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  1. 「沖縄全島エイサーまつり」の楽しみ方

「沖縄全島エイサーまつり」の楽しみ方

  沖縄の旧盆の風物詩・エイサー。旧盆明けの最初の週末には、県内各地の青年会がエイサーのメッカである沖縄市に集結する。勇壮な太鼓の音や、青年たちの真剣な演舞が胸を打つ夏の人気イベントだ。

  • 久保田青年会のダイナミックなエイサー
  • 伝統衣装を身に着けて舞う姿が凛々しい
  • サンゴ礁の上にやってきたマンタ。春から秋がシーズン

  「全島エイサーまつり」は旧盆明けの最初の週末に、沖縄本島の中部にあるエイサーのまち・沖縄市で繰り広げられる青年エイサーの祭典だ。全地域から選抜された団体のみが出演できるとあって、県内各地の青年会の憧れの的になっている。
3日間にわたって行われる全島エイサーまつりは、初日(金曜日)が「道じゅねー」、中日(土曜日)が「沖縄市青年まつり」、最終日(日曜日)が「全島エイサーまつり」となっていて、それぞれに見どころが満載。毎年約30万人が訪れるという人気イベントの魅力と楽しみ方を紹介。

【開催日時】平成28年(2016)8月26日(金)~28日(日)
ライター/桑村ヒロシ 
投稿日/平成25年(2013)10月
更新日/平成28年(2016)5月

全島エイサーまつりの達人
(えいぼう)
エイ坊

全島エイサーまつりの達人
  沖縄市のエイサーキャラクター。エイサーキャラクター仲間には、サーちゃん、たーくん、さなじぃがいるが、エイ坊は温和で頼りになるリーダー的存在。エイサーが好き過ぎて、時々寝言でも「イーヤーサーサー」という。元野球小僧で広島カープファン。
    • そもそもエイサーって何?

        伝統衣装を身に着けて舞う姿が凛々しい
      エイサーとは、沖縄で旧盆の時期に各集落の通りを練り歩きながら踊られる伝統芸能。先祖の魂を供養するための踊りという点では、本土の盆踊りの一種ともいえる。もともとは、旧盆の最終日に先祖をあの世に送り出す意味で行われていたが、最近では旧盆の期間中(旧暦7月13、14、15日)は毎日行われる場合もある。今から400年以上前、浄土宗が琉球に伝来した頃に広まった念仏踊りを起源とし、時代とともに沖縄独自のスタイルへと進化を遂げていった。
      名護市城青年会による手踊り
      地域の集落単位で団体(青年会)を結成し、数十人から多いところでは100人以上が属している。団内では旗頭(はたがしら。地域の名を記した高さ3、4メートルのほどの旗を掲げる人のこと)、太鼓打ち、手踊り(手の動きを活かした踊りのこと)、地謡(ジウテー。三線を引き、唄を歌う人のこと)、京太郎(チョンダラー。念仏踊りの流れを汲んだ道化役を演じる人のこと)などの役割がある。
      迫力ある伝統エイサー
      旧盆時期に、各集落で行われる伝統的なエイサーの他に、現代ではパフォーマンスとして、県内外のイベントや結婚式などでエイサーが披露される機会も増えてきた。こうしたエイサーは創作エイサーと呼ばれ、独自の音楽や振り付けを持ち、地域を越えて活動している団体がいくつもある。

      エイサーの祭典「沖縄全島エイサーまつり」とは

        北部地域のエイサー・伊江村青年会
      旧盆の時期にしかお目にかかることができなかった県内各地域のエイサーを一堂に集めたのが、昭和31年(1956)、コザ市(現・沖縄市)誕生記念の年に行われた「全島エイサーコンクール」。現在は、当時のようにナンバーワンを決めていないが、沖縄本島の北部・中部・南部の各地域から選び抜かれた団体のみが、「沖縄全島エイサーまつり」に出場することができる。
      レベルの高い演舞を一度に堪能できるのが全島エイサーまつりの魅力だ。地域によって太鼓の種類や踊りのスタイルが違うので、さまざまな団体のエイサーを見比べてみるのも面白い。

