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  1. 鉄輪温泉 ぬくもりが沁みる湯治の町
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達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

鉄輪温泉 ぬくもりが沁みる湯治の町

  別府市街地と明礬(みょうばん)温泉の中間、山の中腹に位置する鉄輪(かんなわ)温泉街。鎌倉時代に湯治場として栄えたこの温泉地には、今でも全国各地から、その湯を求めて湯治客が訪れる。

湯煙が街中を覆う幻想的な鉄輪温泉の景色

  日本一の湧出量を誇る“別府八湯”の中でも、最も多くの温泉源が集中する鉄輪温泉。昔ながらの湯治場の雰囲気を残す温泉街には、小規模の“貸間”と呼ばれる湯治型宿泊施設が軒を連ねる。

町の随所から湯煙が立ち上る景観は、国の重要文化的景観に選定されている。周辺には多様な地獄(噴き出し口)が存在し、単純泉や食塩泉などの多彩な泉質が湧出。地元の人にとっても、温泉と生活が密接に関わり合っている町だ。

取材/おおいたインフォメーションハウス、平成27年(2015)12月

後藤美鈴さん
(ごとう みすず)
後藤 美鈴さん

鉄輪温泉の達人
  鉄輪温泉街の老舗旅館「入舟荘」の女将。結婚をきっかけに鉄輪へ来て以来、30年以上にわたり、この町で旅行客を迎え続けている。また、NPO法人「鉄輪湯けむり倶楽部」の一員として、定期的に観光客に対して街歩きのガイドボランティアも行う。鉄輪温泉観光における“頼れるお母さん”的な存在だ。

生活と温泉が密接な鉄輪温泉街

共同浴場「地獄原温泉」は、賽銭箱に100円を入れて利用する

  そもそも鉄輪温泉は、鎌倉時代に一遍上人が整備したとされ、一遍が開いたという蒸し湯跡が現在も鉄輪に残されている。温泉街には昔ながらの情緒が残り、通りのいたる所から蒸気が噴き出す景色は、「別府の湯けむり・温泉地景観」として国の重要文化的景観にも選定されている。

古くから湯治場として栄えてきたため、時代が流れた現在でも、観光だけでなく湯治を目的に訪れる人が多い。昔の湯治客は、いわゆる“民泊”のように民家の一室を借り、長期にわたって滞在することが多かった。そのため、温泉街には今でも小さな旅館や立ち寄り湯が点在している。

鉄輪のパワーがみなぎる湯煙の景色

源泉を流す「湯の川」は、少しもったいないような気も

  鉄輪の町並みの見どころは、いたる所からもうもうと立ち上る湯煙。火山性の湯量豊富な源泉が地中を絶え間なく伝っており、旅館や立ち寄り湯、道端など、あちこちから湯の香が漂う。こうして噴出する湯煙が、この町の幻想的な景色をつくりあげている。

鉄輪温泉街のもう一つの見どころは、「湯の川」と呼ばれる場所。ここでは源泉数と湧出量の両方で日本一を誇る別府の源泉が、轟々と音を立てて流れ落ちている。温泉の尽きぬエネルギーを、五感で味わうことができるスポットだ。

また、近くに設置されている「湯雨竹(ゆめたけ)」は、竹製の温泉冷却装置。湯温が100℃にも達するという源泉を調温するために、10年ほど前に作られたもの。この装置で、自然の力を利用して温泉の熱を適温まで下げることで、鉄輪の良泉を加水することなく源泉100%で楽しめるのだ。

触れ合いの“ジモ泉”で、心も体もぽかぽかに

公共浴場・ジモ泉は、入口からして地元の集会場のよう

  “ジモ泉”とは、「地元の温泉」のこと。鉄輪温泉街にある立ち寄り湯のほとんどは、地元の組合によって管理や掃除が行われている。ジモ泉は古くから憩いの場として、また湯治の場として、市井の人から愛されてきた。

達人おすすめの鉄輪温泉の楽しみ方は、町歩きを堪能してから立ち寄り湯を利用する方法。ジモ泉では、“風呂を楽しむ”というよりも、“地元の仲間に入れてもらう”という感覚で、自宅の風呂を借りるような“おじゃまします”という気持ちで入浴するといい。

皆で入る風呂なので、「かけ湯をする」、「身体を洗ってから湯船に入る」などのマナーも忘れずに。少しだけ勇気が要るかもしれないが、先に入っている人がいたら、ぜひ話しかけてみよう。ガイドブックやインターネットなどではわからないような鉄輪情報が手に入れられるはずだ。

鉄輪温泉の伝統料理、「地獄蒸し」を堪能しよう

温泉蒸気内の塩分がほんのり付く「地獄蒸し」

  近年、鉄輪を代表するグルメとして、取り上げられる機会が多くなった鉄輪の伝統料理、「地獄蒸し」。地熱により噴出する蒸気を利用する“地獄釜”で、卵や野菜などを蒸し上げるシンプルな料理だ。

地獄釜は昔から、湯治客や旅館の人に、日常生活の調理器具として用いられてきた。一度にたくさんの食材を蒸すことができることも、重宝されてきた理由の一つ。今では「地獄蒸し工房」などの施設のほか、地獄釜を持つ商店で食材を蒸してくれるところもある。宿以外でも、気軽に楽しめるおすすめグルメとなっている。

