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  1. 「沖縄の伝統工芸」おすすめ&人気のお土産

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

「沖縄の伝統工芸」おすすめ&人気のお土産

  陶器、染織物、ガラスなど、沖縄は伝統工芸の島。伝統工芸の魅力の奥深さを達人の視点で紹介。

やちむん(焼物)は人気の工芸品。シーサーづくりにチャレンジ

  多彩な伝統工芸が息づく沖縄。染織物、焼き物、漆器など、独自の伝統と文化が継承され、その技は現在に引き継がれている。一方で、近年誕生した琉球ガラスも今や人気の伝統工芸品。沖縄土産の定番として親しまれ、熱心なファンも多い。また、それぞれの伝統工芸が手軽に体験できるのも沖縄観光の楽しみのひとつだ。沖縄の伝統工芸の、奥深い魅力を紹介しよう。

更新日/平成27年(2015)10月

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比嘉 司 さん
(ひが つかさ)
比嘉 司 さん

沖縄の伝統工芸の魅力を伝える達人
  沖縄の伝統工芸品を一堂に集めている施設・那覇市伝統工芸館にて、平成24年(2012)より館長を務める。館内では、人間国宝の作品をはじめとする伝統工芸品の展示や販売のほか、職人が工芸品を制作する様子を見学することができる。

歴史ある伝統工芸が多く存在する沖縄

館内を案内する比嘉館長

  陶芸や織物、染物など、沖縄には他県で見られないほど、数多くの伝統工芸が根づいている。県内では工房やアトリエ、窯元が点在しており、気軽に伝統工芸に触れ、購入することができる。そんな伝統工芸の魅力について、那覇市・国際通りの中心にある那覇市伝統工芸館の比嘉館長に話をうかがった。
「経済産業大臣指定の伝統工芸品215品のうち、14品目が沖縄の伝統工芸品です。全国順位では第3位ですよ」と話す比嘉館長。ちなみに第1位の京都が17品、2位の新潟が16品だそう。「14品目の内、やちむん(焼き物)琉球漆器の他は、すべて染織物です。衣類は神事や祝い事の衣装、日常使いの衣類として必需品だったため、多様な織物が生まれたと考えられています」。また、貿易立国であった琉球王国では、王府が工芸品を擁護し、輸出品として利用していたそうだ。
 那覇市伝統工芸館では、歴史的作品はもちろん、人間国宝の作品も展示されている。比嘉館長に興味深い作品を紹介してもらった。「鮮やかで美しい模様が特徴の染物“紅型(びんがた)”で人間国宝となった玉那覇有公(たまなはゆうこう)さんの作品を展示していますが、当館では展示部分を両面ガラス張りにしたので、表も裏も見ることができます」。玉那覇さんの紅型は、両面染という技法で染められている。両面染とは、布の表と裏の両方に型を置き、色を差す技法で、普通の作業の5倍以上の時間がかかるとか。他にも、人間国宝である首里織の染織家・宮平初子(みやひらはつこ)さんや、沖縄で初の人間国宝となった壺屋焼の陶工・金城次郎(きんじょうじろう)さんの作品も間近に見ることができる。

戦後の沖縄が生んだ工芸「琉球ガラス」

モダンな形や鮮やかな色合いが魅力の琉球ガラス

  何百年という歴史を持つ壺屋焼紅型とは違い、琉球ガラスはまだ歴史の浅い工芸品。沖縄のガラス工芸がはじまったのは、明治時代の中頃と言われ、その歴史は100年余り。そしてガラス工芸が脚光を浴びるようになったのは、戦後、沖縄県に駐留するアメリカ軍人向けに製品が作られるようになってからだ。
「駐留米軍が使用していたコーラやビールの色つきガラス瓶を再生した琉球ガラスは、原料がリサイクルのため強度が低く、ぽってりとした厚みが特徴。米軍の将校たちが、ガラス職人にアメリカ本国の雑誌を見せて『こんなデザインにしてほしい』とオーダーしていたことが、技術向上に繋がったと言われています」と比嘉館長。飲み物を入れるピッチャーやデカンタ、野菜を盛りつけるサラダボウルなど、アメリカナイズされた商品が次々と生まれた。沖縄県が本土復帰を果たす頃には、ガラスの着色料が容易に入手できるようになり、赤や青などのカラーバリエーションも増えた。また、今では人気の泡ガラスには、こんな秘話も。
「琉球ガラスは、気泡があると失敗作とされ、捨てられていました。それを逆手にとって、泡を模様にしたのが、現代の名工と呼ばれている稲嶺盛吉(いなみねせいきち)さんです」と比嘉館長。稲嶺さんは好奇心旺盛のアイデアマンのようで、おもしろい色合いや風合いを出すために、カレー粉や黒糖、備長炭などで色つけをすることもあるそうだ。
 素朴さと手作りの温もりが感じられる琉球ガラスは、沖縄を代表する伝統工芸として発展し続けている。

