1. 豊後森 昭和の「廃線ノスタルジー」を歩く旅

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豊後の森から肥後小国へ

豊後森 昭和の「廃線ノスタルジー」を歩く旅

昭和の「廃線ノスタルジー」を歩く旅


北部九州内陸部を東西に結ぶ久大本線(久留米―大分)のちょうど中間地点、JR豊後森駅に隣接する旧豊後森機関庫(大分県・玖珠町)は九州で唯一現存する“扇形機関庫”として知られる人気のスポット。それだけでも見応え十分なのに、じつはこの“鉄道遺産”を起点に足を延ばせば、とっておきの“廃線跡”まで楽しめるって知ってましたか? しかも山間の名湯に寄り道しながら、一挙両得です。かつて大分と熊本の県境をまたぐのどかな里山の風景の中を走った旧国鉄宮原線(恵良駅―肥後小国駅区間)。その面影をたどって、いざ郷愁のショートトリップへ。


旅の出発点
西日本最大級の鉄道遺産「豊後森機関庫」


「機関車トーマス」の世界を彷彿とさせる「扇形機関庫」。機関車はこの転車台で方向転換し、水・石炭を補給。旧宮原線の出発・帰着地でした


機関庫に隣接する「豊後森機関庫ミュージアム」は旧宮原線のあゆみ(昭和12年開通、戦中の休止を挟んで戦後再開、昭和59年廃線)を学べる格好の資料室


機関庫資料展示室の奥には、「ななつ星in九州」などの列車デザインを手がける水戸岡鋭治氏のラフデザイン集など、鉄道ファン垂ぜんの資料展示も



旅の途中のご当地グルメは
あったか「だんご汁」


豊後森機関庫から宝泉寺温泉方向へ車で約8分。昔ながらの白壁のたたずまいが目印


大分の郷土料理「だんご」汁(860円)。小麦粉を練って作った「だんご」を野菜、豚肉と煮込んだ具だくさんの絶品ご当地グルメ


地元名物のサイドメニューも充実。自家栽培のこんにゃく芋で作る「さしみこんにゃく」(160円)、「湯葉刺し」(360円)も絶品です


窓辺の席から玖珠川を眺めてみて。旧宮原線が川の奥を走っていました



旧宮原線沿線の主要駅「宝泉寺」へ
ノスタルジックな駅舎に在りし日の面影たずねて


旧宝泉寺駅跡地に旧駅舎資材を利用して建てられた資料館を2017年にリニューアル。廃線跡の旅に外せないスポットです


館内に置かれたベンチや駅名標は、当時実際に使われていたもの


2階資料館には旧宮原線の歴史が詰まっています。ランプシェードや配線なども当時の駅舎で使われていたものを利用しています


地元食材にこだわった各種「駅弁」や当館厨房の窯で焼く手づくりのパンが人気。特産品や地元農家で採れた新鮮野菜も購入できますよ


温泉街の中にある天然温泉かけ流しの足湯へ。まちの酒屋さん「佐藤酒店」の軒先で、さらりとした美肌の湯を満喫



旧宮原線が走った
レールの跡たずねて里山散策


宝泉寺観光物産館前の道から県道660号線へ。旧宮原線のトンネル跡の中で、唯一、車道として転用されている串野隧道。車1台やっと通れる幅なので信号機による交互通行です


幸野川橋梁は、戦時中の鉄不足により竹を代用した通称「竹筋橋」。向こうから汽車の音が聞こえてきそう


「竹筋橋」の上は歩けます。前方の旧肥後小国駅(現・ゆうステーション)と後方の旧北里駅(現・木魂館付近)の間は約4キロの遊歩道


「肥後小国駅」が旧宮原線の終点。駅名標と一緒に当時のレールと転轍機も残されています。小さな旅の締めくくりにぴったり


※各予約の料金は6/26調べ

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