北海道の魅力を現地から発信する旅行予約サイト

キーワードで検索

北海道観光情報

  1. 釧路湿原観光 水の上から原生自然を満喫する方法
PR
【あかん遊久の里鶴雅 別館】阿寒湖の絶景の中で過ごす大人の一日[タイアップ]

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

釧路湿原観光 水の上から原生自然を満喫する方法

  釧路観光の目玉スポットである釧路湿原は、「くしろ湿原ノロッコ号」や展望台など、眺めて楽しむ観光スタイルが一般的です。でも、カヌーを使えば湿原の世界はもっとディープで面白い! 釧路湿原をより深く感じるためのおすすめスタイルを紹介します。

釧路川 初夏の釧路湿原

  釧路湿原は、道東・釧路市の北側に位置する日本最大の湿原です。その広さはなんと2万8000ヘクタール、分布する動植物は2000種以上にのぼり、特別天然記念物のタンチョウを観察できるスポットとしても有名です。

自然豊かな湿原で楽しめるのは、車窓や散策コース、展望台からの景色だけではありません。釧路湿原をより深く感じるためのおすすめ観光スタイルがカヌー。実はあまり知られていない、リバーアクティビティのイチオシポイントを紹介します。

ライター/宮津有沙 更新/平成29年(2017)2月

《この記事を読む人におすすめの情報》

釧路湿原の達人
(さいとう まつお)
斉藤 松雄さん

釧路湿原の達人
  釧路川のカヌー&ネイチャーガイド「Marsh & River」(マーシュ&リバー)代表。釧路湿原のほとりともいえる標茶町(しべちゃ)塘路地区(とうろ)に生まれ育ち、20年超にわたってカヌーガイドを続けてきたスペシャリスト。

ニセコ地方を流れる尻別川(しりべつ)や十勝川など道内のさまざまな川を下った経験のうえで、釧路川の魅力は“無音”と語る。石がないために静けさがあり、自然の音しか聞こえない。この釧路湿原の魅力を、訪れる人に向けて静かに伝え続けている。

Marsh & River
⇒ http://www.946river.com/

釧路湿原を楽しむ色々な視点

JRの観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」

  釧路湿原は市街地から離れているため、アクセスは車が中心ですが、数カ所の展望台で停車するJRの観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」を使うのもおすすめです。釧路川沿いに走行する電車の窓からは、開放的な風景が広がります。

釧路湿原には、壮大な景色が楽しめる展望台がいくつも存在します。周辺の川や池沼の景色が素晴らしい「コッタロ展望台」や、360度の大パノラマが楽しめる「サルボ展望台」、展望室や資料・展示室も併設された大規模な「釧路湿原展望台」など、場所によってその見え方はさまざま。お気に入りの景色や散策コースを探して、時間をかけて展望台を巡るのも楽しいですね。

細岡展望台


▲おすすめの展望台は、湿原全体を見渡すことができる「細岡展望台」。蛇行する釧路川や、湿原の向こうにそびえる阿寒山系の雌阿寒岳・雄阿寒岳を望むことができ、そして夕日が沈む様子が美しいと人気です。数ある展望台の中でも“釧路湿原らしさ”を強く感じられるのが特徴です。

■細岡展望台(細岡ビジターズ・ラウンジ)
【住所】釧路郡釧路町字達古武22-9
【開館時間】4~5月/9時~17時、6~9月/9時~18時、10~11月/9時~16時、12月~3月/10時~16時
【休館日】年末年始(12/31~1/5)
【入館料】無料
【問い合わせ】0154-40-4455

----------

温根内の木道
オンネナイ散策路

▲また、湿原を散策する人気のコースは「温根内(おんねない)ビジターセンター」周辺の木道。湿原内の四季の変化をより体感できるこのコース、ぜひチェックしてみてください。

■温根内ビジターセンター
【住所】阿寒郡鶴居村温根内
【開館期間】通年
【開館時間】4~10月/10時~17時、11~3月/10時~16時
【休館日】火曜日、年末年始(12/29~1/3)
【入館料】無料
【問い合わせ】0154-65-2323

