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温根湯温泉は北海道北見市に位置し、アイヌ語で大きなお湯という意味の言葉から、その名が付けられたとされています。明治32年に開湯してからは、北見の奥座敷として地元の人に長年愛されてきました。
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温根湯温泉の泉質は単純硫黄泉で無色透明。さらさらとした肌触りも人気のひとつです。神経痛や皮膚病に効果があるとされており、「美白の湯」としても有名です。
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おすすめの温泉施設は、「大江本家」や「温泉ホテル つつじ荘」などです。「大江本家」では、源泉100パーセントの美白の湯をジェットバスや打たせ湯などで楽しめます。季節によって変化する温泉の温度を適切な状態で提供する「温泉ソムリエ」がいるのも特徴のひとつ。心ゆくまで温泉を楽しみたい方におすすめです。
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周辺には、「北の大地の水族館」、「北きつね牧場」などの観光スポットがあります。「北の大地の水族館」は、川が凍る様子を再現する「四季の水槽」や淡水魚を展示している水族館です。「北きつね牧場」では、キタキツネが放し飼いにされており、間近でその生態を観察することができます。
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春から夏にかけては多くの花が咲き誇り、5月に咲くツツジを見るために道内外から多くの観光客が訪れます。夏まつりの花火大会では、無加川を渡る伝統行事「神輿川渡御」を見ることができます。冬は一転、見渡す限り白銀の世界。雪見風呂を楽しんだり、温泉街で開催される冬の花火大会を観賞したり、暖かい時期とは異なる過ごし方ができるのでおすすめです。