今宵は母娘水入らずで。今、必要なのは「何もしない贅沢」を楽しむ旅 | 奥定山渓温泉 佳松御苑

「たまには贅沢な旅にしてみない?」
娘から珍しくそんな誘いを受けて、選んだ旅先は札幌の奥座敷・定山渓温泉のさらに奥。支笏洞爺国立公園内にあり、太古の森が目の前に広がる全23室の料理宿「奥定山渓温泉 佳松御苑」です。アクティブに動き回るというよりも「なにもしない贅沢」を堪能したい。美味しい食事や、窓の向こうに自然が目いっぱい広がる客室展望温泉、日頃の疲れを癒せるエステなど、居心地の良い空間でのんびりと過ごしたい母娘にぴったりの宿でした。
14時、宿に到着。まずはウェルカムドリンクを一杯

チェックインは14時から。できるだけ宿でのステイを楽しみたいと、14時ジャストに到着。スタッフの出迎えの後は、池泉を眺めながらラウンジでウェルカムワインを味わいます。娘は白ワイン、母の私は赤ワインを。
14時30分、本日の宿泊部屋は「藍」306号室

全室がオールスイート仕様の佳松御苑。部屋タイプは「紅」と「藍」の2つがありましたが、私たち母娘は「藍」をセレクト。随所に藍色のインテリアが施された、窓の向こうにダイナミックな原生林が広がる部屋です。さらになんと、客室展望温泉付き。滞在中、好きな時間に好きなだけ湯浴みを楽しめるというのも、温泉好きの母娘には外せないポイントでした。
15時、予約していたエステに向かう

今回の旅は、フェイシャルデコルテトリートメント付きの宿泊プランをチョイス。宿の3階にあるスパ&トリートメントサロン「美湯手・bi-you-te(びゆうて)」で、凝り固まった体をほぐしてもらうことに。日頃の疲れが、するするとほどけていくかのよう。エステを受けると、なんだかお腹が空いてきました。
18時、楽しみにしていたイタリアンディナーへ

今回の旅先として佳松御苑を選んだ大きな理由のひとつが、夕食がイタリアンコースなこと。味わいはもちろん、見た目も華やか。料理に使っている食材や料理に合うワインなども、すべてスタッフさんが応えてくれました。コースは全5品で、私たちにはちょうど良いボリューム。娘は料理が届く度に、写真を撮影していました。

案内されたのは、オープンキッチン近くのカウンター席。床から天井まで続く大きな窓の向こうには、部屋と同様に奥定山渓の豊かな自然が広がっています。少し高い位置から見下ろす形になるので、また違った趣きがありましたよ。
21時、ラウンジでお夜食とお口直しのワインを堪能

「夕食の後は、どうする?」
ラウンジのお夜食サービスも気になるけれど、一度部屋に戻ってお腹を休ませることに。母と娘、交互に客室展望温泉で温まったら、ちょっと小腹が空いてきました。ラウンジに行って、お夜食の焼き菓子やおにぎりを少しだけ。せっかくだからと、有料のワインもオーダー。「いつもなら我慢するけれど、旅行だからいいよね」と笑い合うのでした。
翌朝8時、景色を眺めながら目覚めの朝食

旅先ではついつい食べ過ぎてしまいがちですが、朝食が和食であれば不思議と箸が進むから不思議です。美しき自然の光景に時間を忘れて、ついつい思い出話に花が咲く。母娘水入らずで贅沢なデトックス旅が叶い、満足げに帰路につくのでした。
札幌 > 定山渓温泉
奥定山渓温泉 佳松御苑
夕朝食付 2名1室
74,764円〜(税込)