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  1. 積丹観光-うに丼と魅惑のシャコタンブルー

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

積丹観光-うに丼と魅惑のシャコタンブルー

  北海道内で唯一の海中国定公園に指定されている透き通った海と、断崖絶壁・奇岩・大岩の絶景を楽しめる積丹半島。「生うに」をはじめとした新鮮で豊富な海鮮グルメも楽しもう!

神威岬の神威岩

  積丹は北海道西部、後志地方にある積丹半島の日本海に面する地域。新千歳空港から車で3時間ほどの距離にある。積丹半島は、北海道で唯一の「海中国定公園」。青く透き通った「積丹ブルー」といわれる海で知られ、奇岩や大岩が点在し、入り江と断崖絶壁が続く。

積丹半島は古く、江戸時代からニシンの漁場として栄えていたといわれている。半島を周回できる国道229号線が平成28年(1996)に開通されると、積丹は札幌から半日で楽しめる絶好のドライブスポットに。と同時に、夏の海の青さ「積丹ブルー」の美しさを全国区に押し上げることにもなった。

生うにをはじめ、アワビ・サクラマス・ヤリイカなどの海鮮物を、積丹ではそれぞれ旬の時期に味わえる。また、積丹ブルーを間近で楽しめる水中展望船「ニューしゃこたん号」や海のアクティビティも人気急上昇中。 魅力満載の積丹をよく知る達人に、楽しみ方を聞いた。

取材/カルチャーランド 更新/平成28年(2016)11月

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積丹の達人
(すぎの かつじ)
杉野勝二さん

積丹観光の達人
  積丹生まれの達人が「網元積丹港屋 すぎの 札幌店」をオープンさせたのは22年前。積丹のウニを中心とした魚介類を堪能できるこだわりの和食店。実家は10年前まで積丹で旅館を営み、店が休みの土・日は積丹に帰って手伝っていたというだけに積丹への思いは強い。店も「すぎ乃」と改め、地元名産物を日々PRしている。

積丹観光の魅力と岬の歩き方、楽しみ方

積丹ブルー

  積丹には大きく分けて3つの岬が存在する。最も観光客が訪れる余別地区にある「神威岬」、島武意海岸、女郎子岩、灯台などのスポットがある入舸地区の「積丹岬」、宝島や美国港を望むことができる美国地区の「黄金岬」。見どころは積丹町の中でもきれいに3カ所に分かれており、しかもその3カ所が積丹ブルーの中でも最も透明度が高いとされる認定を受けている。

どのポイントもとても美しい景色が望めるのだが、駐車場から岬の突端や散策路を歩かなければならないので、歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズがあると便利だ。観光スポットとして最も有名な神威岬は先端まで徒歩約20分ほどで、途中、岬の尾根を伝いながら積丹ブルーの絶景を楽しめる。

積丹の岬の中でも特にオススメなのが「島武意海岸」。ここは「日本の渚百選」にも選ばれた名所で、澄んだターコイズブルーの透明度の高い海の景色を堪能したい人たちが必ず立ち寄る絶景ポイント。駐車場から人の背丈ほどの非常に低いトンネルを歩いて抜けると、ブルーの海が視界に一気に飛び込んでくる。このギャップが多くの人が息を呑むポイント。また、階段を下りて実際に海岸まで出られる点もおすすめする理由だ。

黄金岬もまた、岬へは気持ちのいい「チャシナ小道」と呼ばれる林道を10分ほど歩く。先端にある展望台に登れば、岬の先端にあるシンボル「宝島」と黄金岬の絶景が広がっている。 積丹に来たならば、この3つの岬ははずせない。季節によって美しい花が見られ、初夏に咲くオレンジ色の「エゾカンゾウ」は積丹を代表する花だ。

夏が旬! 獲れたての「生うに」を味わおう!

