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  1. 人吉観光 昭和が香る“町湯”の城下町へ
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達人指南

現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

人吉観光 昭和が香る“町湯”の城下町へ

  山間の自然に恵まれ、日本三大急流の一つである球磨川(くまがわ)が望める熊本の城下町・人吉。古くから熊本の南の玄関口とも呼ばれ、“九州の小京都”という異名を持つ。人吉に湧く名湯の魅力に迫る。

レトロな雰囲気が漂う人吉の老舗公営温泉、「堤温泉」

  熊本県の最南端に位置する人吉市。高速道路を利用すれば、阿蘇くまもと空港から約1時間、鹿児島空港からは約50分。周囲を険しい山々に囲まれた盆地に佇む城下町だが、温泉地としても知られ、市内には老舗の旅館をはじめ20軒以上の温泉施設が点在する。

湯上がりには城下町を散策したり、球磨川沿いの自然に癒やされたり、川魚料理に舌鼓を打ったり……。情緒あふれる時間が過ごせる場所だ。

取材/熊本の編集プロダクション「ポルト」、平成27年(2015)4月

井関麻子さん
(いせき あさこ)
井関 麻子さん

人吉温泉の達人
  温泉とグルメに目がない三十路ライター。人吉球磨(ひとよしくま)盆地にある熊本県球磨郡多良木(たらぎ)町生まれ。熊本市内での出版社勤務を経て、平成21年(2009)に独立。編集全般を請け負う「イセキ文書製作所」代表。現在も1年に数度は人吉球磨に帰郷し、故郷の空気を吸ってエネルギーを補給しているとか。

文化人にも愛された、歴史ある温泉

人吉温泉一帯には、50カ所以上の源泉がある

  球磨川の流れに沿って人吉市街地にある熊本・人吉温泉。相良の殿様はもちろん、種田山頭火や与謝野晶子、野口雨情など、多数の文化人をも癒やしてきたという由緒ある名湯だ。はっきりとした開湯の時期は不明だが、その歴史は古く、明応元年(1492)に相良家12代の当主・相良為続(ためつぐ)が湯治をしたという記録が残されている。

人吉の温泉は豊富な湯量を誇り、一帯には50カ所以上の源泉があるという。湯触りは柔らかく、美肌効果が高いために古くから女性に人気があり、慢性皮膚疾患にも効果が期待できる。施設によっては飲泉も可能で、慢性胃腸疾患や肝臓病、結石などへの効能でも知られている。美肌を目的としてもいいし、健康目的の湯治にもぴったりの温泉地といえるだろう。

昭和の雰囲気漂う“町湯”を味わう

共同浴場“町湯”には、いたるところに昭和の雰囲気が漂う

  人吉温泉の大きな魅力の一つは、“町湯(まちゆ)”と呼ばれる共同浴場が多いことだ。球磨川沿いを中心に20軒以上の町湯が点在し、とくにJR人吉駅からの徒歩圏内に多く集まっている。

地元の人々に長く親しまれてきた町湯には、昔懐かしい昭和の風情が今も残っている。レトロな外観や、昔ながらの番台、壁掛けの手書き広告、年代物のマッサージ機……いたるところに漂う昭和初期の雰囲気が、利用客をタイムスリップさせる。町湯を巡りながら、地元の常連客たちと会話を交わし合うのも楽しい。

清流が育むアユやウナギ 球磨川の恵みが生む人吉グルメ

JR人吉駅で販売されている駅弁「鮎ずし」

  人吉温泉の“うまかもん”の多くは、球磨川の水に由来する。上流でとれる新鮮なアユやウナギ、清冽な水で仕込む「球磨焼酎」などは、球磨川の水あってのグルメだ。

平成7年(1995)に地理的表示保護制度(品質の高さを認められ、産品の名称が保護される制度)の対象となった球磨焼酎も、人吉球磨地方の代表的な特産品の一つ。原料に良質の米だけを使用した本格焼酎で、伝統的な常圧蒸留製法で作られたものは力強く濃厚な一方、近年新たに導入された減圧蒸留製法で作られたものは爽やかでフルーティーな味わい。

球磨焼酎と地元産の梅から作られた梅酒などのリキュールも、最近では女性を中心に人気を集めている。全国的に有名な「繊月(せんげつ)酒造」や老舗「渕田(ふちた)酒造」など、蔵見学や試飲を楽しめる焼酎蔵も多い。“のんべえ”を自認する人には、ぜひとも蔵巡りを楽しんでほしい。

ところで、人吉には伝統の酒器がある。「ガラ」と呼ばれる徳利(とっくり)と、「チョク」と呼ばれる小ぶりな猪口(ちょこ)だ。良質の藻を食べて育ったアユの塩焼きをさかなに、地元ならではの酒器で本格焼酎を味わうこともできる。

◇その他の観光コラムを読む
⇒達人コラム「人吉・球磨のグルメ旅 自然が育んだ食文化」
⇒達人コラム「球磨焼酎 人吉が育んだ“銘酒”の味わい方」

歴史や文化が息づく“九州の小京都”

