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  1. 指宿観光 自然の景観と温泉、歴史を巡る
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達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

指宿観光 自然の景観と温泉、歴史を巡る

  鹿児島県薩摩半島の南東部に位置する指宿市(いぶすきし)。この地の最大の魅力は、“砂むし温泉”に代表される独特な温泉文化と、開聞岳や知林ヶ島、魚見岳などの自然景観だ。また、テレビドラマで有名になった篤姫のゆかりの地などのスポットもあり、歴史を巡れる魅力もある。

“薩摩富士”の異名を持つ開聞岳を望める砂むし風呂「砂湯里」

  指宿観光といえば、世界的にも珍しい無人島「知林ヶ島」や東洋のダイヤモンドヘッド「魚見岳」、砂むし温泉、指宿グルメ……と楽しみ方が尽きない。さらに指宿の南東に位置する山川地区では、竹山と開聞岳の優美な姿を楽しみながら「たまて箱温泉」の湯に漬かるのが定番。

また、歴史的には篤姫ゆかりの地である今和泉のまち歩きもできるほか、江戸末期に薩摩藩の近代化を支えた豪商・濵﨑太平次の足跡もたどることができる。そんな指宿のおすすめの楽しみ方を、名物観光ガイドである達人・吉留さんに聞いた。

取材/野田 卓也、平成28年(2016)9月


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吉留紀代子さん
(よしどめ きよこ)
吉留 紀代子さん

指宿観光の達人
  難しい歴史語りは専門の方に任せて、指宿の観光や歴史について“楽しく面白く”解説してくれる指宿の名物観光ガイド。もともとは指宿の生まれではないものの、「指宿が持つ魅力をもっと多くの人に知ってほしい」との想いから、指宿市観光協会を通じたまち歩きや、篤姫観光ガイドなどを行っている。

まずは魚見岳へ 指宿市内と知林ケ島の“砂の道”を眺望

魚見岳の展望所から、指宿の市街地を望む

  「指宿に到着したら、まずはここを目指していただきたい」と、指宿観光の達人・吉留さんから最初に教えられたのが、この「魚見岳(うおみだけ)」だ。JR指宿駅からは車で15分ほど、指宿市北東部の海沿いにあるこの山は、標高215メートル。ハワイのダイヤモンドヘッドをほうふつとさせる姿から、指宿が“東洋のハワイ”と呼ばれるきっかけとなった山だ。

この魚見岳の頂上からは、指宿市街地はもちろん、晴天時には開聞岳と桜島を同時に見ることができる。また、夕日や夜景も素晴らしく、海側にある無人島「知林ヶ島(ちりんがしま)」や干潮時に現れる砂州(砂の道)が美しく見える場所でもある。この砂の道は、3月から10月にかけての大潮や中潮の干潮時に現れる。

この周辺は「魚見岳自然公園」として整備されており、鹿児島県の「森林浴の森70選」にも選定されている。野鳥や植物に恵まれ、特に春先の花見の時期には、桜やツツジが見ごろを迎える。指宿の自然と眺望を体感できる場所として、まずはこの魚見岳を訪ねてみてほしい。

砂の道「ちりりんロード」を歩こう

島へ繋がる砂洲の道「ちりりんロード」

  魚見岳のすぐ近くにある知林ヶ島では、年間で約170日間、干潮時に砂州(砂の道)が出現し、島まで歩いて渡ることができる。島と陸を繋ぐこの砂の道は「ちりりんロード」と呼ばれており、片道20分ほどで島を目指すことができるのだ。

「この道は人工的に作られた道ではなく、潮の満ち干により限られた時間にだけ出現する道。道の形状や幅、位置、道の起伏などは日々変化するんです。同じ道は二度と現れず、その日、その時に訪れた人にしか渡れない特別な道」と吉留さんは胸を張る。

また、島に渡る途中には白い貝殻が落ちている。この貝殻の形がうまく合うとハート型になることもあり、いい手土産になる。「まさに指宿ならではの体験だよ」と言ってほほ笑む吉留さん。なお、11月から2月の間は潮の関係で渡ることができないため、訪れるときには注意しよう。