生うに丼

  積丹といえば「生うに」はハズせない。夏の味覚の王道とも言われている。積丹半島のウニの好物は粘りの強い細目昆布。この雑味の少ない優しい味の細目昆布の特徴がウニの味に出る。純な味と濃厚クリーミーな甘みが際立っているのが積丹うになのだ。

積丹は、北海道で唯一の「海中国定公園」に指定されており、透明度の非常に高い美しい海だ。 この積丹町内で水揚げされた「うに」は、その大半が地元で消費されるため、まさに“産地でしか味わえないうに”。ウニ丼を提供する店舗は、すべて地元積丹で獲れたものを使用しているため、どこで食べても濃厚な甘さ、深いコクを堪能できる。6月から8月末までの解禁期間は、観光スポットの岬も素晴らしい景色を見せてくれる時期。

積丹の「うに」は、キタムラサキウニとエゾバフンウニの2種類。エゾバフンウニは全体の1割程度と、漁獲量が少なく夏の積丹でも出回る量が少ない。現在、ウニ丼はキタムラサキウニが主流で、限定品としてエゾバフンウニの丼を提供する店舗がある。ただ、どの店も時期には売り切れが続出するので、予約してから向かおう。

地元漁師もおすすめ、知られざる絶品の白身魚

積丹の白身魚ハツメ

  「うに」の時期をはずしても、心配しないでもらいたい。4月中旬から5月中旬頃までサクラマス・ヤリイカなどが入ってくる。市場にもあまり出回らないサクラマスは脂の乗りが素晴らしい。ヤリイカは北海道の中でも最も高級といわれるイカ。9月頃にはブリやマグロが、そして10月~12月にはアワビが旬になる。エゾアワビは型は小ぶりでも身が肉厚。 また、冬にはニシンやアンコウなども採れ、1年を通して新鮮な海鮮物を楽しめるのだ。

積丹では、このほかにメバルの仲間である「ハツメ」が獲れる。地元では「大羽(おおば)」と呼ばれるのだが、実はこの魚、獲れても地元で消費されるか、北陸や関西方面に出荷されてしまう。そこで、北海道に住んでいてもスーパーなどではまず見かけない貴重な魚だ。味は淡白な白身魚だが、適度に脂が乗っていて、煮ても焼いても、そして刺身でもおいしい。時期は「うに」と近い6~7月が旬。積丹の飲食店で見かけた際には、ぜひ味わってみて。

「積丹ブルー」の海を間近で体験!

積丹ブルー体験

  「見る」「食べる」を満喫したなら、今度は「体験」を楽しんでみよう。 積丹の青い海を間近で見られる体験を紹介したい。大きく分けると積丹ブルー体験は4つあり、「水中展望船」、「和船クルーズ」「シーカヤック」「ダイビング」に分けられる。

美国港から出航する水中展望船「ニューしゃこたん号」 は、なんと海底を覗くことができる唯一のクルーザー。実際にウニや海藻が揺れる様子を目にできると同時に、海上からも青い海と風を感じられる。カモメの群れに出合った時には、パンを手のひらに乗せてみよう。マジック芸のようにパンだけをくちばしで器用に取っていくカモメとのふれあいも、また魅力だ。この水中展望船は、4月下旬から10月下旬まで毎日運行している。

「和船クルーズ」も美国港から出航していて、大型船では入れない細い入江に入って海中を覗いたり、奇岩、断崖まで近づくことができたりと、迫力ある海の魅力を体感できる。「シーカヤック」は4つの体験の中で積丹の海を一番身近に感じられる。船外機の音がせず、聞こえるのは波音や鳥の鳴き声などダイレクトな自然の音のみ。「ダイビング」はその名の通り直に海を感じられるのが魅力だ。海上から確認できない岩などもあり、トドにも出合える可能性も! せっかく積丹半島を訪れるのなら、このどれかはぜひ体験してもらいたい。

奇岩・大岩の伝説を知って、積丹をより深い旅に

女郎子岩

  岩がそそり立つ変化に富んだ海岸線には多くの奇岩・大岩が存在する。

積丹岬から伸びるシララの小道と呼ばれる遊歩道からは、写真の「女郎子岩(じょろっこいわ)」を望むことができる。沖に向かってすっと立つ着物を羽織った女性の姿に見えるこの岩にも伝説が残っている。奥州から逃れて来た源義経は、この入舸地区までたどり着き、首長の娘シララと恋仲になったのだが、追っ手から逃れるため月夜の晩に家来たちとひそかに出航した。それを知ったシララは絶壁の上から泣き叫んだが船が遠く離れるのを見て身を投げてしまった。そのシララの姿が、この岩の名の由来なのだ。