----------

このように多くの展望台から見られる釧路川ですが、湿原を一歩踏み込んで楽しむなら、カヌーでの川下りがおすすめです。カヌーといえば、自らパドルを持ち操縦をするイメージ。しかし、釧路川のカヌーは必ずガイドが同乗し操縦する、独特のスタイルで行われます。

釧路湿原 ガイドが同乗するカヌーツアー

その理由は、一見、緩やかに見える釧路川の流れ。屈斜路湖を水源とする釧路川は川幅のほぼすべてが同じ深さ、ほぼ同じスピードで流れ下ります。その水圧は見た目よりもはるかに強く、ひとり乗りはかなり危険。そこで、釧路川では熟練のガイドに身を委ね、景色を堪能するのが得策なんです。

釧路川でのカヌーガイド選びのコツは、「北海道知事認定」の資格をチェックすること。体験業者のホームページ等で確認するか、予約の際に問い合わせてみるのも大事です。

釧路川カヌーの四季折々の楽しみ方

釧路川 初夏の釧路川カヌー

  釧路川の上で感じられる湿原の魅力は、四季によってさまざまで、実に多彩です。

4月の釧路川

▲4月、芽吹きにはまだ早い季節ですが、釧路川本流には雪解けの水が注ぎ込みます。水位の上昇により目線が高くなるので、より遠くまで景色を楽しめるのがこの季節の特徴です。4月下旬からゴールデンウィーク頃までは、ウグイスの声が聞こえることもしばしば。湿原に春を告げる声に、そっと耳を澄ませてみましょう。

5~6月 桜や柳が色づく釧路川

▲5月~6月、春から初夏にかけての頃は、次々と芽吹く緑が見どころ。5月10日頃からはエゾヤマザクラが咲き始め、北海道にようやく訪れた春を満喫できます。初夏を迎えるにつれヤナギの木が色づき、川も緑がかってきます。また、鳥の鳴き声も大きく、生き生きとした生命力が感じられる季節です。

7月 ハイシーズンの釧路川

▲7月には、釧路川はグリーンシーズンに突入。川全体が爽やかな緑に包まれます。鮮やかな色彩に対し、釧路湿原に棲む野鳥たちは繁殖期を終えているため、この時期は鳴き声がしません。8月に入る頃にはヨシの葉が穂をつけ、夏の終わりを知らせます。

カヌーのおすすめエリアと自然観察のポイント

6月の釧路川カヌー

  初めて釧路湿原カヌーに挑戦する人におすすめなのが、湿原全体が最も生命力に溢れる6月頃。

釧路湿原 細岡エリアを出発するカヌー

初夏の釧路湿原カヌーで人気なのは、展望台のある「細岡」エリアからスタートし、「岩保木水門」まで向かうコース。木々が茂る樹林帯の中を3キロほど進み、ヨシ帯の中に入ってゆきます。ヤナギ、シラカバ、ニレのゾーンから、ヤチハンノキ、ヤチダモ、そしてヨシと、徐々に植生が変わっていく様子と川の表情に注目。

この植生の変化とともに、湿原から聞こえてくる鳥の声も変わるのが面白いポイントです。樹林帯の中では、ウグイスやカッコウ、センダイムシクイ。ヨシ帯の中ではヨシキリ、ノビタキ、オオジュリンなどの声が。植物や鳥に詳しくない人でも、ガイドの詳しい案内を聞きながらゆったりと楽しめるのです。

釧路湿原 釧路川の冬のカヌー

▲鳥の姿が見たい人には、冬のカヌーもおすすめ。冬期は木々の葉が落ちるために鳥を発見しやすくなり、オジロワシやオオワシなどの猛禽類を間近に見られるチャンスがぐっと増えます。

釧路湿原 タンチョウ

▲寒さが厳しい冬、天然記念物のタンチョウは湿原から近隣の給餌場へ向かいます。釧路湿原内でタンチョウの姿を探すなら、彼らが巣作りのために湿原に戻る3月頃を狙って訪れてみてください。

