土肥温泉とは？ 特徴・泉質・魅力について

土肥温泉の歴史は古く、江戸時代の金山開発の採掘中に湯が湧出したことから始まり、西伊豆の中でも最古の温泉といわれています。伊豆市土肥の「安楽寺」境内にある土肥温泉発祥のその湯は「まぶ湯」とも呼ばれ、現在入浴することはできませんが、病を治したという伝説から無病息災を願う観光客が日々訪れています。土肥温泉は湯治場としても人気の温泉地で、近くの海岸線に沈む夕日は絶景！ 多くの観光客の心を魅了しています。

6本の源泉を混合泉として利用し、泉質はカルシウムナトリウム硫酸塩塩化物泉 。神経痛、筋肉痛、うちみ、疲労回復、健康増進などに効果があるとされています。

駿河湾を望む海岸沿いに、ホテルや旅館が建ち並ぶ土肥温泉。新鮮な海の幸や海水浴などのアクティビティを楽しんだ後に、のんびりと温泉に入るのがおすすめです。筋肉痛や疲労回復に効果のある土肥温泉は、心も体もスッキリとすること間違いなしです。

「土肥金山」や「土肥海水浴場」などの観光スポットが点在している土肥温泉。「土肥金山」は外せないスポットのひとつ。佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山で、昭和40年に閉山しました。その後、パワースポットとして砂金採り体験などを楽しむことができるようになっています。子どもと一緒に家族で訪れてみてはいかがでしょうか。

四季折々の景色やイベントを楽しむことができる土肥温泉ですが、「土肥桜まつり」や「土肥サマーフェスティバル」などを楽しんでみてはいかがでしょうか。「土肥桜まつり」は、毎年1月中旬から2月上旬にかけて開催されています。寒い時期に見ることができる土肥桜は、日本でいちばん早く咲く桜としても有名です。