郷土の味をたっぷりと。炭火山里料理「献残焼き」を楽しむ | 上牧温泉 温もりの宿 辰巳館

上牧温泉 温もりの宿 辰巳館の名物は、月夜野地方と越後路に伝わる郷土料理で炭火山里料理の「献残（けんさん）焼き」です。「献残焼き」とは武士が夕焼けの空を背に山菜や川魚を剣にさし、焚火にかざして焼いたことにルーツがあり、辰巳館では尾瀬の麓で達人が丹念に焼き上げたナラの切炭の使って囲炉裏で焼き上げます。食材は、川魚、キノコ、赤城鶏など地産のものがラインアップ。香ばしさも食欲をそそる絶品ですよ。〆にはぜひ、自家製味噌をたっぷりと使った「焼きおにぎり」を。

もう一種、季節の食材にこだわったお鍋や釜飯を味わえる山里会席料理も選ぶことができます。炭火焼で楽しむ「群馬ブランド 赤城牛プラン」などもあるので、気になる食事から宿泊プランを選んでみるのもおすすめです。

達人の味・技を食事で堪能

炭や白米など、達人の手によって作られている厳選素材を食事で楽しむことができる辰巳館。一つひとつの食材に妥協せず、本物を提供することにこだわりを持っています。米の主要コンクールに入賞し、6冠の完全制覇（グランドスラム）という快挙を達成した、みなかみ町の米名人・本多義光さんのお米は絶品。

このおいしいお米や地産の素材をより深い味わいにするのが、風光明媚な山里で親子二代にわたって炭焼きを続けている、須藤賢一さんの「尾瀬木炭」です。辰巳館創業100周年を迎えた今も、達人たちによって作られている味や心意気を守りながら、人の温もりを伝える宿の雰囲気もぜひ楽しんでくださいね。

特別な炭火で焼き上げる、香ばしい「炭火山里料理 いろり献残焼」

雪深い越後路に伝わる伝統の「炭火山里料理 いろり献残焼」。イワナの塩焼きや赤城牛・赤城ポークの焼きしゃぶ、月夜野椎茸など地元食材の豊かな味を、達人の炭を使った囲炉裏でじっくりと焼き上げます。香ばしさに食欲もアップしそう。新鮮な味わいに食べ過ぎには注意ですが、上州名物焼きまんじゅうも焼きたてを味わえるので、余力を残しておきましょう。

絶品の焼きおにぎりを食事の〆に

炭火で焼き上げる食事の〆は、ゲストにも人気の焼きおにぎり。自家製の秘伝味噌を自分で塗って囲炉裏で焼き上げるスタイルです。自分好みの味を作れる楽しさもあって、あっという間に食べられてしまいますよ。この焼きおにぎりも、米名人・本多義光さんのお米を使用。最初は、何もついていないおにぎりの状態で提供されるので、焼き上げる前に食べ比べをして、お米のおいしさを堪能してみるのもおすすめ。

囲炉裏や七輪で本格的な炭火料理が楽しめるのが、辰巳館の醍醐味

「炭火山里料理 いろり献残焼」を味わえるお食事処「蒼天庵」。温もりと温かみのある囲炉裏や素朴で落ち着くテーブル席の七輪が用意されており、目の前で焼き上げるスタイルです。パチパチという音や食欲をそそる炭火の匂い、焼き上がっていく様子も五感で楽しめますよ。

山の幸、川の幸をふんだんに。辰巳館料理長が腕を振るう「山里会席料理」

料理長が腕を振るう旬の会席料理「山里会席料理」も、辰巳館の名物です。川魚の刺身や赤城牛・赤城鶏を使った料理など、山の幸、川の幸がふんだんに盛り込まれています。季節の食材にこだわったお鍋、釜飯が好評。心身を癒す食事になっています。

朝食は、地産の味をたっぷりと楽しむ

季節の食材にこだわったお鍋や釜飯が登場する、朝の辰巳館。地元産大豆100%で作られた大粒の納豆「月夜野納豆」も、安心安全なこだわりのお米によく合います。水上地方で伝わる名物鍋の「ちぎりっこ鍋」、群馬県前橋市の老舗店舗の海苔など地産の食材もたっぷり。1日を元気に過ごせる朝食です。※画像はイメージです

温泉、人、炭火。３つの温もりを大切にしている辰巳館

2024年に創業100周年を迎えた上牧温泉 温もりの宿 辰巳館。創業時より「温泉」「人」「炭火」、3つの「温」を大切にする中で、ものづくりにこだわる達人たちの手も大事にしてきました。中でも食事は、達人たちの匠の技を存分に感じられるもの。名物の「炭火山里料理 いろり献残焼」では達人が作る炭が、地産食材をより香ばしく焼き上げ、〆の焼きおにぎりは、米名人の白米をお腹いっぱいに堪能できます。料理長が心を込めて仕立てる「山里会席料理」も、山の幸、川の幸づくし。朝食も優しい味わいで、心も体も満たされる“おいしさ”をゆっくりじっくり、楽しみましょう。

「上牧温泉 温もりの宿 辰巳館」食事の基本情報

【夕食】
・場所／1階「蒼天庵」「南竜庵」
・時間／18時、18時30分、19時の中からチェックイン時に選択
※食材やメニューは時期や仕入れの状況により異なる場合があります

【朝食】
・時間／7時30分、8時、8時30分の中から選択
※食材やメニューは時期や仕入れの状況により異なる場合があります