山川地区で、温泉の噴き出す海岸や本渡最南端の駅などを巡る

“薩摩富士”の異名を持つ開聞岳を、西大山駅から見上げる

  伏目海岸は約6400年前、池田湖付近が噴火した際に噴出した池田火砕流が層をなして厚く堆積した岸壁を持つ。この伏目海岸の地下1000~1800メートル一帯には、地下のマグマによって熱せられた230度を越す熱水があり、海岸の波打ち際からは温泉が噴き出している。

また、海岸の岸壁の上には温泉を利用した塩田工場の跡があるが、ここでも激しい蒸気と温泉が噴き出しており、その様子を間近に見ることができる。これだけの地熱に恵まれた場所のため、海岸そばには地熱を利用した砂蒸し温泉があるのもうなずける。まさしく、大地の息吹を直に“体感”できる場所だ。

伏目海岸がある山川地区は、JR指宿駅より車で30分ほどとやや市内中心部より距離がある。しかし、開聞岳を望む絶好のスポットで本土最南端の駅である「西大山駅」や、旅行口コミサイトなどでランキング上位になることも多い日帰り温泉「たまて箱温泉」など、見どころが多く点在している。

指宿旅行の際には、まずは指宿市内で1泊した後に、ゆったりと1日もしくは数日かけて山川地区を訪れるコースがおすすめだ。

篤姫ゆかりの地 ―― 今和泉を歩く

今和泉島津家別邸跡の松林。達人・吉留さんおすすめの風景だ

  ドラマの反響により一躍全国区になった天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)。指宿市にある今和泉地区は、篤姫の生家である今和泉島津家の領地であり、屋敷があった場所だ。旅のプランとしては、鹿児島市から指宿市への入り口にあたるため、指宿観光の最後(もしくは最初)に訪れるのがいいだろう。

JR薩摩今和泉駅から半径1.5キロの圏内には、今和泉島津家別邸跡の石垣や町割、隼人松原と呼ばれる整備された松林、今和泉島津家歴代当主の墓などがあり、1時間弱でこれら全てを回るまち歩きが可能だ。今和泉島津家の別邸跡には、現在は今和泉小学校があるが、校内で台帳に記名して中を見学することもできる(要相談)。また、海岸沿いの松林からでも、当時の雰囲気を感じることが可能だ。特に海岸側は「必ず訪ねてほしいスポット」だと吉留さんは強調する。

さらに松林を眺めながら道を進むと、その先には篤姫幼少期の像「於一像」が、錦江湾と桜島を背景に立っている。篤姫は、鹿児島市大竜町にて生まれ育ったのだが、江戸に嫁ぐ前までは今和泉島津家にも、墓参りなどで来ていたと考えられている。「きっと屋敷前の海岸で、この像のように笑顔で過ごされていたのかもしれません。そんな想いを巡らせられる場所です」(吉留さん)

明治維新を支えた豪商・濵﨑太平次とは?

指宿港に立つ濵﨑太平次像

  指宿市観光協会のあるセントラルパーク。この周囲には明治維新を陰から支えた功労者ゆかりの地が多数存在。その功労者とは、指宿の豪商である「八代目 濵﨑太平次」だ。

あまり聞きなれない名前かもしれないが、この太平次は琉球貿易から海運業を始め、薩摩藩の御用商人として密貿易を行って、藩財政の建て直しに貢献した人物。また、造船や紡績事業の資金援助も積極的に行い、薩摩藩の近代武装化を資金面で支えたといわれている。

彼の活躍や資金援助がなければ、薩摩藩は弱体化し明治維新もままならなかったのだが、密貿易という行為によって、太平次は歴史の表舞台から遠ざけられてしまったという。その功績を見直す活動が近年活発に始まっており、セントラルパーク内やその周辺にある太平次の生誕の地や銅像、墓などに注目が集まっている。

また、指宿駅の近くにある指宿市観光協会では、セントラルパークを中心に太平次の功績に触れられるまち歩きも行っている。「気軽にご連絡いただいて、今の指宿に残る太平次の功績にも触れてほしい」と、吉留さんもおすすめするコースだ。

