「小金湯温泉とは？ 特徴・泉質・魅力について」

小金湯温泉は、明治20年に開湯された記録が残る、数軒の温泉宿がある小さな温泉地です。定山渓温泉を開湯した美泉定山（みいずみじょうざん）が、根元で仮眠したという言い伝えが残る「桂の大木」が温泉地のシンボルとなっています。

泉質は、単純硫黄泉（弱アルカリ性）で肌に優しく、皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩などに効果があるとされています。

「湯元小金湯」と「湯元旬の御宿まつの湯」で、小金湯温泉を楽しむことができます。「湯元小金湯」では、源泉100パーセントの湯を露天風呂や大きな窓から景色を眺められる内湯などで堪能できますよ。体に優しい泉質で、長期の湯治にも適しているとされています。

「湯元小金湯」の向かいにある「サッポロピリカコタン」で、アイヌ文化・歴史を学んでみてはいかがでしょうか。独自の文化を育んできたアイヌ民族の、伝統衣服や民具などを見学することが可能です。刺繍や編み物など、アイヌ文化の体験コーナーもありますので、公式サイトを確認してみましょう。

四季折々の景色を楽しめる小金湯温泉。山々に囲まれた自然豊かな場所にあるため、辺り一面が鮮やかな紅葉に包まれる秋に訪れるのがおすすめです。空気が澄み、温泉に入るのにも適した季節といえるでしょう。