沖縄の魅力を現地から発信する旅行予約サイト

キーワードで検索
  1. 「八重山諸島」豊かな自然や伝統文化が残る島々

達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

「八重山諸島」豊かな自然や伝統文化が残る島々

  沖縄本島よりさらに南に位置する八重山諸島。中心の石垣島をはじめ、日本最西端の与那国島や、島全体がジャングルのような西表島など魅力的な島がたくさんある。豊かな自然や伝統文化が残る島々の魅力を紹介しよう。

小浜島にある大岳(うふだき)から見た美しい風景

  東京から2000キロ、沖縄本島からも400キロ離れた八重山諸島。沖縄の離島の中でも人気が高い石垣島をはじめ、赤瓦の民家が立ち並ぶ竹富島や、南十字星が見えることで有名な波照間島(はてるまじま)など、個性的な島々が集まっている。それぞれの魅力を体験するには、石垣島を拠点に船で島々へ訪れる“アイランドホッピング”がおすすめ。のんびりと島を巡りながら、八重山諸島の魅力を堪能しよう。

取材日/平成26年(2014)6月 取材者/おきなわいちば編集部

《この記事を読む人におすすめの情報》

高倉 大さん
(たかくら まさる)
高倉 大さん

八重山・石垣島観光の達人
  石垣市観光交流協会の事務局長代理。15年間、ホテル業界で働いた経験を活かして、ホスピタリティ精神を発揮し、八重山観光を魅力的にしようと忙しい日々を送る。マリンスポーツ好きで、4年ほど前からスタンドアップパドルサーフィン(SUP)を始めた。最近、25年のブランクを経て剣道を再開。スポーツを通して相互交流の観光を目指す。

八重山諸島の玄関口・石垣島

石垣島の最北端にある平久保崎灯台。海のグラデーションに感動

  「石垣島の魅力は美しい自然、人の温かさ、そしてB級グルメ」と話す高倉さん。平成25年(2013)の新空港オープンやLCC(格安航空会社)の就航で、ますます人気を高めている石垣島。美しいビーチや絶景スポットも多く、達人もどれを紹介しようか迷っている様子。悩んだ末に教えてくれたのは、石垣島の満天の星空だ。
「88ある星座のうち、84の星座と1等星21個すべて見えます。九州・沖縄では最大の反射望遠鏡を備えた石垣島天文台で、週末行われる天体観望会は無料で楽しめるとあり、毎週末予約でいっぱいです。また、宇宙を立体的に見ることができる4次元デジタルの上映も行っています。そのほか、星まつりや星空サミットもあるんですよ。毎年8月に開催される南の島の星まつりは、島の人と交流できる場なので気軽に参加して下さい」。
 また、テレビで紹介されて有名になったオニササ(ササミカツのおにぎり)や、からそば(八重山そばとツナ缶などをあえたもの)など、地域限定のグルメも楽しんでほしいとニッコリ。
「石垣島は八重山観光の中心地。石垣港離島ターミナルからは7つの離島に渡ることができ、いろんな離島に行けます。まだ石垣島を訪れたことがないないなら、ぜひ遊びに来てください。素晴らしい感動体験が待っていますよ」。

思い立ったらすぐに出発! 竹富島&小浜島

夕日の名所として知られる竹富島の西桟橋

  石垣島から高速船で10分ほどの位置にある竹富島。「赤瓦の民家や白砂の小道からなる集落は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、昔の沖縄の姿を残しています。織物や多彩な芸能など、伝統を大切にする島でもあります」と高倉さん。竹富島の魅力を実感するには、宿泊することが一番だと言う。「西桟橋は夕日の絶景スポット、星空もすごくきれいですよ。宿泊した人だけが味わえる美しい島の光景です。」
 また、石垣島から高速船で25分ほどの小浜島は、朝の連続ドラマ「ちゅらさん」で有名になった島。「サンゴ礁に囲まれたコバルトブルーの海は、波も穏やか。海水浴を楽しむのもいいし、さとうきび畑に挟まれたシュガーロードをのんびり歩くのもいい。島の中央にある大岳(うふだき)から、八重山の島々を眺めるのもおすすめですよ」と教えてくれた。