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指宿旅行を楽しむ達人おすすめのスポット

指宿ならではのおすすめグルメ

  指宿は、空豆とオクラの生産量が日本一であることに加えて、カツオの本枯れ節の生産量も日本一。これらの地元の食材を生かした店が指宿市内には多数あるが、中でもおすすめを紹介。

  • 地元の海鮮が凝縮されたさつま味の「温たまらん丼」
  • 花籠に盛り付けられた「篤姫御膳」
  • 木製二段の重に、13種類の食材が並ぶ「桑の実」の御膳
おすすめポイント
  「温たまらん丼」は指宿市内の17の店で提供される山川産の温泉卵を使った丼のこと。それぞれの店で特色のある丼が出るので、指宿を訪れるたびに異なる味が楽しめる。また、海沿いの古民家で食べる御膳と、農家カフェが提供する里山の恵みをふんだんに使った食事もおすすめ。

指宿でおすすめの定番の日帰り温泉

  指宿といえば、全国でも屈指の温泉地の一つ。そんな指宿の中でも、ここで紹介する日帰り温泉は、人気も魅力も別格だ。

  • 多くの観光客が訪れてにぎわう指宿の観光名所、「砂楽」
  • リゾート温泉施設・ヘルシーランドの「たまて箱温泉」
  • 雄大な自然に囲まれながら、砂蒸し風呂で汗を流せる「砂湯里」
おすすめポイント
  天然砂むし温泉としては市街地にある「砂楽」の知名度が高いが、伏目海岸にある「砂湯里」も地元では人気。また、そのそばにある「ヘルシーランドたまて箱温泉」も、景観の素晴らしさから多くのリピーターが訪れる施設だ。

泉質の違いを楽しめる指宿の温泉

  指宿には泉源の豊富さから、街中や山手にも多くの温泉が存在している。

  • 「殿様湯」の浴槽には島津家の家紋が付いている
  • ひなびた雰囲気の「区営鰻温泉」
  • 8種類の貸し切り露天風呂がある「野の香」
おすすめポイント
  薩摩藩主島津家御用達の殿様湯に、西郷隆盛が好んで訪れた鰻温泉、家族連れに人気の野の香など。歴史や景観だけでなく、それぞれの泉質の違いも楽しんでほしい。

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指宿への交通アクセス

  薩摩半島の南に位置する指宿は、鹿児島空港やJR鹿児島中央駅などからは、やや離れている。その距離の長さを生かしたいなら、移動時間でも楽しませてくれるJRの特急「指宿のたまて箱」の利用がおすすめだ。

電車(JR)で

  ・JR鹿児島中央駅より特急「指宿のたまて」で約55分
・JR鹿児島中央駅より約1時間15分

車(レンタカー)で

  鹿児島空港から高速「溝辺鹿児島空港インターチェンジ」に乗り、「谷山インターチェンジ」で降りる。その後、県道219号線 と 国道226号線を経由して約82キロ、約1時間30分。

空港バスで

  ・鹿児島空港より喜入平川経由指宿行きで約1時間40分

指宿観光のQ&A

Q 指宿に着いた後の移動は何が便利?
A 見どころが市内各地にあるので、レンタカーもしくはタクシーなどの車移動がおすすめ。
Q 指宿土産って、どんなものがあるの?
A 生産量日本一のそら豆を使ったスイーツや、同じく生産量日本一のオクラを使った漬物、マンゴーを使った加工品、山川の鰹本枯節、唐船峡のめんつゆなどが人気だが、新しい商品も日々生まれている。土産物屋で思わぬ発見があるかもしれないので、ぜひ注目してみてほしい。
Q 立ち寄り利用ができる温泉施設はどのくらいある?
A 現在は27施設が立ち寄り湯として利用可能。利用時間や営業日などはそれぞれの施設で異なるので、電話などで事前に確認のこと。
Q 立ち寄り湯の利用料金はどのくらい?
A 200円から1000円前後まで、施設によって利用料金は幅広い。特に砂むし風呂やホテルの温泉などは、やや高めになると考えておこう。
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