五感で楽しむ木の趣き
刻まれ続ける伝統を随所から感じて | 割烹旅館 若松

ロビーに向かうアプローチすら絵になる空間。手入れされた中庭に和の風情を感じながら、これからはじまる旅に胸を躍らせましょう。

館内にある調度品のひとつ一つからも、老舗旅館の歴史の深さを感じ取れます。

ロビーでひと際存在感を放つのが、樹齢約2500年もの台湾檜の一枚板。今は輸入が禁じられている、非常に貴重なものです。

売店には北海道在住の佐藤喜美子氏の陶芸作品や、昭和天皇が宿泊したお礼に宿へ贈ったとされている食器などが展示されています。

抹茶を使用したメイク落としや洗顔料、化粧水などの若松オリジナルのコスメは購入も可能です。

扉をくぐると”ふわっ”と香ってくる檜の香り。玄関は周辺すべて檜で造られており、老舗旅館という非日常空間を五感で楽しむことができます。ロビーに到着するとまず目を引くのが、樹齢約400年の巨大な檜を使用した一枚板のテーブル。見た目のインパクトはもちろんですが、肌馴染みの良い滑らかな質感が上質な空間を演出しています。本館の2館へ続く重厚な階段も人気のスポット。写真映えすると女性を中心に好評ですよ。

キレイに手入れされた中庭は、思わず足を止めて目を向けたくなる空間。天窓から差し込む自然光は、時としてまるでアートのようです。

調度品が展示されたロビー一角には売店も。客室や大浴場、貸切風呂で利用できる、若松オリジナルコスメが販売されています。和のおもてなしで宿泊者に接する老舗旅館らしく、メイク落とし・洗顔料・化粧水・乳液にはすべて抹茶の成分が含まれています。抹茶にはビタミンやミネラル、カテキンなどの成分が豊富に含まれており肌にも良いのだそう。気に入ればお土産に購入してみるのも良いですね。