沖縄の伝統工芸品づくりを体験する

自分で作った物だと、うれしさもひとしお 撮影/育陶園

  沖縄は、体験型観光の先進地。沖縄でしか体験できないことがいっぱいある。観光客に人気が高いのは、一輪挿しやオリジナルグラスを作る琉球ガラス、そしてシーサーや器作りが体験できる壺屋焼。他にも、手ぬぐいやトートバッグに図柄を染める琉球びんがたや、コースターやブックカバーを織る織物などが体験できる。ショップや工房では体験プログラムを用意しているところもあるので、ぜひ挑戦してみよう。また、那覇市伝統工芸館でも年間1万1,000人以上の観光客が、併設の体験工房に立ち寄っているそうだ。
 沖縄の伝統に触れて感じて遊びながら、自分だけのオリジナル工芸品を作る楽しさを味わってほしい。

【施設】那覇市伝統工芸館
【住所】沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇2F
【問い合わせ】098-868-7866
【交通】沖縄都市モノレール「ゆいレール」牧志駅下車、徒歩4分、那覇空港から車で15分
※現在、毎週日曜日12時~18時まで「国際通り」がトランジットモール(歩行者のみ)のため、一般車両(自転車含む)は交通規制で入ることができないので、要注意。
【休館日】12/31~1/2までの3日間
【利用時間】9時~18時
【観覧料】大人300円、高校生200円、小中学生100円
【体験工房】琉球びんがた、琉球ガラス、首里織、壺屋焼
※予約制。詳しくは電話またはメールにてお問い合わせください。
http://www.kogeikan.jp/

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沖縄の伝統工芸品をもっと詳しく知ろう

沖縄の染織物

  • 宮城守男さんの作品。沖縄の風景をモチーフにした美しい紅型の帯
  • 芭蕉布で作られた着物。長い間に渡り沖縄で愛されてきた
  • 女性に特に人気が高い赤のミンサー織り
おすすめポイント
  伝統の染物「紅型(びんがた)」は、まるで沖縄の自然を映し出したかのような鮮やかな色彩や繊細な文様が特徴。天然の糸芭蕉から繊維を取り出し、繊細な手仕事を経て作られる「芭蕉布」は、やわらかさと芯の強さが感じられる織物。マス目の柄を織り込んだ「八重山ミンサー」は木綿糸を平織りで仕上げていく八重山に伝わる伝統工芸品だ。
沖縄で実物を見て、触れて、長年培われてきた染織物の風合いを感じてほしい。

沖縄の工芸品

  • さまざまな色や柄の「やちむん」撮影協力/壺屋焼 窯元 育陶園
  • 独特の色合いやデザインが印象的な琉球漆器
  • 鮮やかな色合いは、まるで沖縄の豊かな自然を表しているようだ
おすすめポイント
  食器や壺、シーサーなど、沖縄の暮らしのさまざまなシーンで愛用されているやちむんは、土産物としても人気が高い。琉球漆器は、艶のある黒地や明るい朱色の独特に色合いにハイビスカスやゆうなの花などをあしらったデザインが特徴的。
ともに日常で利用しやすい食器類が豊富に作られているので、旅行中にお気に入りの一品を見つけてみよう。

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那覇市伝統工芸館のQ&A

Q 那覇市伝統工芸館の見学所要時間はどれくらい?
A 展示物観覧の他、モニターを使って伝統工芸の制作過程をわかりやすく解説した映像を見ると、およそ30分。
Q 那覇市伝統工芸館では、写真撮影はできる?
A 展示室の作品はNG。併設の体験工房では可能。
Q 体験は予約なしでも大丈夫?
A ショップや工房では予約がない場合、体験できないことがあるので、ぜひ予約をして出かけよう。
Q 体験時の服装は?
A 普段着でOK。なるべく汚れても良い服装で参加しよう。また、ヒールの高い靴では危険な場合もあるので、シューズがおすすめ。
Q 駐車場は完備されているの?
A 併設しているショップや工房もあるが、中には公共の駐車場を利用するところも。予約時に確認しよう。
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