大自然を満喫! 西表島&波照間島

平べったい根っこが特徴のサキシマスオウノキ

  「西表島(いりおもてじま)のジャングルはとにかく圧巻。島の約90%が原生林に覆われ、八重山諸島の中で一番大自然を満喫できると思います」と興奮気味に話す達人。「初心者やファミリーでも安心の遊覧船での川下りや、カヤックやカヌーで秘境の滝を目指すアクティビティやトレッキングもあります。早朝限定のツアーや満天の星空を見るツアーなど、泊まりがけだとさらに楽しめます。イノシシ鍋も絶品ですよ」
 西表島の南西にあり、日本最南端の有人島が波照間島(はてるまじま)だ。2月~6月にかけて南の水平線上に南十字星が見える。島内には星空観測タワーがあって、夜は天体観測体験が行われている。「ニシハマという白い砂浜が有名です。海の向かいにはサンゴでできた小さな島があり、この景色を利用したウェディングも人気を呼んでいます」。
 国立公園に指定されるほど貴重な自然が残る島々。訪れる際には島の人たちと同じように自然を大事にしたい。

小さな島も魅力がいっぱい!鳩間島、由布島、黒島

由布島では水牛車に揺られながら、のんびりとした時間を過ごす

  八重山諸島には小さな島がたくさんある。「鳩間島(はとまじま)は西表島の北に浮かぶ小さな島。素朴な町並みを残す集落は、見る人に懐かしさを感じさせるでしょう。集落近くの真っ白な砂浜は眺めも最高で、シュノーケリングツアーも人気ですね」。
 島全体が亜熱帯の植物園のような由布島(ゆぶじま)にもぜひ立ち寄りたい。「西表島と由布島の間に広がる浅瀬の海を、水牛車に揺られながら渡るツアーは人気。船頭の弾く沖縄民謡も味がありますよ」。
 ハートの形で知られる黒島は、人口より牛が多いと言われる島。毎年2月に開催される「黒島牛まつり」では、抽選会で牛一頭が当たるとか。「牛と人との綱引きもあって、なかなか見応えがありますよ。ここも海の美しさが有名で、シュノーケリングやダイビングの人気スポットです」。
 それぞれの良さが多すぎて、なかなか語り尽くせない様子の高倉さん。各島の行事やイベントに合わせて訪れると貴重な体験になるだろう。

日本最西端の島・与那国島

与那国島沖に沈む神秘的な遺跡群(写真/OCVB)

  与那国島は日本最西端の島。石垣島からは飛行機で約30分。台湾まで111キロしか離れておらず、晴れた日には、遠くに見えることもあるそうだ。TVドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても有名になった。
「神秘的な光景が見られるダイビングスポット“海底遺跡”が人気です。グラスボートで海底遺跡を巡るツアーもあります」。
 海が美しく、島には独特の空気感があるという与那国島。「花酒」という与那国だけで造られる度数の高い泡盛や、500年の歴史を持つとされる伝統の織物「与那国織」はおみやげにもおすすめ。カジキ漁も有名で、毎年7月には国際カジキ釣り大会も行われる。また、多彩な伝統芸能は国の重要無形文化財になっていて見どころのひとつ。ひと足延ばして行ってみたい島である。

《厳選ホテル》

沖縄のいい宿研究会厳選!石垣島格安リゾートホテル

八重山諸島を遊び尽くそう

気軽に行ける離島

  飛行機やフェリーで気軽に行ける!

  • フサキビーチに夕焼けを見に集う人々
  • 石垣が連なる小道を水牛車でゆったり散歩
  • 自転車で駆け抜けたい、まっすぐに伸びるシュガーロード
おすすめポイント
  LCCの就航で気軽に行けるようになった石垣島。八重山諸島を旅するなら、まずは石垣島へ行ってみましょう。石垣港離島ターミナルからは、7つの離島に渡るフェリーが出ており、石垣島から近い島なら日帰りも可能です。竹富島や小浜島は石垣島からのフェリーの本数が多く、高速船だと10分~25分で渡ることができ、訪れやすいのでおすすめです。

大自然を満喫できる離島

  南国沖縄の大自然にどっぷり浸かる

  • 展望台から眺める仲間川の流域
  • 波照間島で人気のビーチ「ニシ浜」
  • 島の東端の岬、東崎(あがりざき)で放牧されている与那国馬
おすすめポイント
  石垣市観光交流協会では3泊4日の八重山の旅を提案しています。1日目は石垣島に移動して島内観光、2日目は西表島や波照間島など各離島を巡る旅、3日目は一番遠い与那国島へ飛行機で行って一泊して、4日目に石垣島へ戻るプランです。日帰りも楽しいのですが、それぞれの島に泊まる方がより楽しい体験ができますよ。波照間島の南十字星や西表島で見る星空など、夜にしか見られないものもたくさんあるので、足を伸ばす際は日程に余裕を持って宿泊も検討して下さいね。