平家落人ゆかりの郷土玩具「きじ馬」

  温泉とグルメだけで、人吉温泉の旅は十分に魅力的だが、人吉エリアの魅力はそれだけではない。例えば人吉球磨の地は、源平合戦に敗れた平家の落人が逃れてきた場所といわれる。

落人たちが都での華やかな生活を思い返し、鄙(ひな)の暮らしを慰めるために、きじ馬や花手箱、羽子板などの美しい木工品を生み出したという言い伝えも残されている。中でも鮮やかな彩色と愛らしい形のきじ馬は、平家落人の手によって生み出されたという。これらの工芸品は、今では人吉の土産物として手に入れることができる。

達人厳選の温泉施設で、心ゆくまで名湯を堪能

昭和の雰囲気に心も体も和む公衆温泉3選

  人吉市内には、レトロな雰囲気で地元の人に愛され続ける公衆温泉が点在する。昭和初期の面影を残す湯船を紹介する。

  • 美人の湯として人気がある「くまがわ荘」の掛け流しの湯
おすすめポイント
  人吉市内には20軒以上の公衆温泉があり、中には昭和初期の創業当時の姿を留めている施設も。地元の人々と触れ合いながらの湯浴みは、宿の温泉浴とひと味違った趣がある。

一度は泊まってみたい人吉の老舗旅館

  由緒ある湯宿が多い人吉温泉。伝統と歴史を感じさせる木造建築の客室や、意匠を凝らした大浴場を備えた老舗旅館を紹介する。

  • 人吉旅館
  • 歴史ある浴槽と泉質を堪能できる「翠嵐楼」
  • 芳野旅館
おすすめポイント
  旅情たっぷりの「人吉旅館」や、人吉温泉発祥の宿ともいわれる「翠嵐楼」、江戸時代の御殿医屋敷を改築した「芳野旅館」などは、一度は泊まってみたい人吉の老舗温泉旅館として人気を集めている。人吉球磨地方の山の幸や川の幸も、存分に堪能できる。

湯上がり散策におすすめ 駅周辺の観光スポット

  人吉市街地では、JR人吉駅を中心に温泉街や史跡が比較的集まっている。球磨川を眺めながら湯上がりの散策をするのにおすすめな場所だ。

  • 青井阿蘇神社の楼門
  • 人吉城跡公園は、春は桜の名所となる
  • 球磨川に沿って連なる石垣群
おすすめポイント
  安土桃山時代の華麗な装飾がひと際目を引く国宝「青井阿蘇神社」の楼門や、「日本百名城」の一つに選出された人吉城跡、雄大な流れに時間を忘れて見入ってしまう球磨川など、人吉市内も見どころが多い。

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編集部の視点
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人吉温泉までの交通アクセス

車(レンタカー)で

  ・熊本空港から九州自動車道経由人吉IC下車90キロ、約1時間10分
・熊本市内から九州自動車道経由人吉IC下車80キロ、約1時間10分
・鹿児島空港から九州自動車道経由人吉IC下車65キロ、約50分

バス・電車で

  阿蘇くまもと空港(熊本空港)から連絡バスで八代駅行き新八代駅前下車(50分)、JR九州横断特急でJR人吉駅下車(1時間)

人吉温泉のQ&A

Q 現地で観光する時は、どんな移動手段が?
A 市内観光には、周遊バスの「じゅぐりっと号」が便利。大人500円の乗車券を買えば1日乗り放題だ。
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Q 人吉球磨の大自然を体感できるスポットは?
A ここ数年、家族連れや若者の人気を集めているのが「ラフティング」や「キャニオニング」。さらに、球磨川沿いにある九州最大の鍾乳洞「球泉洞(きゅうせんどう)」では、洞窟探検も楽しめる。鍾乳洞の内部は、真夏でもひんやりとした空気が漂う神秘的な空間。おすすめは本格装備に身を包んで鍾乳洞内を探検する「探検コース」(所要時間約70分)。
Q 気軽に楽しめるご当地グルメは?
A 人吉を代表するご当地グルメといえば、「人吉餃子」は外せない。店ごとに異なる味やスタイルのオリジナル餃子が楽しめるのが魅力だ。有名店は休日には多くの観光客や地元の人たちでにぎわう。
Q 球磨川にはカッパが出るって本当?
A 球磨川には、実は古くからカッパの伝説があり、今でも時々、カッパの目撃情報があるとか。この伝説にちなんだキャンペーン「人吉球磨カッパ捜索隊」は、近年の夏の風物詩に。キャンペーンの開催期間中に、人吉エリアに出没したカッパを目撃し、写真を撮って携帯電話で専用サイトに報告するとポイントがもらえる。集めたポイントで、抽選で人吉温泉の宿泊補助券などの賞品が当たる。
⇒詳しい情報はこちら
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