1. 多良間島の八月踊り

多良間島の八月踊り

【投稿日】2014年10月20日(月)| 沖縄発

日本で最も美しい村、多良間島に伝わる八月踊り

多良間の八月踊りで演じられる組踊「多田名組」の一場面

宮古島と石垣島の中間に浮かぶ人口1100人余りの多良間島。その多良間村は、日本で最も美しい村といわれています。この島で毎年、旧暦の8月8日~10日にこの島の豊年祭で演じられる「八月踊り」は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、この時期には多くの観光客や研究者が島を訪れます。

1600年代、首里王府が宮古・八重山に課した人頭税、その重税に苦しめられた島民が、税金完納のお礼と次年の豊作祈願のために行った八月御願(バチュガツウガン)での奉納踊りが八月踊りの起源とされています。元々は、祝い酒に浮かれての踊りだったものが、島で創作された民俗踊りへと変化し、さらに明治時代になって本島から古典踊りや組踊が伝わり、現在の形となりました。

多良間島の八月踊りは、当時その八月御願が行われていた仲筋地区の土原御願と塩川地区のピトゥマタ御願で開催されます。仲筋地区では「忠臣仲宗根豊見親組」と「忠孝婦人村原組」が、塩川地区では「忠臣公之組」と「多田名組」が演じられます。本島に伝わる古典の組踊と比べ、八月踊りで演じられる組踊は、野趣で優美さに欠けるとの意見もありますが、これはプロと半ば素人の演者の技量の差や、多良間土着の民俗芸能の影響でもあります。中央とは異なる伝統と捉え、素直に楽しみましょう。また、組踊以外の演目である「狂言座」という民俗踊りは、多良間の人々の喜怒哀楽をコミカルに演じ、多良間方言がわからない人でも楽しむことができます。

【平成30年(2018年)の八月踊り】
平成30年(2018)9月17日(月) 仲筋正日
平成30年(2018)9月18日(火) 塩川正日
平成30年(2018)9月19日(水) 別れ
毎年、旧暦8月8日~10日

【電話番号(問い合わせ)】
0980-79-2260(多良間村役場・観光振興課)
0980-79-2828(多良間村観光協会)

【多良間島へのアクセス】
那覇空港から宮古空港まで飛行機で約1時間、宮古空港から多良間空港まで飛行機で約20分。
多良間空港から有料バスで約10分。

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【投稿日】2014年10月20日(月)【投稿者】たびらい編集部

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