ここも訪れたい魅力ある小さな島々

  小さな島にも魅力がいっぱい

  • 大きな空をバックに牛が点在する風景は「これぞ黒島!」
おすすめポイント
  鳩間島は歩いて回れるほどの小さな島。由布島も周囲2キロほどの島です。それぞれ小さいながら独特の雰囲気がありますよ。鳩間島の素朴な家が立ち並ぶ集落は、昔の八重山の風景そのままですし、由布島は島全体が亜熱帯の植物園です。黒島も海が美しいことで有名で、シュノーケリングやダイビングなどのマリンレジャーをするのにはぴったりです。2月に行われる「黒島牛まつり」では、牛一頭が当たる抽選会や牛汁料理が振る舞われるなど、多彩な見どころがあります。

石垣島・離島周辺のホテル探しなら「宿くらべ」

  • 離島ターミナルから近い石垣島ホテル3選
  • 朝食が人気!石垣島ホテル3選
  • コテージタイプの石垣島ホテル3選
編集部の視点
  沖縄のいい宿研究会が厳選した石垣島・離島周辺のホテルを目的別にご紹介。お得に楽しくホテルを選んで沖縄を旅するヒントがたっぷり詰まっています。自分好みのプランがきっと見つかるはず。
⇒「宿くらべ」をもっと見る

赤瓦コテージ滞在で沖縄時間を。フサキリゾートヴィレッジ。

石垣島への交通アクセス情報

  各方面から石垣島へは飛行機で。石垣島に着いたら市街の石垣港離島ターミナルまで移動し、そこから各島へ船で渡る。石垣島離島ターミナルまでは空港から車で30分程度。タクシーなら約3000円で行ける。路線バスもあり。

飛行機で

  ・東京方面から
東京国際空港(羽田)、成田国際空港から約3時間

・沖縄本島から
那覇空港から約1時間

・関西方面から
関西国際空港、神戸空港から約2時間30分

・中部方面から
中部国際セントレア空港から約2時間30分

・九州方面から
福岡空港(夏季のみ就航)から約2時間

各島へ

  ・竹富島航路
約10~15分、ほぼ30分おきに出発(お昼時除く)

・小浜島航路
約20~25分、1日に10~12本程度

・黒島航路
約25~30分、1日に6本程度

・西表島航路
約35~40分で着く西表島大原航路(東部)、
約40~45分で着く西表島上原航路(西部)がある。
※乗り間違い注意
※上原行きが欠航の場合は、上原行きの乗船券を購入して大原行きの船に乗船して下さい。各船会社の送迎バスで西部地区まで行くことができます。

・鳩間島航路
約40~45分、1日3本

一般社団法人 石垣島観光交流協会

  石垣島観光交流協会
※八重山の観光・イベント情報などの問い合わせ先

【住所】
沖縄県石垣市浜崎町1-1-4 石垣市商工会館1F
【電話番号】
0980-82-2809
【URL】
http://www.yaeyama.or.jp
【定休日】
土・日曜、祝日
【駐車場】
あり

八重山・石垣島観光の達人が答えるQ&A

Q 各島での交通手段は?
A レンタカー、タクシーなどが主ですが、島によってはレンタサイクルがおすすめ。バスだと時間が合わなかったり、タクシーも台数が限られていたりすることがあるので、渡航前によく調べておきましょう。
石垣空港出発のレンタカー予約はこちら
Q 石垣島や離島滞在時に台風が来たらどうすればいいの?
A もし台風が接近した場合には、慌てずに台風情報に注意しながら行動を。外出は避け、海には絶対に近づかないで下さい。飛行機や離島への船便は欠航するので、渡航の際は日程に気をつけて。飛行機が欠航になったら、空港のカウンターで「空席待ち整理券」を受け取り、運行が再開されるのを待ちましょう。臨時便を運行することもありますので、情報には十分に注意しましょう。
Q 石垣島滞在中に周辺の離島観光がしたくなった場合、どこに相談すればいい?
A 石垣島へ日帰り可能な周辺の離島を観光するツアーや島巡りツアーなど、さまざまなプランがあり、石垣島の旅行会社及び石垣港離島ターミナルの各カウンターで申し込むことができます。フェリーの席に余裕があれば、当日、石垣港離島ターミナルで申し込むことも可能ですが、基本的に前日までに予約が必要です。
もっと近くの楽園を忘れていませんか?「沖縄の島旅特集」

  抜けるような青い空に、澄み切った青い海、白い砂浜、ゆっくりとした時間、赤瓦の家から聞こえてくる三線の音色。沖縄らしい南国の風景に出会えるのが離島の魅力。
人気の石垣島、宮古島を始め、慶良間諸島など日帰りで行ける離島の情報もたっぷり紹介。
マリンアクティビティ情報も満載!
⇒沖縄の島旅特集を読む

世界的リゾートで一日中グルメとアクティビティを満喫!

いざないの一枚