神威岬の「神威岩」にも、また義経伝説が残っている。この場所に伝わる娘の名前はチャレンカ。彼女もまた義経を強く慕ったようだ。義経が北へ向かって旅立ち、後を追ってチャレンカも神威岬にたどり着くが既に義経は出航してしまった後。悲しみにくれたチャレンカは海に身を投げた、その姿がやがて岩と化したと伝えられている。

車を停めて散策する時間を多めにつくったならば、目にする奇岩の数々が、特別な思い出と記憶を残してくれるはず。積丹半島の岩には数々の伝説が残されており、その背景を学びつつ眺めて見ると、また違った視点で楽しむことができるだろう。

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積丹観光おすすめ情報

絶景オーシャンビュースポット

  一番の見どころである積丹ブルーを望むことができるオーシャンビュースポットを紹介!

  • 積丹岬
  • 神威岬
  • 黄金岬
おすすめポイント
  1位は積丹岬のある入舸地区にある「島武意海岸」。日本の渚百選としても知られ、なんといってもトンネルを抜けるとそこは...。意外性のある視覚変化も素晴らしい。2位の余別地区にある「神威岬」の遊歩道から見る断崖絶壁は圧巻。美国地区の「黄金岬」も遊歩道からアプローチして岬の突端には展望台があり、宝島を含む漁村の眺めが秀逸。実はこの3箇所が積丹の中で最も透明度が高いエリアなのだ。

積丹の「うに丼」。おすすめ店

  積丹といえばやはり「うに丼」!「生うに」の時期が限られているので、事前に確認が必要だ!とろけて口いっぱいに広がる贅沢な一品を是非ご賞味してほしい。

  • 鱗晃荘のうに丼
  • 赤ばふん生うに丼
おすすめポイント
  シーズン中の「うに丼」は、実はどの店舗もおすすめ。ここでは、アクセス面を重視。積丹の見どころは大きく見ると、神威岬のある余別地区、積丹岬の入舸地区、黄金岬のある美国地区に分けられる。小樽方面・岩内方面の両方からアクセス良好なのが入舸地区。ここに「鱗晃荘」と「みさき」がある。

積丹の「海を感じる」スポット

  「見て」「食べる」以外にも魅力は盛りだくさん。積丹ブルーをより一層楽しんでしまおう!

  • シーカヤックツアー
  • 水中展望船
  • 岬の湯 しゃこたん
おすすめポイント
  積丹の美しいブルーを一番近くで感じたいなら、シーカヤックがオススメ! クルーザーや和船では行けないところも行けるおすすめのアクティビティ。「水中展望船」は窓越しに透明度の高い海中の自然を楽しめる唯一の船。景色を楽しみ、海底観察、さらないカモメにエサをあげてみよう。

「岬の湯しゃこたん」は積丹の海を露天風呂に入りながら満喫できるなんとも贅沢な施設で。日中も良いが、夕暮れ時がオススメだ。最近では、札幌出発を中心とした積丹を手軽に楽しめるバスツアーも人気が高い。

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積丹町(美国エリア)までの交通アクセス

  札幌方面から一番最初のアクセスポイントとなるのが美国町(びくにちょう)。この美国には「黄金岬」や「水中展望船」など見どころがたくさん。積丹町内を自由に行き来するには、やはりレンタカーがオススメだ。

車(レンタカー)で

  新千歳空港から高速道路(新千歳ICから小樽IC)で約1時間5分。小樽ICより約1時間。

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電車とバスで

  新千歳空港から快速エアポートで約1時間10分。JR小樽駅下車。路線バス積丹線で「美国」まで約1時間20分程。

神威岬(かむいみさき)までの交通アクセス

  積丹町の中でも最も西側に位置する神威岬までは、美国地区からだと約40分弱。札幌方面からはレンタカーを上手に利用しよう。

車(レンタカー)で

  新千歳空港から高速道路(新千歳ICから小樽IC)で約1時間5分。小樽ICより約1時間50分。

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電車とバスで

  新千歳空港から快速エアポートで約1時間10分。JR小樽駅下車。
路線バス積丹線で終点「神威岬」まで約2時間20分ほど。

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