特別な釧路湿原を見るなら、朝一番を狙って

釧路川 初夏の早朝カヌー「海霧(移流霧)」

  朝一番の時間帯には、昼間には見られない特別な景色が待っています。静けさに満ちた湿原へそっと漕ぎ出す感覚は、まるで足跡のない雪原に踏み出すようなドキドキ感。

特に、夏の早朝は太平洋から入りこむ「海霧(移流霧)」で釧路湿原全体が真っ白く幻想的な景色へと変化します。朝と夜の気温差が大きい地域ならではの現象ですね。

釧路湿原 秋の早朝カヌー「蒸発霧」

また、秋の早朝は「蒸発霧」が見られるのが醍醐味。10月~11月は、川に漕ぎ出してしばらくしてから釧路川に陽が射します。霧に陽が射し、湿原全体がオレンジ色に染まる神々しい景色は、この季節だけのもの。

標高約60メートルほどの「細岡展望台」からは、なんと雲海が見られることも。なんとも楽しみな運試しです。

釧路湿原カヌーを体験する際の服装のススメ

釧路湿原カヌー 冬の服装

  釧路湿原は気温が低く、夏・秋も冷たい「霧の風」が吹きます。しっかりと季節に合った防寒をして出かけましょう。

春、初夏の頃におすすめの服装は薄いフリースと薄手のウィンドブレーカー。室内では暑いくらいの服装が湿原ではちょうどよいのです。

冬は、保温効果の高いインナーにウール素材の中間着を重ね着するのがおすすめ。フリースや、さらに上着としてダウンを着ると完璧な防寒が可能です。冬期はその上にドライスーツを羽織ってカヌーに挑むことになります。

初めての人が多く訪れる夏。この時期に注意したいのが、アブやブヨなどの虫。裸足にサンダルのスタイルでは刺される危険性があるので、必ず靴下を履きましょう。

北海道【レンタカー】スマートトラベルレンタカー

釧路湿原 おすすめ観光情報

おすすめ湿原展望台スポット

  釧路湿原の手つかずの自然をダイナミックに感じることができるのが、展望台スポット。それぞれの展望台の個性をご紹介。

おすすめポイント
  釧路湿原に広がる大自然の雄大さを堪能するならば、なんといっても釧路湿原展望台。釧路湿原展望台には湿原の世界を剥製やパネルなどを展示する建物があり、展望台デッキからは大迫力の釧路湿原をパノラマで眺望可能。次に、釧路湿原内を蛇行して流れる釧路川と湿原の織りなす世界を見られるのが細岡展望台。サルボ展望台は釧路湿原内の塘路湖が眼下に広がっている。

湿原おすすめカヌースポット

  釧路湿原の観光で一番人気のアクティビティがカヌー体験。本流、支流、湖とフィールドごとに自然を堪能できるポイントを紹介。

おすすめポイント
  釧路湿原の手つかずの自然の中、自力で川の上を進むことによって自然と一体になりながら、下っていくのが魅力。釧路川本流ツアーでは、広く開けた光景が広がり蛇行しながら下っていく様子をゆっくりと堪能できる。また、釧路川支流のアレキナイ川ツアーもおすすめ。川幅が狭く、静かでダイナミックな本流域とは違った世界だ。塘路湖(とうろこ)のカヌー体験は、湖をゆっくりと漂いながら自然を感じられるのがおすすめのポイント。

北海道の宿探しなら「宿くらべ」

  • 温泉・スパがある北海道ホテルランキング
  • 札幌で朝食がおいしいホテル3選
  • 函館で朝食がおいしいホテル3選
編集部の視点
  北海道のいい宿研究会が厳選したホテルを目的別にご紹介。お得に楽しくホテルを選んで北海道を旅するヒントがたっぷり詰まっています。自分好みのプランがきっと見つかるはず。

