沖縄の伝統工芸品ミンサーとは？ 歴史やデザインの魅力を紹介

ミンサーとは沖縄の伝統的な織物のことです。島に自生している草木で染色した綿糸を手織りしているのが特徴で、沖縄の草木でしか出せない色合いが人気です。主な産地は石垣島、竹富島、西表島です。この記事ではミンサーの歴史や使用例などについてご紹介します。

ミンサーの歴史は長く、17～18世紀頃ごろの琉球王朝時代までさかのぼります。当時の記録には綿の栽培などが記されており、インドや中国、チベットを経由して伝わってきたと考えられてはいますが、現在も詳細については不明のままです。現在の流通の大半を占めるミンサー帯の発祥は竹富島といわれており、藍色の細い「ミンサーフ（ミンサーウ）」が起源とされています。

購入方法は、沖縄の工芸品を扱う店やオンラインショップなどがあります。その他にも八重山にあるミンサー工芸館では、ミンサー作り体験ができたりしますので、公式サイトなどをチェックして気になる商品を手に入れてみてください。