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  1. ノロッコ号でのんびり行こう 釧路湿原の旅

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

ノロッコ号でのんびり行こう 釧路湿原の旅

  道東屈指の観光スポット「釧路湿原」を列車でめぐる旅。ゆっくりのんびり行く「ノロッコ号」の魅力やおすすめポイントを紹介!

釧路ノロッコ号

  「くしろ湿原ノロッコ号」は釧路湿原(釧路~塘路間)をのんびりと走行しながら景色を楽しむことができる人気の観光列車。春から秋にかけてのみ運行し、小さな湿原の湖・塘路湖のある「塘路駅」まで、6両編成の車両で釧路湿原を約1時間かけて旅をする列車です。

そのロケーションと立ち寄り駅など、「くしろ湿原ノロッコ号」の魅力をお届けします。

更新/平成29年(2017)2月

《この記事を読む人におすすめの情報》

釧路ノロッコ号の達人
(あたみ なおこ)
熱海 尚子さん

くしろ湿原ノロッコ号の達人
  釧路生まれ、釧路育ち。釧路にてOLとして勤務。釧路湿原の広大な自然が好きで、街中からも近いこともあり、よく湿原周辺を散策している。釧路湿原の奥地まで入って観光できるノロッコ号観光は外せないと話す。また、友人とともに郊外から来た人たちを案内するほどの通。

くしろ湿原ノロッコ号の旅の起点、釧路駅

釧路駅とノロッコ号

  ノロッコ号の魅力は、車ではなかなか見られないような景色を望める点。釧網本線は釧路湿原に一部沿うように線路が敷設されているため、 車窓いっぱいに蛇行する釧路川や、時折、野生動物たちの姿も目の前に楽しめます。


▲釧路川のカヌーからも、ノロッコ号の姿は楽しめる。

野生動物に出合った時には、列車を減速または停止させるといったサービスもあり、見どころでは車内アナウンスによるガイドが行われます。乗車記念品やノロッコ号車内限定のお土産なども充実。鉄道ファンだけでなく、子供から大人まで満足できる、釧路観光では外せない列車なのです。

この「くしろ湿原ノロッコ号」の発着駅となるのが、釧路駅。駅内には食事処や旅の疲れを癒してくれる甘味処「なつかし館 蔵」などの喫茶店も。昭和レトロな店内が懐かしく、まるでタイムスリップしたような感覚を体験できます。



▲ノロッコ号の3号車でも、弁当は販売される。釧路名物「くしろザンギ」の入った「のんびり弁当」だ。



▲くしろ湿原ノロッコ号はスイーツも販売。しっとりとした食感のプリンは車両内でしか味わえない一品。

出発前には先頭の車両前で記念撮影をしておきたいところですが、もし撮影を忘れてしまってもチャンスはあります。ノロッコ号の乗車後でも、駅員さんが顔はめ看板を持って回ってきてくれるので、乗車後もなかなかに面白い写真が撮れますよ。釧路駅構内で駅弁を購入し、ノロッコ号の中でゆったりと食事を楽しむのもおすすめのプランです。

そこは、釧路湿原のど真ん中「釧路湿原駅」

釧路湿原駅

  釧路駅を出発したノロッコ号は、東釧路~遠矢を過ぎ、ここで無人駅 「釧路湿原駅」に停車します。タンチョウが羽ばたく姿を模したログハウス調のきれいな駅が建つのは、なんと湿原の中。駅付近では釧路川がU字に曲がる様子を近くで見られるほか、周辺にある三日月湖も観察でき、これぞ釧路湿原といった風景を楽しめます。

駅の近くには「細岡ビジターズ・ラウンジ」があり、釧路湿原の動植物の生態を学ぶ場としても、休憩にも適した落ち着いた雰囲気の空間です。ここには、車でアクセスする人もいますが、基本的に交通量が少なめ。駅周辺では、静かに野鳥の声に耳を澄ませながら林間を散策できるのです。



▲細岡展望台から見た風景。釧路湿原のなかでも屈指のビュースポットだ。

また、釧路湿原駅から約200メートルのところには、「細岡展望台」が。蛇行する釧路川の姿だけでなく、遠くにそびえる阿寒山系の雌阿寒岳(めあかんだけ)、雄阿寒岳(おあかんだけ)も同時に望めるビュースポットとして、湿原の展望台のなかでもとっても人気のある場所。この駅で降り、ゆっくりと時間を過ごしてから上りの列車を待つのも、もちろんありですよ。

釧路カヌーの中心部・細岡駅へ到着

釧路湿原駅

  次に、くしろ湿原ノロッコ号は「細岡駅」に停車。この地域は、釧路川の左岸に「細い岡」が連なっているから、また、鉄道建設の際の監督官が「細岡」という人でその姓からとったなど、諸説あるのも面白いところです。



▲細岡エリア~岩保木水門は、夏の釧路湿原カヌーのなかでも人気のエリア。

釧路湿原の人気アクティビティである、カヌー下りの起点・終点になることが多いエリア。 また、駅から約1.5キロ・徒歩約20分の場所には、達古武湖(たっこぶこ)が広がっています。

この湖のほとり(北東側)にはオートキャンプ場があり、自然散策やアクティビティの拠点として多くのアウトドア派に利用されています。鉄道好きの人は、湖北側にある「達古武夢ヶ丘歩道」をチェック。約2.3キロの遊歩道の先には「夢ヶ丘展望台」があり、ここから釧網本線の線路までも一望できるのです。

ただ、残念ながら、達古武湖の北部エリアは車でないと行くのが難しい場所です。細岡駅から徒歩で行くのは避けましょう。まずはくしろ湿原ノロッコ号の旅を楽しんで……また次の機会に車で訪れた際に、列車の撮影チャンスを狙ってみてくださいね。

帰りの列車まで、塘路駅周辺を散策!

