【部屋まとめ】2人旅からグループ、ひとり旅まで。個性豊かな5タイプの客室 | あかん遊久の里 鶴雅

土地の文化と自然を敬い、「地の物語」を伝える温泉旅館として、上質なおもてなしを提供する「あかん遊久の里 鶴雅」。館内には3つの館があり、それぞれコンセプトが異なります。
贅沢な旅にぴったりな「別館 雅-MIYABI-」、アイヌの文化を伝える「本館 “レラ”」、和の落ち着きとスタイリッシュさを併せ持つ「本館 “こもれび”」、グループや複数ファミリーでくつろげる「本館 “栞”」。2024年4月には、湖側の和ツインや和室、DX和洋室などから湖を一望できる「ウイングス館」も登場し、さらに選択の幅が広がりました。
専用ラウンジを利用できる「別館 雅-MIYABI-」

特別な日に、特別な人と思い出をつくりたいなら「別館 雅-MIYABI-」へ。大きくとられた窓からは、うつりゆく阿寒の景観を贅沢に眺められます。
露天風呂付き、展望風呂付きの客室を含む全9タイプがあり、一番コンパクトな「露天風呂付洋室」でさえ41平米という広さ。陶製の露天風呂の浴槽には源泉がなみなみと注がれ、阿寒湖を間近に感じながら温泉をひとり占めできますよ。また、別館 雅-MIYABI-専用ラウンジ「七竈(ななかまど)」を利用できるのも魅力です。
阿寒の郷土色あふれる部屋「本館 "レラ"」

アイヌ文様をモチーフに、阿寒の風土を伝える古民家風の「本館 “レラ”」。部屋の種類は和洋室、和室、和室ツイン、洋室と選べる4タイプです。
古民家の木材を思わせる深い色合いの木を基調に、アイヌの文様をモチーフに組み込んだ現代的なデザイン。どの部屋にも姿見やステンドグラス、ドアのはめガラスなどにアイヌの文様をモチーフにしたデザインが施されており、ベッドカバーには一つひとつ刺繍が施されています。アペ(火)のレリーフや姿見、アイヌ民芸のテーブルなども置かれるなど、随所に工夫が光ります。
アイヌの文様はその形それぞれに魔除けやお守りなどの意味があり、その想いも込めてデザインされているそう。タオルや菓子盆にも文様が入っており、隅々までアイヌ文化を堪能できます。

阿寒の自然と風土を映しだすアイヌ文化を、肌身で感じられる滞在を。そんな願いが込められた本館”レラ”は、エントランスに入った瞬間から他の客室棟とは違った空気感が漂います。
高級感がありつつも、どこか懐かしさを感じるのは、自然と寄り添って生活してきたアイヌの精神が現れているからでしょうか。

本館 ”レラ”にはフロアごとに足湯が設けられ、窓を開ければ心地よい風を感じられます。滞在中のちょっとひと息にうれしいですね。
談話スペースも各フロアごとに設置されていて、混みあうことなくゆったりと過ごせるのもうれしいポイント。談話スペースにはアイヌの伝統工芸品が展示され、アイヌや阿寒に関する書籍も置かれているので、知を深めるひと時を過ごせます。
柔らかな陽が差し込む「本館 "こもれび"」

木漏れ日のような光をたたえた上質の空間を演出する本館 “こもれび”の部屋。長期滞在にぴったりな和洋室と、ジェットバスが付いた展望風呂付客室などを含む、全4タイプの客室が設けられています。エアウィーブ社のベッドで寝心地も抜群。何もしないで羽をのばす特別な休日におすすめですよ。

4名まで利用できる部屋「ジェットバス付きデラックス和洋室」のジェットバス。マッサージ効果を得られるジェットバスは、長旅で疲れた体をほぐしてくれるはずです。
グループや家族旅行なら「本館 "栞"」へ

定員5名の和室のほか、最大8名まで宿泊が可能な湖側グループ客室・山側グループ客室の3タイプがある「本館 “栞”」。
囲炉裏テーブルが特徴的な和室の他に、研修合宿や三世代家族での宿泊に重宝されるグループ客室があり、湖側、山側を選ぶことができます。グループ客室には着替えのための個室クローゼットも設置。玄関はベビーカーも置ける広い造りになっているなど細やかな配慮を感じられます。グループや家族でワイワイと過ごせる、ゆとりある和室がお好みならこちらへ。
2024年4月、新たに「ウイングス館」が誕生

「あかん湖 鶴雅ウイングス」は2024年4月から「あかん遊久の里 鶴雅」に統合され、「ウイングス館」として生まれ変わりました。6つある客室のうち、4タイプが湖側に面した「ウイングス館」。和室・和洋室をベースにしており、各客室の壁にあしらわれたアイヌ文様が、部屋によってデザインが異なるのも面白いポイントですよ。
2025年1月には、セルフロウリュが叶うサウナ&水風呂付きの「レイクガーデンビュースイート」が誕生しています。阿寒湖を眺めながら、プライベートなサウナ時間を存分に満喫できますよ。
≫詳細はこちら
まとめ)種類豊富な部屋タイプ、どう選ぶ?
全3つの館から、旅のスタイルや人数に合わせて部屋タイプを選ぶことができる「あかん遊久の里 鶴雅」。一度目は家族みんなで「本館”栞”」で楽しく盛り上がり、二度目は夫婦で訪れ「別館 雅-MIYABI-」の温泉付きの部屋でゆるりと寛ぐ、というのも良いかもしれません。同じ温泉旅館でありながら各館で趣向が異なるので、何度泊まりに来ても新たな発見に満ちていますよ。
釧路 > 阿寒町 > 阿寒湖温泉
あかん遊久の里 鶴雅
夕朝食付 2名1室
35,530円〜(税込)