1. 知ってほしい、沖縄の海での注意事項

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知ってほしい、沖縄の海での注意事項

【投稿日】2019年05月24日(金)| 沖縄発

海やビーチでのレジャーは沖縄旅行の最大の楽しみ。しかし、その分大きな事故につながる危険も多いです。今回は沖縄の海を思いっきり楽しむためにも、ぜひ知ってほしい注意事項をまとめました。これを読んで安全に沖縄の美しい海を満喫しましょう。

シュノーケルは正しく使おう!

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沖縄の海の生き物を観察する際に使用するシュノーケル。沖縄県警察の発表によれば、平成26年度(2014)に観光客の水難事故で一番多かったのが、このシュノーケル中の事故です。シュノーケリング中に水中で誤って水が肺に入ると反射的に咳をする際に更に水が肺に入ってパニックになることが考えられます。

正しく使用すれば、安全に楽しく遊ぶことができるので、しっかりと準備をしよう。海で泳ぐ際は2人以上で行動すること。ウエットスーツ、ライフジャケットは必須アイテムです。安易に考えず、できればショップツアーに参加するなどガイド付きで楽しみましょう。

離岸流(りがんりゅう)など潮の流れが速い場所は要注意!

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離岸流とは、沖へと戻る強い潮の流れのこと。離岸流の影響により沖まで流されるケースも少なくありません。もし流された場合でも、パニックにならず冷静な対応を行いましょう。決して流れに逆らって泳がず、岸と並行に泳ぐこと。沖向きの流れから抜け出せたら、岸に向かって泳ぐ。これが最善の策です。

沖縄の日差しを甘くみると痛い目に

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夏のトップシーズンの紫外線は、東京の1.5倍。太陽の日差しは肌を刺すように強いです。海水浴ではビーチパラソルを利用するなど日陰で休まないと、重度の日焼けをしてしまいます。水面は陸上より太陽の照り返しが強いので、ラッシュガードなどで肌を守るようにしましょう。沖縄県民は日中、海に出るのを避け、日差しが弱くなった夕方から海水浴するのが普通です。

海の危険生物

沖縄の海には有毒生物が生息しており、命にかかわることもあります。必要以上に恐れることはありませんが、見かけたら近づかない、触らないこと。美しいサンゴ、イソギンチャクにも毒があるので、基本的には素手で触ってはいけません。万が一被害にあった場合は、すぐに監視員に知らせ、応急処置をして病院で手当てをすることが重要です。サンゴ礁域でシュノーケリングをする際は、ウエットスーツを着用することをおすすめします。

ハブクラゲ




イノーや入り江などの浅瀬や湾内など波の穏やかな場所に生息。触手を伸ばすと約1.5メートルにもなります。5月頃に小さい個体が見られるようになり、7~10月頃、沖縄全域に発生します。触手に刺されると激痛が走り、ミミズ腫れや強いかゆみをもたらします。

【応急処置】
さされたらすぐに食酢をたっぷりかけ、触手をピンセットなどでそっと取り除く。こすってはいけません。病院に行くまでの間、氷や冷水で冷やすと良いです。

写真提供/沖縄県

オニヒトデ




サンゴ礁全域に生息しており、日中はサンゴの裏側などの影に潜んでいます。干潮時にサンゴに触れる際にはよく注意すること。15~30センチほどの大きさで、毒をもったトゲを多数持っています。小さいものでも毒があるので、見つけても絶対に触ってはいけません。刺されると激痛が走り、吐き気や麻痺などの症状を起こすこともあり、アナフィラキシーショックにより死に至ることも。

【応急処置】
患部にトゲが残っていれば取り除き、患部から毒素を絞り出します。真水で洗ったのち消毒し、40~45℃のお湯に30~90分浸けると痛みが和らぎます。必ず病院で受診すること。

写真提供/沖縄県

オニダルマオコゼ




サンゴ礁域の浅瀬、砂地、岩礁に生息。色や形が岩や海藻などと似ており、じっとしているため見分けることが難しいです。背びれに毒を持つ鋭いトゲを持っています。砂地では体を砂の中に潜りこませていることが多いです。干潮時に砂に埋もれたオニダルマオコゼが潜んでいることがあるので、裸足でビーチを歩かないこと。刺された瞬間に激痛が走り、発汗、嘔吐、下痢を引き起こし呼吸困難に陥ることもあります。

【応急処置】
患部にトゲが残っていれば取り除き、患部から毒素を絞り出します。真水で洗ったのち抗生物質の軟膏を塗布します。40~45℃のお湯に30~90分浸けると痛みが和らぎます。必ず病院で受診すること。

写真提供/沖縄県

ガンガゼ




ウニの一種で、大きな岩やサンゴの下に隠れており、トゲだけが突き出ています。トゲは細長く非常に長い。折れやすいため、刺さると体内に残ってしまうことがあります。遊泳中にちょっと岩に触れたつもりが、ガンガゼに刺さされた、となることもあるので、肌を露出しての遊泳はできるだけ控えたほうが無難。刺されるとひどい痛みがあるが、死に至ることはありません。

【応急処置】
目に見えるトゲはそっと取り除き、傷口を真水で洗い消毒します。体内に折れたトゲが残っていることがあるので、必ず病院で受診しよう。

写真提供/沖縄県

ガヤ類




沿岸部の岩礁に生息しており、一見シダのような植物に見えますが、実際はヒドロ虫という動物の仲間。長さ10センチにも満たないが群生しているので水中ではよく目立ちます。接触すると、腕にまとわりつくように付着し、痛み、腫れ、かゆみを伴います。ひどい時はミミズ腫れになり吐き気、発熱を起こします。かゆみは1週間以上続くことが多い。

【応急処置】
刺されたら、患部をこすらないように海水で洗い流します。刺された直後は、真水やお湯、食酢を使ってはいけません。ひどく刺された場合は、病院で受診すること。

写真提供/水中カメラマン 横井謙典

イラモ




握りこぶし大の群体を作り、海藻に見えるがクラゲの仲間で、気がつかないうちに刺されることが多いです。珍しいものではなく、沖縄の沿岸部の岩の小さなくぼみなど、どこにでもいます。刺されるとチクチクした痛みが続き、赤く腫れあがります。水泡になることもあり、数日間かゆみが残ります。

【応急処置】
刺されたら、患部をこすらないように海水で洗い流します。刺された直後は、真水やお湯、食酢を使ってはいけません。赤い水泡が広範囲に広がり、痛みが伴う場合は医師の処方を受けましょう。

写真提供/水中カメラマン 横井謙典


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