⇒「宿くらべ」をもっと見る

札幌で朝食がおいしいホテル3選

釧路マーシュ&リバーまでの交通アクセス

  釧路湿原のカヌーの魅力を紹介してくれた、斉藤松雄さんが代表を務める「マーシュ&リバー」を紹介。

釧路マーシュ&リバーの施設情報

  【住所】釧路郡釧路町河畔4-79
【問い合わせ】0154-23-7116
 ※釧路マーシュ&リバーのカヌープランは季節別、また一日の中で体験できるものも、非常に多彩なラインナップがある。詳しくは公式サイトを参照
【公式サイト】http://www.946river.com/

車(レンタカー)で

  JR釧路駅前から国道390号線を経由し、車で約20分

釧路湿原展望台までの交通アクセス

  釧路市街地からさほど離れていないため、公共交通機関でもアクセスしやすい。展望室や屋上から湿原や市街の広がりを眺めることができる。

釧路湿原展望台の施設情報

  【住所】北海道釧路市北斗6-11
【開館時間】5月~10月/8時30分~18時
      11月~4月/9時~17時
【休館日】年末年始(12月31日~1月3日)
【入場料】入館料(1人1回)/大人470円
【問い合わせ】0154-56-2424

車(レンタカー)で

  札幌市街・新千歳空港から道東自動車道路(阿寒IC下車)と国道を利用して約4時間~
たんちょう釧路空港~釧路湿原展望台 約20分
釧路駅~釧路湿原展望台 約30分
たんちょう釧路空港の格安レンタカーを予約できます!

バスで

その他の達人指南を見る

見る度に色が変わる五色のオンネトー

「オンネトー」五色沼と呼ばれる足寄の秘境湖の楽しみ方
「北海道三大秘湖」に数えられる、道東・足寄町(あしょろちょう)の神秘的な沼「オンネトー」。見る場所や角度の違いによって湖の色を変える五色沼・オンネトーの魅力とお・・・

広大な霧多布湿原と蛇行する川、道東らしい雄大な風景だ

霧多布湿原と浜中町、花のまちの観光ガイド
約300種の花が咲くことから“花の湿原”と呼ばれる道東・霧多布湿原。約3000平方メートルにわたって広がる湿原のミネラルが太平洋に注ぎ出すため、海と湿原の両方に・・・

屈斜路湖

屈斜路湖観光 雲海と日帰り入浴の楽しみ方
日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」は近年、“雲海”の湖として評判が高まっている。奥屈斜路温泉に宿泊すれば、早朝の雲海と壮大な展望を一挙に楽しめる。風景だけでなく野・・・

タンチョウメイン

タンチョウ、釧路湿原の美しきシンボル
1952年(昭和27)、国の特別天然記念物に指定されたタンチョウ。白の身体に頭の先の赤いアクセント、黒い羽をもつ優雅な姿は誰しもが見ほれてしまう美しさだ。この鳥・・・

知床五湖空撮

知床五湖 静謐な湖のネイチャー・ウォーク
知床五湖は、今や知床を訪れた人が必ず立ち寄るといわれるほど人気の観光スポット。知床連山の大パノラマを映し込む、美しい湖の自然を巡る散策。静謐な時が満ちている知床・・・

和商市場の「勝手丼」は店員さんとのおしゃべりが楽しい

釧路グルメ おすすめの味わい方、楽しみ方
釧路は北海道でも有数の食の宝庫。魚介はもちろんのこと、独自の発展を遂げたグルメが盛りだくさん。そんな釧路グルメの魅力をご紹介。

神の子池

「神の子池」 清里町の神秘の水辺を観光
道東・斜里郡清里町にある「神の子池」は季節によって“青色”の種類を変える不思議な美しさをもち、近年観光客が急増している小さな水辺だ。周辺には旅行口コミサイトで道・・・

釧路ノロッコ号

ノロッコ号でのんびり行こう 釧路湿原の旅
道東屈指の観光スポット「釧路湿原」を列車でめぐる旅。ゆっくりのんびり行く「ノロッコ号」の魅力やおすすめポイントを紹介!

ばんえいメイン

ばんえい競馬、帯広で迫力のレースを満喫!
パワフル! ダイナミック! 世界でたったひとつ、帯広市でしか見ることのできないひき馬レースが、ばんえい競馬だ。ほぼ通年で開催されている観戦のポイントから多彩な施・・・