一期一会を大切に紡ぐ
マニュアルのない和のおもてなし | 割烹旅館 若松

創業時から受け継がれている、和のおもてなし。仲居さんの丁寧な座礼から始まり、物腰柔らかな笑顔に長旅の疲れもするすると解けます。

到着したゲストを出迎えてくれる、仲居さんがたててくれる”お薄（抹茶）”。日常生活ではなかなか味わえない体験です。

若松のオリジナル菓子「松のみどり」との相性ぴったり。ひと口頬張れば、上品な甘みが口いっぱいに広がります。

おもてなしの心は食事処でも。ひとり一人がリラックスした状態でおいしい食事を楽しめるよう、仲居さんがそっと寄り添ってくれます。

大正11年の創業から約1世紀。「割烹旅館 若松」が親しまれ続けているのは、スタッフのひとり一人に「おもてなしの心」が受け継がれ続けているから。何十年も通い続ける常連さんや、時には手紙のやり取りが続いているゲストもいるのだそう。全ては世代を超えて引き継がれたおもてなしがもたらしたものです。

チェックインの手続きが済んだら、まずはオリジナル菓子「松のみどり」とお薄を味わいます。「松のみどり」はアーモンド風味のメレンゲをサックリと焼きあげたダックワーズに、甘さ控えめの抹茶クリームを挟んだスイーツ。ふたつを味わいながら、今日の夕・朝食の時間を決めていきます。

老舗旅館という看板に恥じないよう、礼儀や作法を重んじているスタッフ。それでもひとり一人が気さくに接してくれるので、滞在中の相談や質問も気軽に投げかけてくださいね。ひとり一人に合わせた素敵なおもてなしに、きっと出会えるはずです。