風の音、地の声に耳をかたむけて。アイヌ文化を五感で感じるステイ | あかん遊久の里 鶴雅

アイヌの文様が散りばめられた“カムイニー”(トーテムポール)が印象的な「阿寒イオマプの庭」。夜はプロジェクションマッピングで幻想的な雰囲気に。

売店などが並ぶ本館1階の花見小路にある「ふくろう神社」。アイヌ彫刻の巨匠・床ヌプリ氏の彫り上げたシマフクロウが鎮座する祠に向かってまずはご挨拶しましょう。

ウイングス館へと続くギャラリーロードを進むと、羽のオブジェが印象的な「ウイングスブリッジ テックプ」がお出迎え。アイヌ文様が施された天井から、パールのように水が降り注いでいます。

ウイングス館のロビーでは、翼を広げたトーテムポールに目を奪われます。アイヌの人々や阿寒の森に住まうヒグマなどの動物を象った彫像が、ここがアイヌコタンを有する地であることを再認識させてくれますよ。

もっとアイヌ文化に触れたい方は宿から徒歩3分のアイヌ文化施設「阿寒湖アイヌシアターイコㇿ」へ。デジタルアートとアイヌ古式舞踊を融合させた作品「ロストカムイ」を上演中。自然と共存してきたアイヌ民族の文化を、生の舞台で感じてみて。

阿寒湖温泉の豊かな自然が、デジタル技術を駆使したさまざまな仕掛けで幻想的に彩られる「阿寒湖の森ナイトウォーク「KAMUY LUMINA(カムイ ルミナ)」は、毎年夏季の間体験できます(5月中旬~11月上旬予定)。
自然を神(カムイ)として敬うアイヌ文化が、いまも息づく阿寒。「あかん遊久の里 鶴雅」では阿寒の歴史と文化を様々なシーンで体験させてくれます。
ロビーをはじめ、館内の随所で宿泊者を出迎えるのはアイヌの名工による大きな木彫り作品。売店などが並ぶ花見小路には「ふくろう神社」があります。
アイヌ語を身近に感じてほしいとの思いから、ウイングス館1階にはアイヌ語のスタンプを用意。スタンプを通してアイヌ語や文様について知ることもできます。例えばウイングス館1階のラウンジの名称である「アペソ」とは「囲炉裏」という意味。ギャラリー「ニタイ」の名称もアイヌ語から付けられています。意味が気になる方はスタンプで調べてみてくださいね。
他にもアイヌのデザインを部屋いっぱいにしつらえた「本館 “レラ”」の客室、大浴場ではアイヌの民話を描いた絵も見ることができます。地元、そして先住民であるアイヌ文化への深いリスペクトを感じる「あかん遊久の里 鶴雅」。阿寒が育んだアイヌ文化に触れながら過ごす時間は、忘れられない旅の記憶になりそうです。
釧路 > 阿寒町 > 阿寒湖温泉
あかん遊久の里 鶴雅
夕朝食付 2名1室
38,666円〜(税込)