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達人が教える鉄輪温泉街の楽しみ方

鉄輪を訪れたら食べるべきグルメ3選

  温泉や豊富な湧水を利用して作られるグルメが多いのも、鉄輪温泉街の魅力。別府・鉄輪ならではのグルメを紹介。

  • 晴空の下で食べる地獄蒸しは、ひと味違う
  • 地獄釜で整列した蒸し上がりほくほくの「鉄輪豚まん」
  • みゆき食堂の別府冷麺セット
おすすめポイント
  「旅の醍醐味は歩くことにあると思いますし、鉄輪こそ歩く町だと思います」と達人・後藤さん。駐車場も少なく、道幅も狭いところが多いので、町歩きを楽しむにはぴったりだ。

鉄輪の観光グルメとなった伝統料理「地獄蒸し」は、古くから湯治客に愛されてきた鉄輪を代表する料理の一つ。宿や体験工房のほか、地元の商店街で軽食程度に食べられるところも。店先の地元の人とのコミュニケーションも、ぜひ楽しんでほしい。

初心者でも入りやすい鉄輪の“ジモ泉”3選

  鉄輪温泉街には、地元の人だけでなく湯治客や観光客も利用できる共同浴場がいたる所に。ふらりと立ち寄って、コミュニケーションを楽しんでみるのも、鉄輪旅行の醍醐味といえる。

  • 薬草を敷き詰めた「鉄輪むし湯」の室内
  • 「上人湯」は、脱衣所と浴槽が一体のコンパクトな空間
  • 少し温度が高めの「地獄原温泉」の透き通った湯
おすすめポイント
  達人・後藤さんたちが“鉄輪の核”と感じるのは、何といっても蒸し湯だとか。もともと鉄輪温泉は鎌倉時代、蒸し湯を筆頭に一遍上人が開いたとされる湯治場。昔の蒸し湯跡もまだ残っており、一遍上人をモデルにしたとされる「一遍湯かけ上人」の像もある。この像は、自分の体で悪い部分や治したい部分があれば、上人像の同じ箇所に湯をかけて治癒を願うものだ。

鉄輪温泉付近の“地獄めぐり”3選

  別府観光を代表する「べっぷ地獄めぐり」。8カ所ある地獄の中から、鉄輪地区よりほど近い三つの地獄を紹介。

  • 「山地獄」の地面からは、高温の蒸気が勢いよく立ち上っている
  • “地獄”の名とは程遠い美しい色の池、「白池地獄」
  • 浮かんでは弾けていく「鬼石坊主地獄」の泥
おすすめポイント
  ひと口に“地獄めぐり”といっても、各スポットにはさまざまな特色が。多様な地獄の存在は、一帯の温泉街が豊富な泉質を持っていることの表れ。入浴とはまた違った方法で、温泉のパワーを感じられる場所といえる。

ここで紹介する以外にも、「海地獄」や「かまど地獄」、「鬼山地獄」など、別府には八つの地獄がある。2日間利用できる「8地獄共通観覧券」を購入すれば、購入日とその翌日で全ての地獄を巡ることも可能だ。
※「8地獄共通観覧券」利用料金……大人2100円、高校生1350円、中学生1000円、小学生900円

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鉄輪温泉の交通アクセス

電車(JR)で

  JR博多駅から日豊本線で約1時間55分、JR別府駅西口から亀の井バスで「鉄輪」バス停下車

車(レンタカー)で

  博多から……大分自動車道利用で約1時間30分
大分市内から……大分自動車道利用で約20分、一般道(国道10号線)で約35分
大分空港から……大分空港道路利用で約40分

高速バスで

  「福岡」バス停から約2時間(西日本鉄道・大分交通・亀の井バス)、「鉄輪口」バス停もしくは「別府北浜」バス停下車

鉄輪温泉のQ&A

Q 鉄輪温泉でのおすすめの過ごし方は?
A 鉄輪は古き良き情緒を残す街。道が狭いところがほとんどなので、石畳や湯煙の景色を楽しみながら、ゆっくり街中を散策するのがおすすめ。旅館を予約している場合は、前のお客さんがチェックアウトした後の時間であれば、荷物の預かりや車の停め置きをさせてくれるところも。少しの手荷物とタオル1枚を持って、昼食や入湯がてら鉄輪温泉街を堪能してほしい。
Q “ジモ泉”にロッカーやタオルの貸し出しはある?
A 基本的には地元の人が共同浴場として利用するため、タオルや石鹸などの貸し出し・購入はないところがほとんど。また、脱衣所も簡易なもので、鍵付きロッカーもない場合も多い。大きな荷物や大金を持っての入浴は適さない。また、旅館によってはチェックアウト後に、立ち寄り湯として温泉を開放しているところもある。
Q ガイドなしでも町歩きを楽しめる?
A 鉄輪の町歩きをサポートする「おさんぽマップ」が、旅館や案内所などで配られている。それと連動して、町中あちこちの観光スポットに「琺瑯板(ほうろうばん)」という案内板もかかっている。マップを片手に、琺瑯板を探しながらゆっくり街を歩けば、ガイドのいない曜日や時間帯でも観光スポットや絶景の場所などを知ることができる。

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いざないの一枚

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