ノロッコ号

  最後に、ノロッコ号は「塘路駅(とうろえき)」へと到着。駅舎内には「ノロッコ&8001」という喫茶店が併設されていて、ノロッコ号を降りてからひと息つくのにもぴったり。



▲釧路に帰る列車が発車するまで、約30分ほどの時間があります。「ノロッコ&8001」だけでなく、塘路駅前にはご当地グルメを販売するローカル店舗が複数ありますので、ぜひ味わってみてください。写真の「クリームフレンド かど屋」は、夏には行列ができる人気店です。

もし夏場に、くしろ湿原ノロッコ号に乗るなら、塘路駅周辺の自然スポット散策やアクティビティを、組み合わせて楽しむことができます。7月~9月の主な期間中、列車は釧路~塘路間を2往復。そこで、午前(11時台)のノロッコ号に乗り、午後(14時~15時台)の列車で釧路に戻ることは十分に可能です(運行スケジュールは公式サイトを参照)。

塘路湖からカヌーを楽しむ、夏ならではの旅スタイル

塘路湖カヌー

  塘路駅周辺には「塘路湖」があり、ちょっとしたトレッキングに最適な距離感。また、釧路湿原のいくつかの沼を見渡せる「サルボ展望台」「サルルン展望台」など展望スポットがあり、このどちらも駅から徒歩で30ほどでアクセス可能。昼食と散策を組み合わせ、ゆっくりと楽しめるのです。

また、この駅に到着後、塘路湖から釧路川を下るカヌーを楽しみ、「細岡駅」から帰りのノロッコ号に乗るというのもおすすめのプラン。釧路の“乗り物”で人気の高いノロッコ号とカヌーを一度に楽しんでしまう、そんな夏ならではの旅の仕方もあるんですよ。

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ノロッコ号内のおすすめ「土産」

  ノロッコ号で購入できる車内限定やオリジナル土産。鉄道マニアも大人・子どももみんな大満足のアイテムを紹介!

おすすめポイント
  ノロッコ号のお土産はコアなファンが多いことでも有名で、中でも一番人気なのがノロッコプリン。濃厚な牛乳の旨味を凝縮した珍しい白いプリンである。容器も持ち帰り可能なので乗車の記念にもなる。車内限定販売ののんびり弁当は数が少なく、希少価値のあるお弁当なのでいち早くゲットしたいところ。発売間もないが、釧路駅構内に入ってくる列車のイラストが入った鉄道羊羹も人気。

ノロッコ号のおすすめ「周辺スポット」

  周辺のおすすめ散策スポットを紹介。駅からアクセスするもよし、カヌーに挑戦するもよし、と楽しみ方はあなた次第。釧路湿原を目一杯堪能してみてはいかがでしょう。

おすすめポイント
  釧路湿原の奥にひっそりとたたずむ歴史的建造物でもある岩保木水門への散策がなんといってもおすすめ。釧路湿原の秘境を肌で感じながら散策できるのが魅力。
また釧路湿原の自然のことを学びながら、休憩処としてもおすすめの細岡ビジターセンター。塘路駅の隠れた名店かど屋では、ソフトクリームやいももちがおすすめ。

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くしろ湿原ノロッコ号の起点・釧路駅への交通アクセス

  。

釧路駅の施設情報

  【住所】
釧路市北大通り14丁目1番地

【営業時間】
5時30分~22時30分

【みどりの窓口 問い合わせ】
TEL:0154-24-3176(5時30分~22時30分)
※指定席の予約は受け付けていない

【旅行センター釧路支店】
TEL:0154-25-4890(10時~18時)

【指定席予約/JR北海道電話予約センター】
TEL:011-221-1489(5時30分~22時30分)

車(レンタカー)で

  新千歳空港から高速道路(浦幌IC下車)と国道を利用して約4時間10分。
たんちょう釧路空港から約30分。

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電車で

  札幌もしくは新千歳空港から特急スーパーおおぞら(札幌⇔釧路)で約4時間弱
新千歳空港から出発の場合は「南千歳」で乗換えが必要。

バスで

  札幌駅前ターミナル~釧路駅 約6時間10分
たんちょう釧路空港~釧路駅 約45分

くしろ湿原ノロッコ号 旅のQ&A

Q 一日どれくらい走っているの?
A 4月~6月、また9月下旬~10月10日の期間中は1日1往復。ハイシーズンの夏場(7月~9月下旬)は、一日2往復しており、10月中旬(2016年は10月10日)まで運行します。

運行料金は自由席で大人ひとり540円(釧路~塘路間)、指定席を利用する場合、料金は520円が別途発生します。
Q 記念撮影などはどうしたらいい?
A まず、釧路駅の構内にてノロッコ号正面から撮るのがおすすめ! また、塘路駅に停車しているノロッコ号をバックに撮るのも、もちろんOK。乗車中も、車掌さんが顔はめ看板を持って回っているので、車内でも記念撮影が可能です。
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