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  1. 支笏湖観光、札幌から車で1時間の湖を遊ぶ

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

支笏湖観光、札幌から車で1時間の湖を遊ぶ

  日本有数の透明度を誇る支笏湖には、「チップ」と呼ばれる特産品のヒメマスを使ったグルメや「苔の洞門」などの観光スポットがあり、さらには“カヤック”を利用したアクティビティを楽しめるなど、この湖独自の魅力がある。

国内2番目のカルデラ湖「支笏湖」

  道央地方・千歳市に位置する支笏湖は、滋賀県の琵琶湖に次いで日本で2番目の貯水量を持つカルデラ湖である。平均水深265メートル、最大水深363メートルで日本で2番目の深さがあり、カルデラ湖としても道東の屈斜路湖に次いで2番目に大きい日本で最北の不凍湖だ。
 このように“日本全国で2番”の冠が多い支笏湖だが、美しさにランクはつけられない。山々に囲まれたこの湖の魅力は静けさと自然度の高さにあるのではないだろうか。札幌中心部から車でわずか1時間の距離でありながら、そこに都会の喧噪はない。湖周辺には恵庭岳(えにわだけ)・風不死岳(ふっぷしだけ)・樽前山(たるまえさん)の支笏三山がそびえ、モラップ、キムンモラップなどの低山にも囲まれている。
 カルデラ湖ゆえの風景があり、ドライブ&アクティビティを日帰りで楽しむことができる。温泉・レジャー・お祭り等のイベントも多く、人気の観光スポットとなっている。

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支笏湖の達人
(みむら えいじ)
三村 英二さん

支笏湖の達人
  酒屋に勤務している三村さんは、週に2度は温泉と景観を楽しむために支笏湖を訪れる。季節ごとに違う楽しみ方があるこの湖が、北海道で一番好きな場所と語る。特に気に入っている季節は「ヒメマス」が旬を迎える初夏。

「支笏湖野鳥の森」を散策して見られるもの

可愛い動物にも出会える

  札幌から車で1時間と、北海道の中では都市近郊型の自然湖である「支笏湖」。市街地からほど近い環境にありながら、支笏湖周辺には野生動物がとても多い。散策中には、エゾシカ・キツネといった“北海道の動物”をはじめ、エゾリスを目にすることもしばしばだ。
 支笏湖の南側にはキムンモラップという山があり、この一帯は環境省が管轄する「支笏湖野鳥の森」だ。1時間半ほどで一周できる散策コースがおすすめ。もちろん散策中はかわいらしい鳥の声を聞くことができるのだが、ぜひ見てほしいのは雪解けを終え春を迎えた頃の花だ。この季節にはタチツボスミレ・ヒメイチゲ・エンレイソウなどの花々が見られる。また、秋にはモミジやカエデの木が真っ赤な色に燃え上がる。散策路は確かに整備されており、とても歩きやすいコース。しかし、アップダウンがなかなかに厳しいので、歩きやすい靴と服装が必須である。

支笏・洞爺エリアの自然史をひも解くビジターセンター

困ったときのビジターセンター

  支笏洞爺国立公園内にある支笏湖。この湖を訪れた人々に、自然を親しみやすく紹介する施設が「支笏湖ビジターセンター」だ。「森へ、山へ、湖へ もう一つの支笏湖の旅へ」をテーマにした館内にはたくさんの展示コーナーがあり、支笏湖の自然を写真や大型模型等で紹介している。支笏・洞爺エリアの成り立ちが分かるだけでなく、ヒメマスの展示、18種類の鳥の声と姿を覚えられるバードボイスコーナーが設置されるなど、大人のみならず、子どもと共に楽しめるのが特徴である。
 湖畔の散策道にほど近く、東屋も併設されているため、観光最中の休憩にも適。また、トイレも非常に清潔だ。

初夏の旅なら「ヒメマス」を食べてほしい

何でも揃っている飲食街

  支笏湖と言えば、ぜひ食べてほしいのが「ヒメマス料理」 。普段、口にすることの少ない食材だが、その味は素晴らしい。特に5~7月の旬の時期は、脂の乗りも最高である。
 ヒメマスはサケ科魚類の中で最もおいしいと言われる。この魚はベニザケの“陸封”だ。陸封魚にはさまざまなタイプがいるが、その多くは、本来海と川を行き来していた種類の魚が、なんらかの要因で海に下る事(降海)ができなくなり、結果、淡水域で暮らすようになったものとその子孫を指す。支笏湖のヒメマスは明治27年(1894)に道東の阿寒湖 から移植され、増殖事業が続けられてきた。
 北海道でヒメマスは「チップ」と呼ばれる。この言葉はアイヌ語の一つで「カパッチェプ」=「体の薄い」という意味合いを持っている。北海道では愛されている魚だ。
 だが、ヒメマスだけでなく、さまざまな料理が揃っているのが支笏湖グルメのいいところ。和食はもちろん、洋食、ハンバーガー、フレンチ等、子どもから年配の人に至るまで満足のいくお店が並んでいる。苫小牧や千歳を旅行する予定があれば、食事のためだけに立ち寄っても損はない。

