「旭岳温泉とは？ 特徴・泉質・魅力について」

旭岳温泉は大雪山国立公園の中に位置し、標高約2291メートルの旭岳の麓にある高所の温泉地です。自然や景観に配慮して建てられた宿泊施設が点在しています。日帰り入浴ができる施設もあり、登山などを楽しんだ後に体の疲れを癒すことも可能です。

泉質は、硫酸塩泉です。関節痛や筋肉痛、冷え性、肌の保湿効果などがあるとされています。肌ざわりもさらさらとし、無色無臭なのも特徴のひとつです。

6月から10月頃が旭岳登山のシーズンです。北海道で最も高い山として、日本の百名山にも選出されています。高山植物や大雪山国立公園内に広がる紅葉を観賞したりと、楽しみ方はさまざま。登山を満喫した後は、温泉で体の疲れを癒しましょう。

おすすめ温泉施設は、「ラビスタ大雪山」や「東川・旭岳温泉 ホテルベアモンテ」などです。「ラビスタ大雪山」は山岳リゾートホテル。源泉かけ流しの温泉を堪能できるだけでなく、横になって入浴可能な露天風呂や樽風呂など多彩な温泉が楽しめます。「東川・旭岳温泉 ホテルベアモンテ」は、ゆとりをテーマとした客室が魅力のホテル。ホテル内を散策したあとに、100年以上の歴史を持つ天然温泉“山の湯”で、疲れた体を癒してみてはいかがでしょうか。

春にはさまざまな種類の高山植物を観賞できたり、秋には日本一早いとされる紅葉が楽しめます。高地に位置しているため、空気の澄んだ冬には、空一面の星空を眺めることも可能です。情報誌やインターネットを活用して、気になる季節に訪れてみてはいかがでしょうか。