【スタッフブログ】リニューアルしたadex innは2泊以上がおすすめ。ハイキングツアーをレビュー! | adex inn
登別温泉の老舗宿・第一滝本館の目の前に位置する温泉ホテル「adex inn」。元々は滝本インというホテル名でしたが、2023年4月のリブランドオープンを経て、2024年8月にリューアルオープンしました。
たびらいスタッフが訪れたのは、登別の紅葉が燃ゆる10月下旬。ホテルの新たなコンセプトは「アドベンチャー」とのことですが……やはり登別=温泉、という印象が強いのではないでしょうか。今回は新たな登別の楽しみ方を実際に体験してみようと、実際にハイキングツアーに参加してきました! 1泊だけではもったいない、2泊以上泊まりたくなる、登別のアドベンチャートリップをレビューします。
目指すは登別カルルス温泉方面の「橘湖」
adex innのベーカリー&カフェでランチタイムを楽しみ隣接するadex baseへとやってきた、たびらいスタッフたち。ガイドの山本さんと合流し、いざ3時間の冒険へと向かいます!
五感を研ぎ澄ます森ウォークへ
山本さんのガイドと鳥のさえずり、木々のざわめきに導かれ、紅葉に染まった森の奥へと向かいます。周りに響くのは自然が生むやさしい音だけ。都会ではなかなか体験できない瞬間です。登別は「支笏洞爺国立公園」内にあり、支笏湖や洞爺湖などのカルデラ湖や、約30年周期で噴火する世界有数の活発な火山・有珠山などが点在するエリア。このツアーで目指す橘湖は、周囲1.5kmほどの火山湖です。
普段は気にもとめない足元に落ちる木の実すら、ツアー中は盛り上がる要素のひとつに。五感を澄ませてみると自然の楽しさに気づかされます。「この木の実はなに?」気になったらガイドの山本さんに尋ねてみて。
橘湖までの道のりは3.5キロほど。ところどころ上り坂や下り坂が続きます。時には小さな小川を越えることも。道の悪い場所は山本さんがサポートをしてくれますが、スニーカーなど歩きやすい靴・服装で臨みましょう。1枚羽織れるものがあると、体温調整がしやすいですよ。
森の特等席で静かなるコーヒーブレイク
1時間ほどで湖へ到着! ひたすら山道を登り続けると、360度を山に囲まれた楕円形の湖「橘湖」が姿を現します。秘境の雰囲気たっぷりで、まるでアニメの世界のよう。思わず「やっほー!」と叫ぶたびらいスタッフたち。童心に帰り楽しむ大人たちに“やまびこ”が応えてくれました。湖には近年減少傾向にある、ニホンザリガニも生息しているのだそう。
そして迎えた小休憩。山本さんが大きなリュックから取り出したのは、なんとホットコーヒー。ありがとうございます!
心地よく、少し歩き疲れた体に、山本さんが淹れてくれたコーヒーが染み渡ります。森から湖まで伝う大きく成長した木の根は、腰かけてもびくともしません。自然が生んだ特等席で、湖を眺めながらひと休み……。耳を澄ますと、近くに鳥の声が聴こえてきました。山本さんに尋ねるとなんと「シマエナガ」とのこと! 残念ながら姿を見ることはできませんでしたが、冬のツアーでは真っ白でふわふわなシマエナガに出会えるかもしれませんね。
体を動かした後は温泉でリフレッシュを
約3時間のアドベンチャーを終え、ガイドの山本さんにお礼を伝えた後は楽しみにしていた温泉へ! 自然と触れ合った後の温泉は、より沁みる……。
adex innの大浴場では、ろ過をしていない濃厚な硫黄泉を楽しむことができるんです。さらに第一滝本館の大浴場も無料で利用できるので、1日の滞在では時間が足りませんでした。2泊以上すれば、1日目はアクティビティ、2日目は温泉三昧と違った楽しみ方ができるのはないでしょうか。館内にはコインランドリーもあるので、洗濯だって叶います。
ぜひ次回の登別旅行は、2泊以上で滞在することをおすすめします。なお、アクティビティは当日予約も可能。到着してホテルに荷物を置いたら、adex baseへ気軽に訪れてみてくださいね。
「adex inn」隣接、adex baseの橘湖-ハイキング基本情報
■橘湖-ハイキング(春~11月)
・所要時間/3時間
・最少年齢/18歳
・料金/4万円
登別・洞爺 > 登別温泉
adex inn
食事なし2名1室
16,000円〜(税込)