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支笏湖のグルメとアクティビティ

特産品と子どもも喜ぶグルメ

  支笏湖と言えば、ヒメマス料理がつとに有名。でも、湖畔には“ほかの”おいしい料理が盛りだくさんです。

おすすめポイント
  明治時代に阿寒湖から移植された「チップ=ヒメマス」の料理が支笏湖の特産品。6月から湖内で漁が解禁になり、初夏がヒメマスの旬の時期となる。
同時に、支笏湖畔にはさまざまなお店が軒を連ねる。オムライスやカレーなど子どもに人気のメニューから、北海道ならではの「鹿肉バーガー」を提供するお店も。

支笏湖の自然観光スポット

  手つかずに近い太古の自然の姿を楽しめる“美笛エリア”、札幌・千歳双方からアクセスが良い自然スポットなど、見どころは多い。

おすすめポイント
  支笏湖には丸駒温泉、支笏湖温泉などの名泉がいくつもある。
推定落差50メートルを流れ落ちる「美笛の滝」は一見の価値あり。この滝は国道から未舗装道(片道約20分)へ入り見学するのだが、平成26年(2014)に大雨の影響を受け、通行止めになってしまった。また「苔の洞門」は落石のために現在は展望台から見るだけになっている。どちらも素晴らしい景観を備えたスポットであるため、早期の回復を待ちたい。

支笏湖で体験できるアクティビティ

  子ども・女性に人気のカヤック体験

おすすめポイント
  支笏湖の大自然の中で、ゆっくりとカヌーを体験してみてほしい。カフェでの休憩もついている女性に人気の高いアクティビティであり、小さい子どもでも安全に楽しめる。
アリューシャン初頭期のイヌイットが使用していた船が発展したカヤックは、現在、主にスポーツやレジャーとして利用されている。そのカヤックを支笏湖では体験可能だ。小船の上から見る透き通った水、悠然とそびえ立つ恵庭岳。遠方まで見通せる湖。圧倒的な自然と景観に心奪われる体験をしてみてはいかがだろう。

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支笏湖への交通アクセス

  豊かな自然の残る支笏湖の観光へは車がおすすめ。
札幌からは1時間少々、新千歳空港からは約30分と比較的近い。千歳方面からは多くの観光バスが出ているが、札幌からは峠を越えるアクセスルートとなるので、レンタカーを利用するのがベスト。

新千歳空港から車で

  新千歳空港 ⇔ 支笏湖(約31分/約35キロ)

札幌市内から車で

  札幌方面 ⇔ 支笏湖(約1時間10分/約65キロ)
支笏湖駐車場:乗用車410円

達人が答える支笏湖のQ&A

Q どんな服装がいいですか?
A 火山の噴火によって形成されたカルデラ湖であり、方々を山に囲まれた支笏湖では、自然との触れ合いを楽しむのが基本。散策道は整備されていますが、札幌から近い「ポロピナイ」エリアや丸駒温泉も、まさに自然の中にあります。動きやすい服装であれば問題ありませんが、アウトドア系ウエアや軽トレッキングシューズで歩くのがベストですね。
Q 支笏湖は札幌から日帰りで行くことはできますか?
A 札幌から最も近い自然湖が支笏湖。市街地から向かう場合は札幌市南区の真駒内から峠(国道453号線)を越えて向かいますが、札幌駅~湖畔のポロピナイまでは約40キロ、1時間ほどです。
Q 支笏湖の名物はなんですか?
A サケの一種・ベニザケの河川残留型(陸封型)であるヒメマスが有名です。北海道では「チップ」と呼ばれています。
支笏湖のヒメマス漁の解禁期間は毎年6~8月。一番おいしく食べられる旬の時期は5月から7月です。刺身・ルイベ(一度、完全に凍らせた魚の身を半解凍したもの)・塩焼などいろいろな調理法で食べられる、非常に食味のよい魚ですよ。
千歳・支笏湖でアクティビティを満喫

支笏湖

  観光バスツアー、カヤック、カヌー、トレッキング、登山、サイクリング、乗馬など、大自然と隣接する千歳エリアはアクティビティの宝庫。支笏湖で開催されるツアーは観光客に大人気。

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