      沖縄全島エイサーまつりの上手な巡り方

        ちびっこエイサー
      3日間にわたって行われる全島エイサーまつりの見どころを紹介。まず初日の「道じゅねー」(みちじゅねー。練り歩くという意味)。沖縄市・胡屋(ごや)十字路付近の道路を、2時間かけてエイサー団が練り歩く。多数の観客で混み合うが、道端で待っていればパレードのように目の前で演舞が見られるので迫力満点だ。
      全島エイサーまつり初日の「道じゅねー」
      中日の「沖縄市青年まつり」は15時~21時の間、沖縄市コザ運動公園陸上競技場で行われる固定会場型のイベント。初日、中日共に、エイサーのメッカ・沖縄市の青年会が多数出演するので、本場の熱を感じてみたいという人におすすめだ。
      中日の「沖縄市青年まつり」
      最終日の「全島エイサーまつり」。県内北部・中部・南部から選抜された団体のエイサー演舞や、創作エイサーが見られる(15時~21時)。2日目と同様、コザ運動公園陸上競技場で開かれる。全国から駆けつけるエイサーファンのために、数年前から中日と最終日はスタンドに有料席(約3000席)が設けられるようになったが、前売りでほぼ完売するほどの人気ぶりだ。
      最終日の「全島エイサーまつり」
      一度鑑賞すれば、3日間めいっぱい滞在したくなるほどの魅力を持つ全島エイサーまつり。沖縄市内のホテルに滞在すれば、まつりの前後にエイサー関連のお店を巡ったり、音楽の町としても知られるコザの飲食店、ライブハウスで飲み歩いたりもでき、よりじっくり楽しめる。

      沖縄全島エイサーまつり番外編

        2日目、3日目のフィナーレを飾るレーザーショーと花火
      全島エイサーまつりの中日と最終日、エイサー演舞終了後には観客も一体となるカチャーシー(歓喜の舞い)タイムがある。興奮そのままに夜空を彩るレーザーショーが始まり、フィナーレでは花火が打ち上がる。

      全島エイサーまつりの1カ月ほど前になると、プレイベントとして「エイサーナイト」が毎週末開催される。メイン会場は主に「コザ・ミュージックタウン」の広場だが、なかには小・中学校のグランドを使った1000人規模のエイサーイベントまである。各青年会は順番にエイサー演舞を行い、まつり本番に向けてコザの街を大いに盛り立てる。この時から、すでにまつりは始まっているのだ。

      沖縄全島エイサーまつり おすすめ情報

      各地域のエイサーやスタイルの違いを楽しむための豆知識

        エイサーにはさまざまなスタイルがあり、例えば楽器の種類もそのひとつだ。各団体のスタイルを特徴づける楽器や踊りの種類を達人が紹介。

      • 沖縄市・照屋青年会の締太鼓
      • 南風原町津嘉山青年会によるエイサー演舞
      • 名護市城青年会による演舞
      おすすめポイント
        太鼓の種類ひとつとっても、大太鼓、締太鼓、パーランクーがあり、ウスデーク(臼太鼓)を使う地域もあれば、太鼓を使わない地域もある。締太鼓のエイサーといえば、沖縄市各青年会のエイサーが代表格。小型のパーランクーを使ったエイサーはうるま市に多く見られる。一方、北部の本部町や名護市には太鼓を使わず、手踊りを主体とした原始的なエイサーがある。こうしたスタイルの幅広さが全島エイサーまつりを楽しむ醍醐味だといえる。

      沖縄全島エイサーまつりの見どころをもっと詳しく解説

        3日間にわたって行われる全島エイサーまつり。プログラムの違いや、どんな演舞を楽しむことができるのか、達人にその見どころを聞いてみた。

      • 山里青年会によるエイサー演舞
      • 中の町青年会によるエイサー演舞
      • 平成25年度のトリを務めた沖縄市・越来(ごえく)青年会のエイ
      おすすめポイント
        まず初日の「道じゅねー」は、各青年会がエイサー演舞を行いながら胡屋十字路付近の道路を練り歩くプログラム。町を練り歩きながら行うエイサーが本来の姿に最も近く、何より至近距離でエイサーを見られるのがうれしい。また中日は、コザ(沖縄市)の各青年会が多数出演し、迫力のある舞を披露するので、エイサー好きにはたまらない1日になる。最終日は、沖縄県内各地の青年会代表に、創作エイサーと、多様なエイサー演舞を一度に楽しむことができる。

