菜のほかにも、ベーコンやソーセージ、パンとの相性も抜群。真っ黒でインパクト大の「黒いカレー」の上に乗せても絶品でした。ぜひアツアツのうちに味わってほしいので、2周目にとっておくことをオススメします。
北海道産の食材を使用したデザートもあり

ライブキッチンでは他にも、フレンチコースのひと皿のような芸術的な料理を楽しめます。この日のメニューは「北海道産クリームチーズのレモンケーキ」。レモンを丸ごとくり抜いた、クリームチーズとスポンジの二層仕立て。酸味と甘みが調和する本格的なデザートでした。「え、これってブッフェのクオリティですか?」と、驚きを隠せません。
「かわいい」の声が聞こえたその先に

ビュッフェコーナーと反対側、レストラン入り口向かって左手に「プレリアミニファーム」というコーナーを発見! 生産者から仕入れた食材を使用した、個性豊かなオリジナルメニューがずらり。まるで絵本に出てきそうな世界観です。取材中も「かわいい~!」という、女性の宿泊者の声が聞こえてきました。

この日に「プレリアミニファーム」に並べられたメニューは、高糖度の高級スイカ・金色羅皇(こんじきらおう)を丸ごと使った「北海道産まるごとスイカ」。ひとつ一つのメニューの盛り付けに強いこだわりを感じます。

思わず手に取ってしまった、手乗りサイズの可愛らしい人参マフィン。
見逃し厳禁! ホテルメイドのスイーツ

こちらのスイーツはすべてホテルの自家製。「十勝ラクレットモールウォッシュチーズケーキ」と「石狩フロマージュブランと十勝セイベルクリームのシフォンケーキ」はなんとも本格的。

北海道大学の「北大牛乳」を使用したモーモーロールケーキ。牛柄の可愛らしいフォルムに目を引かれました。クリームと生地に牛乳を練り込まれています。メレンゲで作った生地は、ミルク感たっぷりでしっとり軽やか。
たびらいスタッフのいち押しデザート

たびらいスタッフのいち押しは「北海道まるごとプリン」。牛乳も卵も北海道産で、とろ〜りクリーミー。これだけ種類があっても、朝からぺろりと食べられるから不思議です。
人気の秘密は料理長にアリ

料理を監修するのは「生産者を知っているからこそ、食材の魅力を引き出せる」と語る成田公洋 料理長。フランス料理界最高の名誉のひとつである「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」の称号を持っており、フレンチさながらのメニューが並ぶのも納得です。
生産者のもとに足を運び、魅力がありながら世に知られていない道産食材を、個性豊かな料理にする確かな知恵と実力。規格外野菜も積極的に取り入れ、その日仕入れた食材のおいしさが引き立つよう、メニューを考案しているのだそう。「ライブキッチンのメニューは月替わりどころか、仕入れの状況によって頻繁に変えているかも」と、朗らかな笑みを浮かべて教えてくれました。

このほか、ドリンクもコーヒーや野菜ジュース、オレンジジュースと種類も豊富。コーヒーは持ち帰り用のカップが用意されているので、テイクアウトもできますよ。
北海道ならではの海鮮丼を味わいたいという人は、外部店舗への振り替えもOK。ホテルすぐ近くのお店や、無料送迎バスに乗って札幌市中央卸売市場の海鮮食堂「北のグルメ亭」へ向かえば、海鮮丼と焼き魚定食を堪能できます。せっかくなら2泊以上して、どちらも味わってみてはいかがでしょう。
「京王プレリアホテル 札幌」朝食の基本情報
■朝食レストラン
・場所/ホテル1階
・時間/6時~10時30分(Lo.10時)
※メニューや食材は変更となる場合があります
札幌 > 札幌駅前
京王プレリアホテル 札幌
朝食付 2名1室
16,300円〜(税込)