      いつでも「全島エイサーまつり」

        エイサーといえば夏がシーズンだが、次の夏を待たずにいつでもエイサーを楽しめる場所や方法を達人が紹介。

      • エイサー家(コザ・ミュージックタウン1階)
      • 沖縄市・照屋青年会の伝統衣装を身にまとったエイ坊
      • 特級を受験したエイ坊。エイ坊が驚くほど難問ぞろいだったとか
      おすすめポイント
        コザ・ミュージックタウン1階にある「エイサー家(やー)」は、全島エイサーまつりの歴代ポスターや資料を閲覧でき、エイサー博物館のような存在のエイサーグッズショップ。現役青年会やOBが多く働いているのも注目ポイントだ。また、すぐ裏手の中の町・なかどおりには、沖縄市内23青年会の旗頭を模した街灯が建ち並ぶ。街灯には、各青年会の衣装を着たエイサーまつりキャラクター・エイ坊やサーちゃんのフィギュアもあってかわいらしい。そして、家にいながらエイサーにふれることができるのが、エイサー検定だ。
  • アクセス・Q&A
    • 全島エイサーまつり会場への交通アクセス・イベント情報

        会場付近に臨時駐車場が用意されるものの、早々に満車となる。少し離れた指定駐車場から無料送迎バスを利用するか、公共交通機関の利用がおすすめだ。また、沖縄市内のホテルに滞在する場合は、ホテルによる送迎有無や会場への行き方をたずねるといい。

      車(レンタカー)で

        那覇空港から車で約40分。沖縄自動車道 那覇ICから沖縄南ICを降り、沖縄市役所(臨時駐車場)までは車で約10分。
      ※注意※臨時駐車場が満車の場合は、周辺の民間駐車場、コインパーキングの利用を。

      路線バスで

        園田(そんだ)バス停より徒歩10分
      那覇方面から園田バス停までは、21番、77番、90番、23番、27番、63番、31番、112番、124番、125番を利用
      屋慶名方面から園田バス停までは、27番を利用
      名護方面から園田バス停まで、21番、77番を利用

      高速バスで高速バスで

        那覇空港国内線旅客ターミナル前から、高速バス111番、113番を利用し、コザ運動公園下車

      イベント情報

        【開催日時】
      2016年8月26日(金)~28日(日)
      ・初日:道じゅねー/金曜日 18時20分~21時
      ・中日:沖縄市青年まつり/土曜日 15時~21時
      ・最終日:沖縄全島エイサーまつり/日曜日 15時~21時

      例年、旧盆明け最初の金曜・土曜・日曜日(新暦では8月~9月頃)
      ※毎年日程が異なるため、沖縄全島エイサーまつり実行委員会オフィシャルサイトで確認を。

      【開催地】
      ・初日:道じゅねー
        沖縄県沖縄市上地1-1-1 胡屋十字路
      ・中日・最終日:沖縄市青年まつり、沖縄全島エイサーまつり
        沖縄県沖縄市諸見里2-1-1 沖縄市コザ運動公園陸上競技場

      【料金】
      見学は無料だが、中日および最終日は一部有料席あり

      【駐車場】
      あり(無料)
      ※会場付近に臨時駐車場があるほか、土曜日・日曜日はやや距離の離れた指定駐車場からシャトルバスが運行する。臨時駐車場やシャトルバスの運行についてくわしくは沖縄全島エイサーまつり実行委員会オフィシャルサイトで確認を。

      【問い合わせ】
      098-937-3986(沖縄市役所文化観光課)

      【備考】
      沖縄全島エイサーまつり実行委員会オフィシャルサイト

      全島エイサーまつりQ&A

      Q エイサーを鑑賞するのにお金はかかる?
      A 無料だが、中日の沖縄市青年まつりと、最終日の沖縄全島エイサーまつりは有料のメインスタンド席がある(約3000席)。
      Q メインスタンド席の料金はいくら?
      A 前売りでS席2000円、A席1200円(B席の前売りはなし)。当日はS席2500円、A席1500円、B席1000円。
      Q 有料席のチケットはどこで買える?
      A 沖縄市観光協会、沖縄市体育協会、ファミリーマート(e+)、ローソン(Loopi)、チケットぴあでお買い求めを。
      Q 会場にトイレはある?
      A あるが、混雑が予想される。初日は、胡屋十字路のコザ・ミュージックタウン内1階、2階の公衆トイレを、中日・最終日は、沖縄市コザ運動公園陸上競技場の公衆トイレを利用のこと。
      Q 駐車場はある?
      A 会場付近に臨時駐車場があるほか、土曜日・日曜日はやや距離の離れた指定駐車場からシャトルバスが運行する。
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      Q 近くに宿はある?
      A 開催地である沖縄市には人気の大型ホテルがあり、そのほか近隣の宜野湾市や浦添市にあるホテルからも、会場へアクセスしやすい。
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